2010-04-28 22:51

諫早湾開門は「とばし記事」だ!

27日夜、報道各社が「諫早湾開門決定」との情報をした。諫早湾のギロチン問題は、当ブログでもその解決の難しさをエントリーしたばかりで、早々に「開門」が決定されたとする報道には正直驚いた。

 

しかし、残念ながらこれは誤報だ。明らかに「とばし記事」である。

 

27日は火曜日なので、報道の情報源が赤松大臣の定例記者会見であることはすぐにわかった(定例記者会見は毎週火曜と金曜)。早速確認したところ、どう読んでも開門を決定したようには見えない。

 

会見内容は農林水産省HPに公開されているので、当該部分を抜粋して紹介する。

 

大臣記者会見(農林水産省HP)

http://www.maff.go.jp/j/press-conf/min/100427.html

記者
諫早湾ですけれども、一部では「開門の方向」という報道も出ておりますが、その点について、ちょっと。

 

大臣
これは、今日、27日だよね。27日、今日、検討委員会が開かれるというふうに聞いております。今日か、あるいは、連休明けに行われる検討委員会で、一定の報告が出してもらえるのではないかと。

これは、必ず、「シロ」、「クロ」どちらかにして来いということを、別に言っているわけでもありませんし、それは、出し方について、あくまでも報告書ですから、それが最終決定でも何でもないですから、与党、政府として、一体として、一つの考え方を、でき得ればまとめてもらうと。
方向は出さないと意味がありませんので、方向を出せるようにしていきたいというふうに思っております。

 

記者
諫早で、その、「丁寧にやりたい」ということで、再度、現地に行かれるご意向はいかがでしょうか。

 

大臣
「来るな」と言われれば、別ですけれど、できるだけ行きたいと思ってます。それから、単に行って無理矢理説得するという意味じゃなくて、こうした場合には、こういうことを考えているんですよとか、こういうためには、こういう施策やるんですよとか、そういう言い方すると、何か開門が、もう前提になっているように取られちゃうといけませんけれども、開門するにしろ、しないにしろ、・・・・・・

 

記者
今のと関連してですけれども、ちょっと、かぶる部分もあるかと思いますが、大臣は、開門について、どういう条件が整えばというふうに考えてらっしゃいますか。

 

大臣
それ言ったら、何か、もう、開けることになっちゃうような気が、何か、それは、一応、検討委員会の答えを見てから検討させていただくと。

 

 

赤松大臣は、明らかに開門決定と誤解されないように配慮した発言をしている。これでどうして、「開門決定」とする記事が書けるのだろうか?。開門については検討委員会の報告書に書かれるだけで、実際にどうするのかはこれから検討するのだ。第一、この問題は国の控訴による裁判が継続中である。

 

Googleニュースで関連報道を拾ったが、正確な記事を書いたのは西日本新聞だけであった。以下に、とばし各社の記事と西日本新聞の記事をまとめておく。産経もとばし組であり、非常に残念である。

 

余談だが、つい先日産経新聞を友人に勧めたところ、「産経はとばしが多い」と一蹴されてしまった(笑)。

 

 

正確な報道

(西日本)諫干長期開門を了承 政府・与党検討委 農相に28日報告
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/168268
とばし記事
(読売)諫早干拓 長期開門へ、堤防閉め切り以来初
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20100428-OYS1T00189.htm
(毎日)諫早湾干拓事業:開門調査へ 政府・与党方針、農相近く表明
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100428ddm012010178000c.html
(日経)「諫早」開門調査へ 検討委、28日農相に報告書 
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C81818A9991E2EBE7E78DE0E5E2E6E0E2E3E2E2E2E2E2E2E2;at=ALL
(NHK)諫早湾 開門調査実施の見通し
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20100428/t10014124251000.html
(時事通信)諫早干拓、中長期開門へ=有明海の環境影響を調査-赤松農水相
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&rel=j7&k=2010042700787
(朝日)諫早、長期開門へ 農水省・与党検討委が最終協議
http://www.asahi.com/politics/update/0427/TKY201004270187.html
(産経)諫早湾干拓、長期開門へ きょう農水相に報告書
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/100428/lcl1004280042000-n1.htm

スポンサーサイト
  1. 指定なし
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2010-04-27 22:34

舛添氏の没落はそう遠くない

(産経)舛添、与謝野両氏、比例理由の除名に不満も
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100427/stt1004271340006-n1.htm
新党改革代表の舛添要一前厚生労働相は27日午後、自民党党紀委員会が除名処分としたことに対し「党の決定だから粛々と従う」と述べた。ただ、「厚労相としても参院予算委員会筆頭理事としても全力を挙げてやってきた。仲間の選挙も応援してきた。私を押し上げた人に十分報いたと思う。(夏の参院選で)小沢・鳩山政権を追いつめることに成功すれば、自民党支持者にも評価してもらえると思う」と皮肉まじりに不満を示した。・・・・・・・

 

喋るほどに見苦しい舛添氏。何がここまで彼を増長させたのか、その根拠を知りたいものだ。

 

舛添氏は「十分報いたと思う」と言っているが、それを判断・評価するのは自分ではなく関係者及び国民である。典型的な自己中心的な考え方であり、自己評価による正当化が通用するのは義務教育までだろう。おそらく舛添氏は、自分が自民党にいたからこそ比例に票が入った、などと勘違いしているに違いない。

 

要職を任されてきたことに関しても、自分を評価してくれていた自民党にお礼を言うべきであって、恩着せがましい嫌味を吐き捨てるとは言語道断である。「謹んで議席を返上いたします」、程度のことが何故言えないのか。

 

舛添氏の行動は、大手企業を自己都合で退社してベンチャーを立ち上げたようなものだ。企業側が「社員証を返還せよ」、と要求してくるのは当然だろう。それを舛添氏は、在社時代の功績を持ちだして拒否しているのだ。

 

さらに舛添氏は「小沢・鳩山政権を追いつめることに成功すれば」、などと言っているが、思い上がりもここまでいけば哀れですらある。参院選で奇跡の勝利を果たしたとしても、弱小政党であることに変わりは無い。金も無く、人も無く、メディアの取材も激減するはずだ。

 

国会ではほとんど発言時間が割り当てられないだろうし、発言したところで軽くあしらわれることは目に見えている。「こんなはずではなかった」、と泣きが入るのは時間の問題だ。これまでの行動パターンからして、落ち目になれば有望な政党や人気政治家に尻尾を振り始めるに違いない。

 

しかし、不義理を働いた男など誰も信用しないだろう。せいぜいテレビに出戻りして、民主党自民党へ毒を吐くコメンテーターに収まるのが関の山だ。

  1. 指定なし
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2010-04-27 22:28

国家2種の採用半減、前年対比20%の衝撃

(産経)首相、国家公務員採用の半減を指示
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100427/plc1004271050007-n1.htm
政府は27日、平成23年度の一般国家公務員の新規採用数を21年度実績(9112人)比で半減させる方針を決めた。原口一博総務相が同日午前の閣僚懇談会で表明し、鳩山由紀夫首相は「ぜひしっかりやってほしい」と指示した。

 鳩山政権は天下りあっせんの全面禁止を打ち出しており、国家公務員の退職者数が減ることが予想されている。そのため新規採用を大幅に減らして人件費を抑制する狙いだ。・・・・・・・・
 
国家公務員の新規採用を半減させるらしい。産経の記事には書かれていないが、本省採用は削らないらしいので、国家2種の採用枠をおよそ4500人削る計算になる。今現在、国家2種を目指して日夜勉強している諸氏には「ご愁傷様」としか言いようがない。単純計算しても、国家2種の倍率は前年の5倍になる。

 

しかし、これは他人事では済まされない問題だ。国家2種を減らすと言うことは、サービスの実働部隊が減少すると言うことで、国民へのサービス劣化は避けられないだろう。しかも、削減理由が「天下りで削減できたはずの人件費を賄うため」というのだから開いた口がふさがらない。

 

天下りは100%悪」と決めつけてきた民主党と、マスコミの恣意的報道による歪が表に現れてきたかたちだ。天下りは必要悪だ。優秀な官僚をリストラするための手切れ金であり、年金生活まで食いつなげるためのセーフティーネットでもある。

 

ところが、天下り撲滅などと国民受けを狙ったばかりに、官僚をリストラすることが出来なくなってしまった。天下りを禁止すればこうなることは分かっていたので、増大する人件費をどうするのか注目していたが、結果はこれか。

 

てっきり、県や市町に出先組織を吸収合併させて、見た目上の国家公務員数を減らすのかと思っていた。実際、その様な動きは何度も見せている。しかし、吸収合併に伴う予算措置が示されなかったため、その都度地方から反発されていた。結局断念した、と言うことか。

 

一般的にはまず仕事があり、そこに予算が付き、人が付く。ところが本省キャリアの場合、まず「本省の人数」があり、そこに仕事を作り予算を付けるという逆転現象が発生している。天下りには、その逆転現象を抑制する効果もあったはずだが、この効果は天下り廃止に伴い消滅する。

 

天下りを廃止して、1種の採用を減らさないのであれば、本省の人員は当然増加するだろう。したがって、本省キャリアのために新たな仕事を生み出さなければならなくなる。本省は業務の頂点であり、その下に実働部隊(地方出先機関)が配置される。

 

新たな業務を生み出せば、業務量増加に伴う地方出先機関の人員も確保しなければならない。これでどうして国家2種を純減出来るのだろうか。それでも減らすと言うのだから、民主党が何を考えているのかさっぱり分からない。

 

天下りと言う名のリストラにより、国家公務員の総数は長年微妙なバランスを保ってきた。これを崩そうと言うのだ。初年度は採用半減で凌げるかもしれないが、いつまでも数字遊びの様な帳尻合わせをしていては、やがて必ず破綻する。

 

国家行政をスリム化するなら、まずは本省の人員と業務を縮減する、これが必須だ。本気で人件費削減を目指すなら、本省にメスを入れるべし。もっとも、国家公務員の人数はすでに十分少なく、これ以上削減することには賛成しかねるが。

 

  1. 指定なし
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2010-04-26 20:10

熊本市(旧植木町)の民度に失望

熊本市の市議増員選挙で、タレントの松野明美さんが当選した。たった2人の定数で当選したのだから大したものだ。しかし、このことはno-risuの気分を暗くさせる。

 

熊本市に限った話ではないが、日本ではタレントが簡単に選挙に勝つ。タレントだから悪いわけではないが、選ばれている理由が知名度でしかない様に見えるのが残念でならない。

 

松野明美さんは元ランナーで、偉大な記録を残してきた人物であるが、現役は1993年に引退している。もう17年も昔の話だ。その後はタレント活動を主軸としており、めちゃイケ等で良く見かけた。

 

テレビ出演などの傍らで地道に政治活動をしてきたなら分かるが、松野明美さんは単にタレントとしての知名度で当選しただけだろう。マラソンは政治に関係無いだろうし。

 

仮にも自分達の代表として市政を預ける人物を、「知っているから」というだけで決めてしまうのは危険としか言いようがない。しかし、これが日本の現実だ。国民は自分に相応しい政府を選ぶ、と言うがまさにその通りだ。

 

知名度だけで当選すると言うのは、要するに政治を真面目に考えていない人々が多いからだろう。日頃から政治を考える生活をしてほしい、とまでは言わないが、せめて選挙の時くらいは真剣に自分達の代表を考えてくれないものか。

 

 

 

元女子マラソン、松野明美氏が熊本市議に初当選

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/localpolicy/384257/

 

熊本市と熊本県植木町の合併に伴う同市議増員選挙(定数2)が25日投開票され、元マラソンランナーでタレントの無所属新人、松野明美氏(41)が、立候補者5人のうち2番目の得票で初当選を果たした。・・・・・・・・・・

 

 

 

  1. 指定なし
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2010-04-26 19:33

「一つの民意」とは何だ!?

沖縄基地移設問題に関して、徳之島で1万5千人、沖縄で9万人の反対集会が開かれた。これを受けて、鳩山総理はいずれも「一つの民意」と感想を口にした。

 

この言い方がずっと気になっているのだが、「一つの」とは何だろうか。「一つの」と言うからには、他の民意が存在することが前提になっているはずだ。他の民意とはすなわち、基地の候補地になることに反対では無い、とする民意になるだろう。

 

つまり、正確に言うならば「徳之島には1万5千人の反対者が集まったが、賛成している人もいる」、「沖縄には9万人集まったが、賛成している人もいる」、という意味になるわけだ。

 

徳之島の場合、島の人口は2万6千人であり、1万5千人は島民人口の過半数を超える。中にはプロ市民やそれらに動員された人々もいただろうが、それほど大がかりな動員がかけられたとは聞いていない(あくまでno-risuの情報網によれば)。

 

ここまで大規模な反対集会ならば、すでに「一つの」で片づけるのは不適切に思える。鳩山総理は、あとどれほどの住人が集まれば、「一つの」を外して、「沖縄の」や「徳之島の」民意として認めてくれるのだろうか。特に徳之島は、すでに十分な人数が意見を表明していると考えるべきではないのか。

 

あくまで複数ある意見の一つ、としか認めない態度は、国民の声を絶対に無視しないと強弁してきた鳩山総理の「逃げ」に見える。これを認めれば、世論調査のほとんど全ては「一つの民意」でしかなくなってしまう。鳩山総理得意の「ブーメラン」の伏線だろうか。

 

沖縄の9万人、徳之島の1万5千人を「一つの」として片付けるなら、アメリカの要求も「一つの考え方」として考慮しているとアメリカに言ってみればいい。アメリカは激怒するだろうが、それは沖縄も徳之島も同じことだ。

 

着地点をどこに定めても、かならず大規模な反対は起こる。しかし、決定する時にはその理由を説明する責任が鳩山総理にはある。普通に考えれば、「国防の観点から住民には我慢してもらうしかない」、などと苦渋の決断を装うのだろうが、鳩山総理にそれが出来るのだろうか。

 

結局最後まで、「一つの民意であり尊重する」などと言い続け、肝心の説明はしないままに逃げを打つのではないだろうか。「一つの民意」で逃げていられるのは今の内だけだと思うが、鳩山総理ならそのまま最後まで逃げ切る可能性も十分に考えられる。

 

それとも、(もう一つの)民意に従った、などと堂々と法螺を吹くのだろうか。

 

 

 

沖縄県民集会 首相「民意の1つ」

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/diplomacy/384364/

 鳩山由紀夫首相は26日午前、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の県外・国外移設を求める県民大会が同県読谷村(よみたんそん)で開かれたことについて、「沖縄のみなさんが大変大きな集会をされたことに対し、当然民意の1つの表れと理解している」と述べた。・・・・・・・・・

 

 

  1. 指定なし
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2010-04-22 22:04

阿久根市ブログ市長を斬る57

竹原語録第10弾。

竹原市長は控訴したそうですね、たぶん最高裁まで行くんでしょう。

 

ま、それはさておき竹原語録第10弾スタート!。今回は2008年5月の続きから。

 

 

 

ブタもおだてりゃ木に登るって言うじゃないですか。あのバカなら天まででも昇ってくれますよ

(2008/05/16 (金) 「嫌でも、嫌いでもするしかない」より)

*no-risu注:あのバカ=斉藤洋三・前市長。この時期、竹原氏は市長選挙出馬が決まっている。

 

法律の事を全く分からないチンピラを政治家にするからこのザマなのだ。

(2008/05/18 (日) 「選挙に勝って政治に負けて」より)

 

学問は本来、個性を表現し、共感を得る道です。

(2008/05/23 (金) 「PTA新聞原稿」より)

 

苦しすぎる。死んだ方がましだ。 私は殺される覚悟、死ぬつもりで阿久根市の不正を告発するビラ配りをはじめた。

(2008/05/24 (土) 「阿久根市政の目標」より)

 

自分は生きている事に違和感がある。周波数が違うのにここに居るという感じだ。

(2008/05/24 (土) 「阿久根市政の目標」よりその2)

 

自分は世間に同調ができない。波風立てたくなかったら世間が自分に合わせてもらうしかない。

(2008/05/24 (土) 「阿久根市政の目標」よりその3)

 

殺されてもいいから早く終りにしたい。自分のような人間が出てこなくても良い阿久根にしたい。私に「君は死に急いでいる」と言った人がいる。私は殉職を目指している。

(2008/05/24 (土) 「阿久根市政の目標」よりその4)

 

実は無価値な紙切れ「おかね」も宗教的信仰が支える「おふだ」であり、支配の道具である。

(2008/06/07 (土) 「「ツァイトガイスト」ファイナル・エディション」より)

*no-risu注:ツァイトガイスト=9.11などの陰謀論を扱った3部作のドキュメンタリー映画。

 

生きている事は本当に辛い。やるべき事を出来るだけ早く終らせてこの人生を終らせたいと思う。

(2008/06/09 (月) 「生きてることが辛いなら」より)

 

おカネについて私達は全くの無知に等しい。

(2008/06/12 (木) 「阿久根市経営の基本中の基本」より)

*no-risu注:「私達」に竹原氏自身は含まれない。

 

人の代わりにおカネに好かれようとしている。実に滑稽だが、これが私たちの現実だ。

(2008/06/13 (金) 「使い使われ、人とカネ」より)

*no-risu注:「私たち」に竹原氏自身は含まれない。

 

南日本新聞社の取材は受けません。

(2008/06/16 (月) 「南日本新聞社からの抗議」より)

*no-risu注:公職選挙法を順守しようとした新聞社への嫌がらせ。

 

 

2つ前のエントリーから文字の大きさ変えました。少しは読みやすくなったような・・・。

 

 

 

  1. 指定なし
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2010-04-22 20:06

鳩山総理の真の「腹案」

普天間基地問題に関して、鳩山総理は「アメリカの意向が重要である」と言いだした。あれほど「国民のための政治」を連呼していたのに、この方針転換は不自然だ。よほど先の日米首脳会談がこたえたのか。

 

なにしろ、オバマ大統領は10分しか時間を取ってくれなかったうえに、「責任取れんのか?」と不満を露わにしたのだからショックだっただろう。ホワイトハウスの報告書には、会談では無く「話した:talk」と表現されており、さすがの鳩山総理も「まずい」と思い始めたのではないか。

 

鳩山総理の「腹案」は、各種報道をみる限り徳之島案だろう。これまでの鳩山総理なら、まずは徳之島の民意を確認・尊重したはずだ。しかし、平野官房長官が気を利かせたため、確かめるまでもなく徳之島は断固反対の意向であることが分かってしまった(笑)。

 

国民の生活が第一の民主党にとって、いまさら「徳之島」の名前を出せる状況ではない。腹案の公表が出来ず、オバマ大統領がどんどん冷たくなる現状では、「アメリカの意向が重要」としか言いようがなかったに違いない。しかし、これは国内だけに通じる言い訳であって、アメリカの意向は従前から変わっていない。

 

肝心のアメリカであるが、一貫して現行案(日米合意)の遵守を主張している。100歩譲っても、地元合意が得られている候補地を示すように要求している。現行案でもなく、地元合意も得られていない徳之島では、アメリカの理解を得ることは不可能だ。「アメリカの意向」がどうのなど、所詮はその場しのぎの苦しい言い訳でしかないのだ。

 

結局のところ、この問題の着地点は日米合意の復活しかないだろう。アメリカはそれを望んでいるし、幸いなことに名護住民の半数は容認派だ。目下の障害は、鳩山総理のプライドと社民党くらいなものだ。いちいち邪魔をしてくる社民党など切って、総理が辞任すれば日米合意復活は可能だろう。

 

社民を切るかは別として、実際その通りになるのではないか。先日の党首討論で、谷垣総裁が「職を賭してこの問題を解決すると約束してほしい」と言うと、鳩山総理は「覚悟を持って努力している」と明言した。谷垣総裁は、5月決着しなければ鳩山総理は辞任するのだと受け取っていた。毎日新聞などは「かわした」と社説で書いていたが、no-risuは谷垣総裁と同じ様な意味に受け取った。

 

発言がころころ変わる鳩山総理ではあるが、この発言は普段の思いつき発言とは少し違うような気がする。言わば「逃げ道」としての進退宣言ではないのか。「やってみてダメだったらごめんなさい」、をする予告に聞こえる。

 

鳩山総理が全ての責任を被って辞職し、日米合意を復活させる。これが一番現実的な選択に思える。結局元に戻るだけなのだが、底の見えない泥沼化した現状にあってはウルトラC級の解決策だ。案外、これが鳩山総理の本当の「腹案」なのかもしれない。

 

いや、そうであってほしい。

 

 

  1. 指定なし
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2010-04-21 20:41

ゆたかな学び? ゆとり教育の新呼称か!

日教組は4月20日、「全国学力テストは学力の点数を計るものでしかなく、社会に出て生きる力につながる「ゆたかな学び」を考慮した調査に見直すべき」、とする意見書を文部科学省に提出した。

 

「ゆたかな学び」、などと胡散臭いことを言い出すあたりがいかにも日教組らしい(笑)。何が「ゆたか」だ、それくらい漢字で「豊か」と書けば良いのに。どうせゆとり教育が失敗したので、今度は「ゆたかな学び」に呼び名を変更したのだろう。一見聞こえの良い言葉の裏に、実はろくでもない思想を紛れ込ませるのがサヨク団体の常套手段だ。早速意見書を読んでみたが、案の定ろくでもない内容だった。

 

日教組は意見書の中で、以下の通り現行制度を批判している。

 

調査の実施要領において「本調査により測定できるのは学力の特定の一部分であること、学校における教育活動の一側面に過ぎないこと」と記載があるように、学力とは点数だけに限られるものではなく、学ぶ意欲や学びの過程、学びあう人間関係づくりなど、子どもたちが自立し、社会に出て生きる力につながる「ゆたかな学び」が大切であると考えます。

 

はて、どことなく聞き覚えのある内容である。意見書中の「ゆたかな学び」を「ゆとり教育」や「総合学習の時間」に置き換えても、なんら違和感を感じない。はっきり言って、これまでの主張をそのままに、看板を掛け替えただけではないのか?。

 

また、現行教育の欠陥について以下の通り指摘している。

 

国際学力調査(PISA・TIMSS)から、日本の子どもたちは学習への興味・関心が低レベルにあることが明らかとなっています。さらに、社会性や責任感が育たないという指摘もあります。

 

 

日本の学力調査を批判しておきながら、批判の根拠が国際学力調査か(笑)。だいたい、日教組が社会性や責任感を語るなどお笑い草である。日教組の掲げる過剰な「個の尊重」は、社会性や責任感と相反する教育だろう。

 

それでも言い張るなら、国旗掲揚・国歌斉唱時に起立しない反社会的教師を厳しく指導してみるがいい。しかも、それらの教師の中にはわざわざ卒業式に休暇を取る不届き者までおり、教師としての責任を完全に放棄していると言えるだろう。

 

 

以上を踏まえ、日教組が要求する「改善案」は以下の通り。

 

・まずは現行方式を廃止する。

・学力だけではなく、教育条件(環境)を調査する内容に変更する。
・実施回数を、現行の毎年から3~4年に1回にする。
・抽出率を30%から5~10%にする。
・子ども一人ひとりの学習意欲や思考のプロセスにおける課題を把握する。
・県教委が各学校に口出し出来ないようにする。

 

4年に1回とか、オリンピックか(笑)。直接的な文言は出てこないが、日教組が常日頃から叫んでいる「子どもの権利条約」に基づいていることはありありと感じられる。なるほど。日教組は、毎年の全国学力調査が子どもの人権によろしくない、と考えているのか。

 

「ゆたかな学び」、などと余計なことを考えている暇があるなら、まずは教師の教育から始めたらどうだ?。

 

 

なお、意見書の全文は以下のアドレスから確認出来ます。

 

(日教組HPより)全国学力・学習状況調査意見書(4.20文科省提出)

http://www.jtu-net.or.jp/blogdocuments/iken.pdf

 

  1. 指定なし
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2010-04-20 21:57

阿久根市ブログ市長を斬る56

竹原語録第9弾。

 

語録を作ろうとすると、必然的に多数の市長ブログを読むことになる。すると、徐々に体が市長ブログを拒絶するようになる。本能的に、何か危険な香りを感じ取っているに違いない。

 

では、竹原語録第9弾スタート!。今回は2008年4月から。

 

 

どっちにしろあの能無しハッタリだけのバカタレぼんさんが市長をしているうちはどうにもならない。

(2008/04/01 (火) 「投稿メールのご紹介」より)

 

官僚組織(寄生虫)は県や市町村に実に細かい指図をします。否応なしに地方公務員は寄生虫組織の構成員となります。

(2008/04/03 (木) 「なぜ役人は市民を見下すのでしょうか。」より)

 

ガソリン税が25円下がったのに販売価格が下がらない。「仕入れる時にかかっていたから売り切ってしまうまでは下げられない。」などと言っている。

(2008/04/04 (金) 「権力を握った連中が守るもの」より)

 

メディアの国民を騙してでも権力にすり寄りたがる体質がどうにも臭過ぎる。

(2008/04/04 (金) 「権力を握った連中が守るもの」よりその2)

 

蛇に逆立ちはできない。ブタは木に登れない。幼稚園児に高等数学は解けない。無理言うな。出来るはずのない人間に可哀想じゃないか。

(2008/04/08 (火) 「議会を変えてください」より)

*no-risu注:出来るはずのない人間=阿久根市議会議員。

 

この国の本当の姿を国民は全く知らない。情報が遮断された国はある日突然、崩壊する。

(2008/04/09 (水) 「国民に対して背任をする国家」より)

 

アメリカ大統領に誰がなろうがそれは操り人形に過ぎない。国際金融組織の道具だ。

(2008/04/13 (日) 「市民の覚醒」より)

*no-risu注:国際金融組織=ユダヤ世界資本。ロスチャイルドとかのこと。

 

ゴミはゴミ箱に捨てるべきで、ゴミを棚の上に飾って置くのは馬鹿げている。

(2008/04/13 (日) 「市民の覚醒」より)

*no-risu注:ゴミ=阿久根市議会議員。

 

警察と暴力団が同一組織である事。警察が国民の財産を強奪する犯罪者集団である事。

(2008/04/20 (日) 「警察は日本最大の犯罪者組織」より)

*no-risu注:オルタナティブ通信より引用している。

 

カレーの入ったうんことうんこの入ったカレーどちらが良いですか。与党と野党の違いだ。どちらが体により悪いかという程度の差でしかない。

(2008/04/23 (水) 「カレーに例えて」より)

 

本当の社会を教えてもらえず、知的な意味で社会に裸で放り出される子供達が不憫でならない。

(2008/05/02 (金) 「行政の道具としての教育」より)

 

固定資産税収入を増やせば、基本的に交付税が減る。結局、熱心な固定資産税徴収は阿久根市役所のためにさえなっていない。

(2008/05/08 (木) 「財政基本中の基本」より)

 

ヒラリークリントンは何者か。知っている人は知っている。蛇の目になるヒラリークリントンの瞳孔に注目

(2008/05/14 (水) 「シェイプシフティング(変身)」より)

*no-risu注:YoutubeのCG映像を本物と信じた時の一言。オカルト信者の間では、裏で世界を牛耳っている連中の目が、爬虫類の目に変化すること信じられている。

 

 

久しぶりに語録を抜き出してみたが、あらためて竹原市長はまともではないと実感した。これが阿久根市市長の真の姿だ。

 

  1. 指定なし
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2010-04-20 20:11

軍隊を尊重する韓国・侮辱する日本(哨戒艦沈没事件)

日本ではあまり報道されていないが、お隣の韓国では哨戒艦沈没事件の話題で沸騰している。朝鮮日報のオンライン版をみると、アクセスランキングの1位から20位までを関連報道がほぼ独占している。

 

韓国政府は調査中として明言を避けているが、世論は北朝鮮が犯人だと断定しているように見える。連日のように北朝鮮の犯行方法がシュミレートされ、その狙いや背景の分析も盛んに報道されている。

 

この事件について、韓国の李大統領は、死亡した乗組員46人の名前を読み上げ、涙を流しながら冥福を祈ったいう。韓国国民は、本当に良い人物を大統領に選んだと思う。正直言って羨ましいかぎりだ。

 

もしも日本で同じ様な事件が発生した場合、鳩山総理は自衛官のために涙を流すだろうか?。北沢防衛大臣は断固たる決意を語るだろうか?。マスコミは犯行国の追及をするだろうか?。

 

残念ながら、答えは全てNoに違いない。せいぜい「遺憾の意」を表明するのが関の山だ。記者会見ではもっともらしいことを言うかもしれないし、駐日大使を呼びつけて抗議するくらいのパフォーマンスは見せるかもしれない。

 

しかし所詮はポーズであり、感情が伴わないから泣くことも無いだろう。だいたい冥福を祈ろうにも、特アや売国メディアや売国議員らに妨害されるのが日本だ。

 

マスコミは報道するだろうが、決して「原因」は追究しないだろう。追及するのは、自衛隊の「責任」だけだ。それは過去の報道からも明らかだろう。

 

原因がはっきりしていないうちは、理不尽な自衛隊バッシングを連日繰り返す。しかし、自衛隊側に非が無いと分かると、何故かピタリと報道しなくなる。

 

それどころか、「1隻だけなら誤射かもしれない」と犯人を庇う可能性すらある。朝日新聞は北朝鮮のミサイルですらそう言っていたのだから、それが中国韓国なら2隻でも3隻でも許すかもしれない。

 

「やられたらやり返せ!」とまでは言わないが、自衛隊の尊厳を踏みにじり、士気を下げることしかしない政治家・マスコミにはうんざりだ。

 

 

(朝鮮日報)哨戒艦沈没:「原因を明らかにし、断固とした対応を」(上)

http://www.chosunonline.com/news/20100420000034

(一部抜粋)

李大統領は今回の事件で犠牲となった46人の氏名を一人ずつ読み上げながら、「今や皆さんはわれわれを信じ、われわれにすべてを任せて安らかに眠りについてほしい。これは命令だ」と語った。その際、ハンカチを取り出して涙をふいた。

 

  1. 指定なし
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2010-04-19 21:32

阿久根市ブログ市長を斬る55

竹原市長が、広報阿久根の市長コラムにおいて、阿久根市職員と市民の年収別人数割合を公表した。このデータ、3月28日と4月6日の市長ブログで先行公開されていたのだが、内容は極めて杜撰な代物だ。

 

実は、このことをエントリーしようと文章を書いたことがある。しかし、あまりにも長いエントリーになってしまい、泣く泣くボツにした(本エントリーの3倍以上になりました)。

 

このまま無視しようと思っていたが、広報誌にまで載せられては斬らないわけにはいかない。ボツにしたエントリーの教訓を踏まえ、ポイントのみを列挙して市長データの詐欺を暴く。

 

 

広報阿久根の当該ページ(市長ブログより)

*no-risu注:データは平成20年1~12月年間給与収入比較(農業等除く)。対象人数は年間10万円以上給与収入のある9346人

http://www.city.akune.kagoshima.jp/osirase/koho/h22_4/4-5.pdf

 

参考:ブログのグラフを表に打ち直しました。

 10万~100万未満100万~200万未満200万~300万未満300万~400万未満400万~500万未満
市内民間企業  21.10%  26.90%  21.90%  14.40%   7.20%
市役所(臨時含む)  14.80%  22.50%  3.60%   7.50%   5.90%
国・県正規職員     0%     0%  3.90%     9%   7.90%
500万~600万未満600万~700万未満700万~800万未満800万~900万未満900万~1000万未満1000万以上
   3.50%   2.10%   1.30%   0.40%   0.20%   0.90%
   8.60%    13%  21.60%   2.50%     0%     0%
  14.30%   17.20%  21.10%  16.50%   7.50%   1.10%

 

 

 

問題点1 農水産業の収入が含まれていない

阿久根市の最大産業は農水産業であり、実に産出額の17%を占める。農水産業従事者の多くは兼業なので、兼業収入のみでカウントされている。このため、阿久根市の労働者数はほとんど変わらず、収入のみが減少するデータが作成されてしまっている。

 

問題点2 自営業者の収入が含まれていない

データの調査対象は、年収10万円以上の「給与」所得者である。1の農水産業が含まれなかったのもこのためであるが、給与所得ではない自営業者の収入も除外されている。法人化されていない個人店や、個人デザイナー・設計・コンサル・芸術(絵画・物書きなど)等の収入はカウントされていない。

 

問題点3 パート・バイト・日雇等も同列に扱われている

市役所職員は、民間で言えば正社員にあたる。年収を比較するなら民間正社員と比較するべきだ。共稼ぎのパート労働は、年収103万円を超えると控除対象から外れるので、それ以内の年収に抑える人も多いだろう。バイト・日雇には、学生や孫への小遣い稼ぎのリタイヤ世代も含まれる。データには、それらの人々も等しくカウントされている。

 

問題点4 年齢が考慮されていない

国・地方を問わず、公務員の定数は削減の一途をたどっている。阿久根市も例外ではなく、新規採用を絞るので自ずと高齢化が進んでいる。ほぼ年功序列の賃金体系の公務員にあって、年収割合だけを抜き出し比較されるのは不公平である。比較するなら、年齢階層別に考えるべきだ。

 

 

地方公務員の給与が高い、ということについては確かに同感だ。村や町役場の給与体系が国家公務員の俸給表に準じているのは馬鹿げている(県庁・政令市・一部の市等除く)。仕事は楽、転居を伴う人事異動無し、責任は国に押し付ければ良い、そのくせ給与の決定は霞ヶ関準拠。誰が聞いてもおかしな話だろう。

 

しかし、仮にも市長たるものが恣意的データで市民を扇動してはいけない。いや、恣意的と言うよりも、悪意に満ちた捏造データに近いだろう。必要以上かつ理不尽なバッシングは、単に市職員へのリンチでしかない。

 

竹原市長よ、いくら目的のためでも卑怯な真似はするな!。

 

 

  1. 指定なし
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2010-04-19 20:09

既成事実への挑戦(諫早湾開門問題)

赤松農林水産大臣が、諫早湾について現地で開門賛成派・反対派の意見を聞き取った。赤松大臣が言うには、早急に双方が合意できる内容で解決を目指すらしい。しかし、これは相当の難問だ。

 

諫早湾の潮止め堤防(通称ギロチン)は、個人的には無駄な公共事業以外の何物でもないと考える。しかし、それならすぐに撤去すれば良いか、というと問題は簡単ではない。というのも、堤防の内側には農地が造成されており、すでに農家が入植・生産を始めている現状があるからだ。

 

つまり、農家の入植という既成事実が、問題の解決を困難にしている。仮に堤防を開門すれば、農業用水として利用していた堤防内の淡水は海水になり、農業用水が使えなくなる。農地が海と隣接することになるので、塩害・潮害も発生するだろう。

 

諫早湾に限らず、既成事実を崩すのは非常に困難だ。竹島北方領土問題や、外国人参政権にも同じ問題が見られ、いずれも解決が困難な問題だろう。竹島は韓国の実効支配、北方領土はロシア人がすでに生活基盤を築いている、外国人参政権は付与した後に取り上げることが困難、と言った具合だ。

 

与えないことは比較的たやすいが、与えた物を取り返すのは困難なのだ。もっと身近な例で言うならば、友人に金を貸さないことは容易だが、貸した金を取り立てるのは難儀する。

 

赤松大臣は双方の理解を得るような解決策を模索するらしいが、開門する・しないだけを議論しては100%平行線になるはずだ。開かなければ水産業の被害が深刻だし、開ければ干拓地の農業が壊滅するからだ。

 

現状は水産業者が一方的に被害を受けて、農業者はぬくぬくと生産を続けている。一見不公平だが、これが既成事実の力だろう。赤松大臣は、この現状を解決するための具体策は考えているのだろうか。

 

一番簡単な解決策は、単に金をばら撒くことだ。まさかそんなことはしないだろうが、補償金額を吊り上げていけば、やがて「合意」に至る。その場合、おそらくは水産業者が折れる。開門しても水産資源が回復するには長い年月がかかるだろうし、そもそも水産資源の減少とギロチンの関連性は証明されていない。誰が見ても明らかにギロチンのせいだが、水産資源が回復しない可能性が捨てきれなければ、金銭補償に応じる可能性が高い。

 

もう一つの解決策として、造成干拓地の水際をぐるりと堤防で囲い、農業用水を他所から引いてくる方法がある。これが完成すれば、ギロチンの開門は問題ではなくなる。ただし、当然ながら巨額の公共事業費が必要になる。堤防もそうだが、農業用水を引っ張ろうにも近くに水源が無い。

 

比較的近くに多目的ダムの土師野尾ダム、飲料水用の小ヶ倉ダムがあるが、干拓地を潤せるほどの余力があるか不明だ。仮に余力があったとしても、費用対効果は間違いなく1を割り込む(原則として、費用対効果が1を割り込む公共事業は執行不可)。余力が無ければはるか遠方から水を引かねばならず、事業費は際限なく膨らむ。

 

いずれにしろ、国が既成事実を覆すには多額の税金投入が必要になるということだ。赤松大臣に、その覚悟はあるのだろうか。世間的にはあまり注目度の高くない案件であるが、ばら撒き体質の民主党がどの様な解決策を計るのか非常に楽しみである。

 

まさかとは思うが、農業者・水産業者のどちらかを切り捨てて一方的に解決宣言、なんてことはしないと信じたい。

 

  1. 指定なし
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2010-04-16 21:11

民主党支持率下落の不思議

民主党の支持率は、世論調査を行う度に下落している。民主党を支持しないno-risuからすれば結構な話であるが、何故こうも下がり続けるのか理解に苦しむ。

 

民主党は大変良くやっていると思う。わずか半年でここまでやるか、と思わせるほど、マニフェストに従って次々と政策を実現している。

 

社会保障を見れば、子ども手当の支給が開始された。22年度は半額支給だが、来年度からは満額支給になる。制度の開始が間に合っただけでも大したものだ。また、高校無償化も決定・開始され、22年度から公立高校は無料、私立高校は一定額を助成される。相変わらず財源が不明だが、まぁなんとかするのだろう(笑)。これで民主党の支持率はアップするはずだ。

 

政治主導・公務員制度改革はどうか。民主党は政務3役を省庁の絶対的支配者として配置し、官僚の決定権は剥奪された。政務3役など素人同然なので、彼らの出す政策は酷評されているが、公約通り政治主導になった。さらに、官僚の人事権を掌握する法案も通したので、官僚は翼も牙ももがれた状態になっている。これで民主党の支持率はアップするはずだ。

 

高速道路無料化は、早速一部路線で社会実験が始まった。実験の結果を分析し、無料化を進めていくと言うのだから今後に期待できる。休日1000円上限のETC割引は廃止されるが、代わりに上限2000円(普通車)の定額料金が導入される。休日1000円は一時的な経済対策であり、いずれ元の料金に戻される予定だったことを考えれば上々の値下げ料金だ。しかも、新たな上限料金制度は休日だけでなく平日も含まれる。これで民主党の支持率はアップするはずだ。

 

基地問題はどうか。民主党は自民の作った日米合意を「負の遺産」と決めつけ、沖縄の民意を守るため一方的に合意を反故にした。鳩山総理など、オバマ大統領にウソをついてまで沖縄の民意を尊重しようとしている。アメリカ側は激怒しているが、民主党は日本の政権なのだからアメリカより沖縄を優先して当然である。これで民主党の支持率はアップするはずだ。

 

農業政策も良くやっている。米限定ではあるが、個別所得補償が開始された。来年度以降は補償対象を拡大していくとのことで、副大臣によれば酪農・畜産はほぼ確実に実施するらしい。これで生産者は、いくら買い叩かれても、適当に仕事しても、一定の収入は補償されることになった。たとえEPAFTAで貿易自由化されても、安い外国製品と熾烈な競争をする必要も無くなった。これで民主党の支持率はアップするはずだ。

 

政策とは関係ないが、政治と金の問題はどうか。鳩山総理の子供手当その他闇金は、鳩山総理の全く知らないところで動いていた。何も知らなかった鳩山総理には責任は無く、自身は清く正しい政治家であることが証明されている。これは建設業界裏献金疑惑の小沢幹事長や、日教組から裏金を受け取っていた小林議員も同様だ。本人達には罪が無く、潔白が証明されたのだから、これで民主党の支持率はアップするはずだ。

 

 

・・・・つくづく酷い政権だ。

 

他にも派遣法改正・郵政民営化の路線大転換・事業仕訳第2弾などなど、まだまだ書きたいことはいくらでもある。たった半年で、ここまで日本を滅茶苦茶にするとは驚くべき行動力だ。しかし、実行内容を見れば公約通りであり、民主党支持者が望んだ社会になりつつあるはずだ。それも急速に。

 

昨年の衆議院選挙で民主党に投票した人々は、これでいったい何が不満だと言うのだろうか。

 

  1. 指定なし
  2. TB(0)
  3. CM(4)

2010-04-15 21:24

舛添を斬れる者はいるか!

自民の中で、今最も鬱陶しい男が舛添だ。世論調査では自民党随一の人気を誇っているらしいが、no-risuには全く信じられない。舛添は執行部を批判したり、新党結成をちらつかせたりと、明らかに自民党にダメージを与える言動を繰り返している。

 

それが理にかなった行動であるならば文句は言わないが、舛添自身の政治路線は全く見えてこない。他人の批判しかしない様なカスは、政治家に限らずどこの世界でも嫌われ者だ。いや、下衆なバラエティー番組なら人気を獲れるかもしれない。

 

舛添は政治家になる前、政治評論家として頻繁にテレビ出演していた。人を見下した態度が不愉快で、昔から大嫌いである。最近の言動にも、執行部を見下した態度が目につき大変不愉快だ。いったい何様のつもりなのか。

 

結局のところ、舛添が騒いでいるのは、自分がお山の大将になりたいだけのように見える。大した政治理念も示せないくせに、巨大勢力と化した民主党と攻防を続ける自民執行部を批判するなど、ひきょう者がすることだ。

 

挙句の果てに、橋下大阪府知事と東宮崎県知事に贈ったラブコールである。知事と言えば橋下・東しか名前が上がらないようでは、知名度重視と思われても仕方あるまい。権力欲しさに人気取りするような政治家など、自民党には必要無い。

 

三国志で有名な蜀の宰相・諸葛亮孔明は、宰相批判を繰り返す猛将・魏延を処分せずに放置した。当時の蜀は落ち目で、深刻な人材不足に陥っていた。しかも、大国・魏との戦争中だったからだ。

 

まるで今の自民党と舛添だ。

 

三国志ではその後、宰相・公明が死去し、魏延が反逆して蜀の戦線は崩壊した。調子こいていた魏延であるが、最後は蜀の忠臣・馬岱により斬り殺される。三国志演義では、魏延が「オレを斬れる者がおるか!」と叫び、「ここにいるぞ!」と馬岱が叫んで斬りかかる。

 

現状をみると、舛添は何度も「オレを斬れる者がおるか!」と叫んでいるかの様だ。しかし、残念ながら斬りかかる忠臣は現れていない。逆に自民党内部からは、「ここにはいないぞ!」との声が聞こえてきそうである。

 

 

永田町で「八方ふさがり」の舛添氏 人気者との連携に活路を求めたが…

http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100414/stt1004142215016-n1.htm

 自民党の舛添要一前厚生労働相(61)が、「地方分権」をテーマに橋下徹大阪府知事(40)や東国原英夫宮崎県知事(52)との連携を模索し始めた。・・・・・・・・・・

 

 

  1. 指定なし
  2. TB(0)
  3. CM(2)

2010-04-15 19:51

産経グッジョブ⑤

小沢幹事長の裏献金問題は、世間では早くも風化しているように見える。マスコミ報道がほぼ消滅し、未だに事件を追っているのは産経新聞くらいなものだろう。検察は証拠をそろえることが出来ず、結局小沢幹事長の起訴には至らなかったが、決して無実が証明されたわけではない。

 

無実どころか、報道各紙の情報や小沢幹事長の態度を見れば限りなくクロに見える。クロだとすれば、関係者らの中で唯一正直に話したのが水谷建設、と言うことになる。このまま小沢問題が闇に葬られれば、水谷建設の立場は極めて悪化するに違いない。

 

ほんの少し前まで、マスコミ各社は小沢幹事長の闇献金問題を連日連夜報道していた。報道内容は、明らかに「クロ」と決めつけており、小沢幹事長の腹は煮えくりかえっていたことだろう。小沢幹事長から見れば、水谷はマスコミの小沢バッシングに加担した造反建設業者だ。

 

小沢陣営が、このまま水谷建設を放置するとは思えない。法に引っ掛からないよう、陰湿な手口で水谷建設に嫌がらせをする危険がある。小沢幹事長らが直接手を下さなくても、「目をつけられて」いれば、業界団体は自然と水谷建設との距離を取るはずだ。

 

現政権の最高権力者に造反したのだから、証言した水谷建設元最高幹部は命を狙われても不思議ではない。小沢派の関係者の誰かが、手柄欲しさに独断で動くかもしれない。

 

このままマスコミ各社が小沢問題を忘れれば、それはすなわち水谷建設を見捨てると言うことだ。さんざん煽り報道しておいて、問題が解決しないまま報道を止めるのでは無責任である。

 

今回の産経記事は、内容そのものも素晴らしいが、マスコミの責任と言う観点からも大きく評価できる。

 

産経グッジョブ!。

 

 

小沢氏の裏金献金疑惑 「1億円以上提供」 水谷建設元最高幹部が本紙に証言

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100415/crm1004150137002-n1.htm

 

民主党小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる政治資金規正法違反事件で、「小沢氏側に計1億円の裏献金を提供した」と東京地検特捜部に供述した水谷建設の元最高幹部の1人が14日までに産経新聞の単独取材に応じた。元最高幹部は「小沢氏の秘書と東京・向島の料亭などで会談し、小沢氏側の条件で合意した。金額は1億円以上だ。こちらがウソをつく必要はない」と改めて資金提供を語った。・・・・・・・・

  1. 指定なし
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2010-04-14 21:09

阿久根市ブログ市長を斬る54

 

過去ブログ検証、今回は2008年11月20日。

教育行政を話し合うべき校長会で、竹原市長は何やってるんだか(笑)。

 

 

(一部抜粋)

■2008/11/20 (木) 教育長不在に対して

教育長不在でも教育行政を放置するわけにはいかない。私自身が乗り込んでいくしかない。19日の校長会に出席し講演をした。
住民至上主義と書いた私の名刺を配り、「何でも直接私に話を持って来てもらいたい。保護者や教師からの直接の話も聞きたい」と伝えた他、議会制民主主義の現実や銀行破たん対策、世界情勢等についてビデオを交えて話をさせていただいた。
教育長不在は私に責任がある。今後はあらゆる方向から、より深く関わっていこうと思う。

 

校長会講演に使った動画

アロン・ルーソがロックフェラーとの会話を語った衝撃のインタビュー(日本語字幕版)
http://video.google.com/videoplay?docid=-5219614342883260978

地球温暖化詐欺(The Global Warming Swindle)
http://video.google.com/videoplay?docid=4207701616208915850
http://video.google.com/videoplay?docid=877629014423540529
http://video.google.com/videoplay?docid=1164696964409939135
http://video.google.com/videoplay?docid=-1568134848441978994
 

 

どう見ても黒歴史である(笑)。

 

言うまでも無く、注目すべきは竹原市長が使用したビデオだ。「アロン・ルーソがロックフェラーとの会話を語った衝撃のインタビュー」とは、映画監督のアロン・ルーソがロックフェラーから聞き出したとする9.11同時多発テロの真相だ。

 

真相とは、9.11はブッシュ大統領による自作自演で、その黒幕がロックフェラーとする陰謀論である。テレビのオカルト特番などで放送されればno-risuも観るかもしれないが、校長会で世界情勢を説明する資料にしようとは思わない。あんなものは個人的な娯楽でしかない。

 

地球温暖化詐欺と言うのは、温暖化は温室効果ガスが原因ではない、もしくは、逆に現在は寒冷化している、もしくは政治的に作られたウソ、とする懐疑論のことだ(他にも多数あり)。

 

竹原氏の利用したビデオは、それらの懐疑論を総合的にまとめたものだ。これはno-risuも好きな部類の話だが、残念なことに主張の根拠が不十分で、一般論を打破するほどの説得力は無い。

 

地球温暖化がウソだったと言うことになれば、鳩山イニシアチブの根拠は崩壊し、環境税もけし飛ぶし、途上国に金をばら撒く必要もなくなる。日本にとっては良い事づくめなので、出来ることならウソであったと証明してもらいたい。しかし、「無いことを無いと証明する」のは極めて困難なので、たとえ温暖化が詐欺であっても証明は出来ないかもしれない。

 

さて、その地球温暖化詐欺と教育行政に何の関連があるのだろうか。先の9.11陰謀論でも同じことが言えるが、それらをどの様に教育に反映させる気なのか。講演を聞いた、教師や保護者らの感想を聞きたいものだ。

 

竹原市長は「何でも直接私に話を持って来てもらいたい」、と言っているが、こんなオカルト話を聞かされては行くに行けないではないか(笑)。

 

竹原行政は褒めるべき点もあるが、カルト・オカルト行動が全てを帳消しにしている。相殺ではなく、大きなマイナス評価である。とてもじゃないが、市長に相応しい人物とは言えないだろう。

 

 

  1. 指定なし
  2. TB(0)
  3. CM(0)