2013-05-02 21:52

猪瀬叩き空振りは安倍総理の功績

部下が取引先に失礼を働いたとき、まあ多くの場合は上司が謝罪に赴き沈静化を図るものだ。このとき、ひたすらペコペコ頭を下げ、取引先からお許しの言葉を頂戴するだけの人間は無能である。デスクの荷物を箱に詰め、さっさとポストを明け渡した方が良い。

 

もちろん誠意を見せる必要はあるけれど、謝罪オンリーで許しを得ても、相手方の内心には見下し意識が生まれる可能性が高いし、許された側も負い目を感じ続ける羽目になる。謝罪を機に意思疎通を深め、前向きに意気投合し、雨後の地を固めるのが上策だ。

 

そういう意味で、猪瀬都知事の失言に対する安倍総理のフォローは高く評価出来る。安倍総理は1日の「中東外交」に関する講演で、「日本はイスラムの寛容の精神に多くを教わるだろう」と述べたのだ。こんなこと言われたら、トルコは気分良く許すしかない(笑)。

 

これがもし鳩山や菅だったら。おそらく、ストレートに謝罪して許しを請うたに違いない。それでもトルコは許しただろうが、日本に対する信用は大きく下がったはずだ。また、多くのイスラム教徒が、「日本の要人がイスラムを侮辱した」と記憶しただろう。

 

さて、猪瀬都知事の失言に対し、問題視する人々の批判は実に辛辣だった。差別主義者のレッテルを貼り、「猪瀬都知事は辞任すべき」だの、「五輪招致を一から見直し国民的議論せよ」だの、カラスもアホカーと呆れるほど大袈裟に騒ぎ立てた。

 

似非人権派マスコミや知識人、元から猪瀬知事を嫌っていた人々が、失言をこれ幸いにと、嬉々として猪瀬知事の吊し上げを企んだ様にしか見えない。もしくは、雪解け水の様な透き通った心を持ち、心から謝罪するべきと考えるマヌケかだ。

 

まあ、批判している連中を見れば分かる。奴らはもれなく前者だ。あの卑怯で汚らしい面々が、清い心を持つなど矛盾である。毎日新聞や東京新聞などは破り捨てたくなるし、Blogosあたりで猪瀬批判する似非の顔を見ると蹴り飛ばしたくなる。

 

苦々しい思いで猪瀬批判報道を眺めていたのだが、ここにきて問題は一気に解決してしまった。IOCは「猪瀬都知事の謝罪を受け入れこの問題は終結する」と宣言し、トルコは「日本と何世紀も続いてきた友情を最大限に重視する」と表明したのだ。

 

当然と言えば当然の結果だ。あの程度の発言に深刻面して騒ぐガキは日本くらいなもので、便乗批判する外国など中国や韓国くらいなもんだ。自分で立てかけた梯子を外され、惨めに床に落ちた似非人権派共の情けない顔が目に浮かぶ。ざまぁ(笑)。

 

この問題は、ヘタすれは事ある毎に蒸し返される人権と外交の問題にされなかった。イスラム圏の国々との友好を阻害し、猪瀬都知事などは政治家生命を絶たれる可能性もあった。幼稚な似非人権派共の狙い・目標もそこにあったはずだ。

 

それが何事も無くすんなり治まったのは、ひとえに安倍総理の功績と言える。挨拶文にフォローを付け加えたこと、付け加えた文章の中身、簡単な様で誰にでも出来るわけではない機転を利かせて、電光石火の早業で沈静化させてしまった。

 

目立たないけれど確かなファインプレーで、こういうことを当たり前にこなす安倍総理を見ていると、つくづく政権交代してくれて良かったと思う。

 

 

時事:安倍首相「イスラムは寛容の精神」=猪瀬都知事発言でスピーチに追加

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013050100603
時事:猪瀬知事の謝罪受け入れ=「日本との長年の友情重視」-トルコ
http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2013050100927
東京:猪瀬氏発言 IOC処分せず 「問題終結を通知」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013050202000120.html

 

 

 

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