2012-11-05 22:42

国家公務員の待遇は改善するべき

本日5日の朝日新聞朝刊を読んでいたら、「優秀な人材を集めるために国家公務員の給与を上げることは反対」とするジジイの投書が掲載されていた。反対の理由は、「給与で釣るなんて単純すぎる」「試験で良い点を取っても優秀とは限らない」というものだ。

 

その上で、優秀な人材を集めるには「仕事したくなる改革が必要」だと述べられていた。要するに、金ではなく「やりがい」的何かをインセンティブにすれば優秀な人材が集まる、薄給でこき使えと言う訳だ。クソジジイめ、寝言は棺桶の中で言え。

 

人間にとって、給与や福利厚生は仕事を選ぶ上で重要なインセンティブだ。優秀な人材を集めるのなら、待遇を厚くすることは極めて合理的な手段である。それを否定して「やりがい」を主張するのなら、試しにお前が具体的な中身を語れと言いたい。

 

 

似たような主張は、反原発派や日教組等の売国サヨクが口にする。「経済だけが幸せじゃない」とか、「良い大学に進学するばかりが幸せではない」と言う。そりゃ金や高学歴が全てではないが、あるにこしたことはない。

 

金があれば出来ることの選択肢は広がるし、金が無ければ家族が離散したり自殺に追い込まれることすらある。高卒より有名大学卒の方がその後の人生に有利だし、学歴と仕事の優秀さは概ね比例する。世間の見る目や扱いも違う。

 

現実を見ろ。「給与で釣るなんて単純すぎる」何て発言は、舐めた人生を歩んできた愚者の妄言だ。そして、「試験で良い点を取っても優秀とは限らない」との主張も同様だ。

 

現実問題として、学歴と仕事の能力は比例する。もちろん例外もあるが、「当たり」の確率は間違いなく高学歴に歩がある。昔はno-risuも似たようなことを考えていたが、実際に社会に出れば痛感する。まあ、論理的に考えれば当然なのだ。

 

試験の結果が良い人間は、記憶力が良い・応用力が高い・努力出来る、などの才能を備えている。記憶力がよければ仕事を覚えるスピード、先輩の仕事を(良い意味で)盗むスピードも速い。応用力が高ければ、人より仕事の幅を広げられる。

 

多少能力に欠けていても、努力でカバーすることが出来るれば立派な才能だ。試験の点数とは、それら能力を担保する指標だ。必ずしも優秀ではなくとも期待値は高いし、まして点数の取れない人間の評価を引き上げる理由にはなり得ない。

 

no-risuは受験生時代に東大の過去問を読み、就活生時代には国家一種試験の過去問を読んだ経験がある。どちらが難しかったかと聞かれれば、断然「国家一種試験」と答える。東大入試問題は確かに難しかったが、聞かれている中身は分かった。

 

分かったが、no-risuの能力では半分も解かない内に試験時間が終わってしまった。一方の国家一種試験は、驚くべきことに「問題の意味が理解出来なかった」。何を聞かれているのか分からず、文字通り手も足も出なかった。

 

そんな難問を解ける天才や、解くための努力をした人間は、常識的に考えて仕事も出来る可能性が高い。少なくとも、解けない人間よりは期待できる。当たり前じゃないか。「やりがい」だとか綺麗ごとぬかすな。

 

 

国家公務員の待遇は上げるべきだ。国家公務員は、長年に渡り愚民の生贄にされ冷遇の一途をたどっている。自民党時代から、人事院勧告により手当やボーナスをカットされ、総人件費削減目的の人事評価制度が導入され、定員削減も続けられてきた。

 

民主党政権に移り、愚民向けパフォーマンスは加速した。復興財源と称し、消費税法案を通すために平均8%の給与カットが断行され、国家公務員二種の新規採用は3割4割当たり前、バナナの叩き売りのごとく削られ、平均400万の退職金カットも閣議決定された。

 

これらの事実を無視して、何が「優秀な人材が集まると言う論理は単純すぎる」だ。すでに低待遇に愛想をつかし、東大生の官僚志向は著しく低下している。優秀な人材達が、着実に国家公務員を選択しなくなっているのだ。

 

 

「先ずは隗より始めろ」という諺がある。諺の起源は、中国の戦国時代に燕の昭王が、優秀な人材を集めるために先ずは側近を厚遇したことによる。大した能力もない側近が厚遇される様を見て、優秀な人材が「俺も俺も!」と集ったそうだ。

 

昭王はやり過ぎて私財まで失ったそうで、そこまでやれとは言わないが、すでに人材が逃げ出している現状では改善が必要なのは間違いない。改善とはもちろん待遇の改善であり、給与水準のアップ、あるいは回復だ。

 

無能民主党が政権に居座って、それでも国家運営が回っていたのは官僚ら優秀な国家公務員がいたからだ。また、優秀な国家公務員が行政をこなすからこそ、政治家は政治に専念出来る。脱官僚が「改革」とか、テレビの見過ぎも大概にしろ。

 

まだメディアはほとんど報じていないが、民主党はさらなる国家公務員待遇の切捨てを多数画策している。次期選挙に向けた、愚民向けのパフォーマンスであることは明白だ。それでも、マスコミは「身を切る姿勢が足りない」と批判するに違いない。

 

ポピュリズムもいい加減にしろ。国家公務員をイジメて、元々しょっぱい待遇を削っても、それで国家財政や我々庶民の生活は改善しない。改善どころか、国家機能を弱体化させ国民の首を絞めるだけだ。

 

 

朝日:仕事したくなる改革が重要だ

http://www.asahi.com/news/intro/TKY201211040162.html?id1=2&id2=cabcbbaf
無職 齋藤粛 (東京都日野市 77)
 優秀な公務員を増やすためには給与を増やすべきだと言う意見を声欄で読んだが、賛成できない。高い給与にひかれて公務員を志望する若者が増えれば優秀な人材が集まると言う論理は、単純すぎる。公務員試験で高得点を得た若者は本当に優秀な公務員になる…

 

 

 

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コメント

No title

こんにちは。

公務員に限らず優秀な人材を確保しようと考えたら、待遇を優遇することは常識的だと思います。国家公務員だからと云うのであれば、ただのポピュリズムでしかありません。それとも、妬みでしょうかね。
また「やりがい」にしても、個人の資質や性格で差が出るでしょう。
自分がやりがいを感じていても、同僚は感じていない事など多々ありますよ。
だれもが「やりがい」を感じる職場なんて、左翼のお花畑的な発想と同じですね。
  1. 2012-11-06 12:31
  2. URL
  3. rikipep #79D/WHSg
  4. 編集

No title

To rikipepさん
こんばんは。

妬み僻みはあるでしょうね、間違いなく。

公務員におけるやりがいって何でしょう。公務ですから、仕事内容自体は大きく変ることもありません。そうすると、必然的に外部評価がモチベーションに作用すると思うんですよね。

感謝・信頼・あるいはごく当たり前の正当な評価とか。今は公務員といえばバッシングで、やりがいは失われる一方です。

また、仰られるようにやりがいの感じ方は人それぞれなので、一口に「やりがい!」なんて言わないでほしいですよね。金以外にみんなが幸せになれる仕事方法があれば、どこの民間企業もやってますし(笑)。

  1. 2012-11-06 19:43
  2. URL
  3. no-risu #79D/WHSg
  4. 編集

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