2014-12-25 21:26

中国人となら理解し合える気がする


内閣府が毎年行っている「外交に関する世論調査」の26年度版によると、日本人の8割が中国に親しみを感じず、韓国には6割強が親しみを感じておらず、中韓に対するネガティブイメージは過去最高を記録した。まあ当然の傾向だろう。

意外なのは、韓国より中国が嫌われていることだ。個人的に、韓国人と中国人を比較した場合、理解し合えるのは中国人だと思う。韓国人と違い、ネットで情報を得る中国人の多くは、政治や環境やパクリ等、中国の抱える問題点を理解し恥じている。

だから、中国政府が国威発揚の大本営発表を行うと、微博(ウェイポー・中国版ツイッター)などで「信用ならん」「嘘つけ(笑)」と突っ込みが入る。日本人の高い民度を示すエピソード等が紹介されると、素直に賞賛し学ぼうとする姿勢を見せる。

この中国人の感覚は日本人に近い。韓国人の場合、大本営発表でも「日本に勝ったニダ!」「誇らしいニダ!」とホルホルし、日本の美点は全力で否定する。中国人と日本人は学び合い理解し合うことが可能と思われるが、韓国人とは絶望的だ。

また、中国人は自虐的ユーモアや皮肉のセンスが秀逸で、日本で言うなら2chのVIP板的なノリがある。その点、韓国人は直情的でユーモアのセンスが低く、国家や民族に対するプライドが高いから自虐的な感性にも乏しい。つまらん連中だ。

大々的な反日デモや尖閣諸島での威圧的行動や小笠原の珊瑚密漁を考えれば、日本人が韓国より中国に親しみを感じないのも当然かもしれない。しかし、中国人の日本人的感性を知れば、少しは見方が変わるのではなかろうか。

内閣府の発表にそんなことを考えていたとき、2chで興味深い記事を見かけた。韓国の多国籍トークバラエティ番組で、日本代表が「日本の新幹線は安全性で世界一」と述べたところ、中国代表が「安全なのはスピードが遅いからさ」と切り返した。

番組会場の韓国人達は大爆笑し、中国のネットでは「グッジョブ」「ナイスリアクション」「日本代表は顔色を失っていたな」等と喝采が送られたそうだ。そして、これが2chのニュース速報で紹介され、ネット保守の皆様が中韓にマジギレしていた。

でもちょっと待ってほしい。

番組会場の韓国人が爆笑したのは、単純に大嫌いな日本が中国に負かされてホルホルしたからだろう。「日本ザマミロ」と。しかし、中国サイドの反応は全く別の理由が推察される。おそらく、あれは中国人お得意の自虐的ユーモアだ。

「安全なのはスピードが遅いからさ」とは、人民の命より速度を優先する中国政府が念頭にあり、自虐及び政府に対する皮肉を込めたを発言だ。決して、中国新幹線の速度を誇っているわけではなく、日本新幹線の性能を見下しているわけでもない。

中国のネットユーザーもそれを理解しており、海外メディアで政府をチクリとやってくれたことに喜び、「よく言った!(笑)」「上手い!(笑)」「日本人よ、これが中国だ(笑)!」等と喝采を送ったのであろう。中国人はこういうのが大好きだ。

そもそも、日本と順位比較して勝ちたがる韓国人と違い、中国人は日本人との優劣を競ったり、ましてや日本人の粗探しをしたり、中国民族(?)の優位性を説いたりはしない。上でも書いたが、中国人の感覚は日本人に近いものがある。

韓国は「知れば知るほど嫌いになる国」だが、中国の場合は必ずしもそうではない。もちろん、中国人にもしょうもない連中は多い。けどそれは日本もお互い様だ。中国人は「知れば知るほど嫌いになれない人々」である。まあ、政府と軍は恐ろしいが。




レコチャ:韓国の多国籍トーク番組で中国代表が日本に完勝「新幹線が安全?速度が遅いから当然」=中国ネットは拍手喝さい
http://news.livedoor.com/article/detail/9600734/
 2014年12月21日、中国メディア・観察者網は、韓国の多国籍トークバラエティ番組「非首脳会談」に出演した中国代表が、機知に富んだ発言で中国高速鉄道の名誉を高めたと報じた。
 韓国JTBCの「非首脳会談」は、3人のMCと韓国在住の外国人十数人が1つのテーマについて討論するプログラム。
 番組に中国代表としてレギュラー出演している張玉安(ジャン・ユーアン)は、「日本の新幹線は安全面で世界最高だ」とする日本代表の主張に、「安全なのはスピードが遅いからさ」と見事に切り返し、会場の爆笑を誘った。
 この話題について、中国のネットは「張玉安、グッジョブ」「ナイスリアクション」「日本代表は顔色を失っていたな」などと拍手喝さいの嵐だ。





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テーマ:日中関係
ジャンル:政治・経済

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