2013-12-12 22:20

被災地産農産物の風評被害に終止符を

農林水産省のHPには、農産物に含まれる放射性セシウムの検査結果が公表されており、情報は随時更新されている。もう年末となり、データはおおむね本年の結果と考えられる水準に出そろった。検査結果から言えること、それは「福島県産農産物は安全」と言うことだ。

未だに、反原発派の馬鹿共、いわゆる放射脳は、「福島原発事故は収束していないから農産物も汚染されている」と吹聴している。あの山本放射脳議員は、「ベクレている」などと汚染のレッテルを貼り、自身の食料品は西日本産や海外産で賄っているそうだ。

風評被害により、市場や小売店では福島県産を中心に被災地産の農産物は安値で取引される。放射能よりも、放射脳のまきちらす風評の方が遙かに悪質だ。検査結果を見れば分かるとおり、放射脳の主張は非科学的で、本結果を覆す根拠も存在しないのである。

以下に、農水省の公表データから汚染実態を紹介しよう。

平成25年度の農産物に含まれる放射性セシウム濃度の検査結果(平成25年4月~)
http://www.maff.go.jp/j/kanbo/joho/saigai/s_chosa/H25gaiyo.html

・米(福島県産及び、宮城県産の一部)
検査点数:841万袋  放射性セシウム基準値(100 Bq/kg)超 : 13袋(0.00015%)
・野菜
検査点数:12,983点  放射性セシウム基準値(100 Bq/kg)超 : 0
・果物
検査点数:3,201点  放射性セシウム基準値(100 Bq/kg)超 : 0
・麦
検査点数:586点  放射性セシウム基準値(100 Bq/kg)超 : 0
・茶
検査点数:421点  放射性セシウム基準値(100 Bq/kg)超 : 0
・豆類
検査点数:279点  放射性セシウム基準値(100 Bq/kg)超 : 0


ご覧の通り、基準値を超過する農産物は限りなくゼロに近い。世界最高水準の基準値を持ってこの調査結果なのだから、これはもう明白に安全と言えるだろう。ちなみに、基準値以下のサンプルの99%以上が「50ベクレル~検出せず」となっている。

なお、現在も厳しく検査の目を光らせている野生のキノコや山菜は汚染率が高くなっているが、それでも97%以上が基準値を下回る結果だ。もともと騒ぎ立てるような汚染水準ではなかったが、被災地産農産物の安全性はとっくに回復しているのである。

WEDGE11月号に、「被災地が見たチェルノブイリ」という特集記事が掲載されていた。

福島県の被災者らが、実際にウクライナに飛んでチェルノブイリの視察を行ったレポートだ。特に印象に残ったのは、被災者とウクライナで内部被曝と健康被害を調査研究している学者とのやりとりである。福島県の被災者が質問した。

「私の知人には、全身調査の結果、300~400ベクレルの内部被曝が確認された人がいる。健康に影響が出ないか不安だ。」

ウクライナの学者は答えた。

「300ベクレル?、全く問題ない。我々が健康被害を憂慮する内部被曝は30000ベクレル以上だ。」

他にも、日本でもロシアでもマスコミ報道は科学的知見に基づかずいい加減であること、日本の基準はウクライナが20年かけて強化してきた基準よりもさらに厳しいことなど、放射能被害に対する日本側の過剰反応を次々と指摘していた。

反原発メディアや似非知識人やプロ市民は、科学的根拠に基づかない感情論で風評被害をまき散らしてきた。いたずらに被災地の生産者を苦しめるだけ苦しめて、それに対する誠意ある行動は一切見られない。もう2年8ヶ月も経過しているというのにだ。

最近の報道を見ていると、街の高台移転とか、インフラの復旧とか、廃炉とか、ハード面の復旧ばかりが伝えられ、風評被害などで破壊された心の復興には触れられない。メディアが紹介する「被災者の声」は、東電や政府への恨み辛みが多すぎる。

彼らは「目に見えない放射能の恐怖」を語るが、目に見えないのは人の心も同じだろう。意識するかどうかだ。放射脳共が目を背けても、我々は今も続く風評被害とそれに苦しむ人々に目を向けて、風評被害の払拭に努めようじゃないか。

何も難しいことは無い。ただ、安心・安全な美味しい食べ物を楽しめば良いのだから。


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テーマ:放射能汚染
ジャンル:政治・経済

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