2012-12-20 22:17

橋下市長、苦渋の嘉田知事擁護

橋下市長は19日、嘉田知事が県議会から国政との二足のわらじ批判を受けていることに関して、「批判は理解出来ない」と擁護したそうだ。自分を「変節」批判した嘉田知事を擁護するなんて、誰にでも噛みつく橋下市長らしからぬ異例の発言だ。

 

もっとも、橋下市長が擁護したかったのは、嘉田知事ではなく自分自身だろう。嘉田知事が国政兼務批判に屈すれば、次は我が身に火の粉が及ぶ。むかつくクソババであっても、保身のためには共同戦線を張らざるを得ないわけだ。

 

しかも、嘉田知事は県議会の追及にしどろもどろ、意味不明の答弁で煙に巻くのが精一杯といった感じだ。国政政党代表のくせに、県議の質問にすらまともに答えられないとはとんだお笑いぐさである。橋下市長が「見ていられない」と焦る気持ちも分かる。

 

ただ擁護の仕方は最悪だ。橋下市長のお約束、今回も敵を作り批判して自己正当化に結びつける手法を用い、「県議会が法律を変えられるだけの力があれば、嘉田さんがそういうことをやらなくていい」と県議会に批判の矛先を向けた。

 

何言ってんだか(笑)。県議は県議の仕事を全うすれば良く、与えられた職責以上の結果を求められるいわれは無い。国会議員にしか変えられないことは国会議員の職務であって、それがしたければ県議を辞して国政選挙に出るのが筋だ。

 

県議はちゃんと職務をこなしているのに、嘉田知事の自分勝手を咎めたら「職責以上の仕事をしないお前らが悪い」と反論される、そんな馬鹿な話があるか(笑)。しかも、未来の党の政策のどこが滋賀県政に資する内容だと言うのか。

 

橋下市長は県議に「お前らに法律が変えられるのか」と凄むが、だったら何を目的にどの法律を変えるのか言ってみろ。未来の党の公約は、2009年の民主党サギフェストからつまみ食いした政策に、その後生まれた反原発を足しただけの代物だ。

 

未来の党の公約骨子は小沢が拘るマニフェストの写し、そこに嘉田知事の趣味である反原発を加筆した代物で、滋賀県政に思いを馳せて作られた公約集などでは断じてない。橋下市長よ、県議会が責任を問われる道理はどこにあると言うのか。

 

橋下市長は自身の兼職含め、「今までなかったので、国民に理解されるのは時間がかかると思う」と述べたらしい。笑わせてくれる。「国民に理解される」のではなく、「国民を騙すのにもうちょい時間がかかる」が本音だろう(笑)。

 

そうそう、兼職解禁を主張するのなら、市職員の兼職禁止も廃止したらどうだ。簡単だろう?、地方公務員法をちょこっと変えるだけだ。市職員の身分のままで府の採用試験を受け、合格したら二足のわらじで給料ガッポリだ。

 

何?、出来るわけが無いって?。いやいや、橋下市長も自分で言ったではないか。今まで誰もやったことがないのだから、無理かどうかは試してみなきゃ分からないだろ(笑)。

 

 

産経:「批判、理解できぬ」 橋下氏“二足のわらじ”仲間の嘉田氏擁護

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121219/lcl12121922410005-n1.htm
 日本維新の会代表代行の橋下徹大阪市長は19日、日本未来の党の代表を兼任する嘉田由紀子滋賀県知事が「県政軽視だ」などと県議会から批判されていることについて、「県議会が法律を変えられるだけの力があれば、嘉田さんがそういうことをやらなくていい」と述べ、自身と同様に“二足のわらじ”を履く嘉田知事を擁護した。
 橋下市長は、自治体改革には法改正が不可避だとの認識を示し、首長職務への専念を求める声については「全く理解できない」と批判。その上で、首長と政党幹部の兼職について「今までなかったので、国民に理解されるのは時間がかかると思う」と述べた。
 嘉田知事に対しては、19日の県議会で、自民党県議団のほか、支援する立場の「対話の会・しがねっと」の議員も苦言を呈した。県議会では辞職勧告決議案の提出も検討されている。

 

 

 

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