2012-10-24 23:06

もはや被害者ではなくなった橋下市長

橋下市長は22日、事実誤認で週刊朝日を批判したことに謝罪した。謝罪は自身のツイッター上で、3回に分けて投稿されている。このことについて記者会見で問われ、「ツイッターのおわびで十分」としてこれ以上の措置は取らない認識を示した。

 

事実誤認とは、週刊朝日がヤクザだの部落だのとDNAで橋下市長を批判した記事掲載号を実母に記事を送りつけ、「ねぇどう思いますぅ?、答えてくださいよぉ(笑)」などと下劣な取材を行ったことを指し、橋下市長は「犬猫以下の鬼畜集団」と激怒した。

 

ところが、実際には週刊朝日は取材要請文を送付しただけで、送りつけたとされる週刊誌は身内(妹)が購入して届けていた。それを橋下市長は「送りつけてきやがった」と思い込み罵ったわけだ。実母から指摘されて気がついたそうだが、自作自演と疑われても文句言えまい。

 

 

no-risuも橋下市長のツイッターを読んでいて、一連の投稿は全て確認済みだ。取材の件を読んで、「週刊朝日ならやりかねない、やはりゴミクズ週刊誌だな」と思った。今回は事実誤認だったが、過去には似たような取材をいくらでもやっているだろう。

 

しかし、やってもいないことで批判してはならない。橋下市長は、犯した罪に相応しい手法で謝罪するべきだろう。ツイッターだけでは相応しいとは言えない。no-risuは十分だと思うが、橋下市長自身が週刊朝日に求めた謝罪レベルを考えれば明らかに不十分だ。

 

週刊朝日は見開き2ページの謝罪文を作成し、掲載予定の次週号を大阪市役所に持参した。これに対し、橋下市長は「ボクの考えている謝罪とは違う」として、週刊朝日だけでなくマスコミ全体の体質としてボロクソに批判した。

 

週刊朝日が謝罪を持参しても許さないのに、自分が謝罪するときは「ツイッターに書いといたから勝手に見ろ」では理不尽ではないか。少なくとも、批判した持参以上の謝罪方法を考えるべきだ。「佐野は俺の前に来い!」と吠えていたし、編集部に出向くくらいはするべきだろう。

 

 

橋下市長が週刊朝日の謝罪方法に不満な理由として、「謝罪記事で金儲けするとはけしからん」「HPに謝罪文を掲載し、誰でも無料で読めるようにするべき」というものがあった。ならば、週刊朝日の編集長なりがツイッターで謝罪すれば赦すのか(笑)。

 

アホか。週刊朝日のHPに謝罪文を掲載して、一体どれだけの人間が読みに来るのか。謝罪内容は周知されねば意味が無く、効果を考えれば週刊朝日に掲載する他ない。そもそも、差別記事は購入者が読んだのだから、読者に与えた誤解を解くのが最優先だ。

 

それでも週刊誌掲載を金儲けと批判したければ、謝罪文掲載に使うページ数は純増させるか、ページ分の収益を割り出し慈善団体に寄付でもさせれば良いのだ。

 

 

だいたい、橋下市長は週刊朝日がなんたるかを理解していない。ツイッターで「矯正は不可能」などと批判していたが、矯正したら週刊朝日ではなくなる。週刊朝日は低俗な大衆娯楽雑誌であり、品性方向な週刊朝日など矛盾だ。

 

低俗大衆娯楽に、大阪市長であり国政政党代表である人間が振り回される様は滑稽だ。ガキのいたずらに、大人が激怒し攻撃するなど馬鹿げている。橋下市長も本能的に理解しているから、ガキではなく親の朝日新聞に粘着するのだろう。

 

 

さて、橋下市長が謝罪に納得していないことを受け、週刊朝日は23日に「詫び状」を追加送付したそうだ。謝罪記事掲載号の持参に詫び状の送付をした週刊朝日、ツイッター投稿のみの橋下市長、誠実な対応を見せたのはどちらか(笑)。

 

橋下市長は純粋な被害者だった。それが被害者の立場を乱用し、クレーマー化した現状ではとどっちもどっちだ。所詮、橋下市長の政治家としての価値は、朝日新聞レベルではなく週刊朝日レベルだったということだ。

 

 

毎日:<橋下市長> 週刊朝日「鬼畜」発言謝罪 「完全に事実誤認」

http://news.livedoor.com/article/detail/7072722/
 橋下徹大阪市長は23日、自身の出自に関する週刊朝日の連載を巡り、誤った認識に基づいて同誌を「鬼畜集団」と批判したとして、ツイッターに「おわび」を掲載した。橋下氏は、同誌が記事を掲載した週刊誌を実母に送りつけたとして批判していたが、そのような事実はなく、「勘違いしました」と釈明した。
 連載は、同誌が10月26日号で始めた「ハシシタ 奴の本性」。22日に橋下氏は、同誌がこの号を実母に郵送して「話を聞かせてほしい」と申し入れてきたと記者団に説明した上で、「こいつら異常ですよ。人間じゃない。犬猫以下。本当に鬼畜集団ですね」などと批判していた。
 橋下氏は23日、ツイッターで「訂正・おわび」と題し、「実母に送り付けた事実は存しませんでした。現物は実妹が購入してきたものです」と説明。同誌が実母へ送ったのは取材申し込みの文書だけだったとし、「以後、公言する際はしっかりと事実確認をしていきます」と陳謝した。
 橋下氏は同日、市役所で記者団に対し、母親の指摘で間違いに気付いたと明かし、「完全に事実誤認」と話した。ただ、「ツイッターのおわびで十分」として、週刊朝日側に直接謝罪はしないという。

 

毎日:朝日新聞出版:橋下市長宛ての「わび状」を郵送

http://mainichi.jp/select/news/20121024k0000m040107000c.html
 橋下徹大阪市長の出自に関する記事を掲載した週刊朝日を発行する朝日新聞出版が、橋下氏宛ての「わび状」を郵送したことが分かった。同誌は23日発売の11月2日号で「おわび」を掲載し、社員が22日夕、市役所に同誌を持参した。

 

 

 

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コメント

No title

no-risuさんなどは80人が白と答えて19人が攣られて黒から白に答えを修正しても一人で黒だわいと答える人で、更に白と答えた99人が答えを黒に変更させてしまうほど黒の答えが正しいことを説得する人なんでしょうね。

私なんぞはある記事にAじゃないんだよBなんだよと思うことがあってもno-risuさんの投稿を読んでそうかAが正しいんだと妙に納得することがあります。
  1. 2012-10-25 10:33
  2. URL
  3. tomo3753 #79D/WHSg
  4. 編集

No title

↑↑ すみません。
コップの水と偏向報道の記事へのコメントを何を勘違いしたか本稿へのコメントとして書いてしまいました。
すみませんでした。(あぁ~恥ずかしいぃ~~)
  1. 2012-10-25 18:25
  2. URL
  3. tomo3753 #79D/WHSg
  4. 編集

No title

To tomo3753さん
こんばんは。

大丈夫です、そうだろうと思いました(笑)。

で、買いかぶり過ぎです(笑)。私の場合、自分の考えと異なる場合は立ち止まって「保留」します。

自分が間違っていることも多々あり、これまでの人生で何度も恥をかいてきました。それらの経験から、一旦立ち止まって事実確認をして、政界に至るロジックを探るくせがつきました。

なんて偉そうなこと言っても、http://www.iza.ne.jp/izaword/word/%25E6%25B5%2581/" class="keyword">流されてしまうこともしょっちゅうですよ。毎回考えるのは面倒くさいですしね(笑)。

  1. 2012-10-25 19:57
  2. URL
  3. no-risu #79D/WHSg
  4. 編集

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