2013-12-03 20:13

猫も杓子もプロ市民

新聞(no-risuは朝日新聞)やネットニュースを読んでいると、特定秘密保護法案に反対する記事や社説やコラムや投書が氾濫していて辟易する。当たり前だが、特定秘密保護法案ネタに偏重すれば、それだけ他の重要なニュースが割を食って報じられなくなる。

それでも、有益な反対論ならまだ耳を傾ける価値もあるが、その内容は著しく不条理で、しかも「何故この人の意見が?」、と首をかしげたくなる人物による反対意見が掲載されていることも多い。

反対派の意見を封殺せよとは言わないが、全く関係の無い分野の人間に法案反対意見を語らせ紙面に載せるのは、まさに「猫も杓子も」と表現したくなる。あまりにも無節操ではないか。しかも、賛成派の意見は完全に無視し、専門家にすら意見を求めない。

特定秘密保護法案を巡るマスコミ報道は、明らかに公平公正を欠いており、報道機関としてのモラルは完全に崩壊しているとしか思えない。マスコミは法案を情報統制と批判するが、まさに今行われているマスコミ報道こそ情報統制そのものだ。

そんな中、朝日新聞はNGO気候ネットワーク代表・浅岡美恵の法案反対論を二日の朝刊に掲載した。当該記事はエントリー最後に紹介するが、有料会員でなければ全文は読めない。まあ、全文読むほどの価値は無いので、特に気にしなくてもいい。

で、NGO気候ネットワークと特定秘密保護法、いったい何の関係があるのか意味が分からない。浅岡は「地球温暖化は、安全保障や経済の問題でもある」と述べており、確かにその通りだろうが、特定秘密保護法と結びつけるのはさすがにこじつけが過ぎる。

しかも、有料部分に書かれているが、浅岡曰く「日本の環境政策は中国より遅れていると言われいる」そうだ。いったい誰がその様なことを言っているのか知らないが、日本の環境政策は世界トップクラスであり、中国に劣るなど事実無根の言いがかりである。

だいたい、中国の様子を見れば、政策など知らなくても一目瞭然だろう。おそらく、浅岡の脳内の誰かが「日本は中国より劣っているアル」と囁くのでアル。

さて、ここまでの話では、節操なき朝日が適当な反対派を持ち出しただけに思えるだろう。実際、朝日新聞の記事にこれ以外の情報は書かれていない。しかし、朝日新聞は書かなかったが、NGO気候ネットワーク代表・浅岡美恵には別の顔が存在する。

別の顔とは、ズバリ「反原発プロ市民」である。

NGO気候ネットワークは1999年に設立し、当初はまあ普通の環境NGOだった。ところが、福島原発事故をきっかけとし反原発に覚醒し、「原発からの脱却で温暖化対策強化を」、などと矛盾に満ちたスローガンを掲げて反原発活動を開始した。

NGO気候ネットワークの事務所が京都だからか、橋下維新の元ブレインにして現役ミスター放射脳、NPO法人環境エネルギー政策研究所の飯田哲也とも懇意である。また、彼女の本職は弁護士で、共産党に賛同するなど胡散臭いことこの上ない。

特定秘密保護法案に反対するマスコミは、まさに国家総動員とでも言うべき反対キャンペーンを張り、専門家以外からも「各分野からも反対意見が!」などと様々な立場の人間に反対を語らせている。NGO気候ネットワーク代表・浅岡美恵も、その内の一人だ。

しかし、様々な分野の垣根を越えた反対の大合唱に見えるのはマスコミの演出で、実は裏で繋がるお仲間のプロ市民が協力しているだけ、というケースも多々見られる。反対デモに参加した「市民」、なんてのも、実はプロ市民のインタビューであることがほとんどだ。

まさに、猫も杓子もプロ市民、マスコミの偏向報道には心底反吐が出る。


朝日:(秘密保護法案)環境問題も対象に 浅岡美恵さん
http://www.asahi.com/articles/TKY201312020464.html
"■NGO気候ネットワーク代表・浅岡美恵さん
 法案が成立すると、自分がいつどこで秘密と関係して、処罰の対象になるか分からなくなります。余計なことにはかかわらないようにしようという「お上意識」が台頭するでしょう。これでは民主主義が深まるとは言えません。"
 しかも、特定秘密の対象となる外交の分野は恐ろしく幅広い。環境問題も対象となります。ほとんどの環境問題は1カ国で済みません。特に地球温暖化は、安全保障や経済の問題でもあるからです。・・・(以下有料記事)



関連記事
スポンサーサイト

テーマ:政治・経済・時事問題
ジャンル:政治・経済

  1. マスコミ
  2. TB(0)
  3. CM(0)

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する