朝日新聞によると、批判の声は国内のみならず、世界中から寄せられている。
国内においては、身内の額賀ら自民党議員や山口公明党代表が無念と項垂れ、野党からは民主党・共産党・社民党・結いの党・生活の党、さらに維新の会の一部からも批判の声があがっている。もちろん、良識派メディアも安倍総理を諫めようと総力を挙げている。
韓国と中国は、それぞれ強烈な怒りを政府声明で表明し、大使召還、会談拒否、報復措置の検討など、あらゆる手段で抗議する構えを見せている。中国で商売をしている人達は、前回の反日デモを思い出し戦々恐々と怯える日々を過ごすのだろうか。
さらに、今回はアメリカが異例の声明を出し、「日本に失望した」と靖国神社参拝を否定した。朝日新聞によると、アメリカは従前より参拝自粛を求めていたのに、安倍総理は事前説明もしなかったらしい。偏狭なナショナリズムの暴走に、アメリカですら愛想を尽かしたのだ。
もうだめだ・・・。
日本は国際社会で孤立するのだ・・・。
安倍総理、なんてことをしてくれたんや・・・。
なんつってな!(笑)。
アホか。何が「何故このタイミング」だ。どうせいつ参拝しても同じことを言うくせに、だったら適切なタイミングとやらを説明しろ。普段は米国隷従などと批判しておきながら、都合の良いときだけアメリカ様のご意向を強調するな。「アメリカには失望した」と言い返せ。
中韓の恫喝じみた遺憾の意や大使呼び出しなど毎度のことで、特亜式意思表示の定石に過ぎない。韓国と北朝鮮の応酬を見ても分かるし、中国など最近親日化著しいオーストラリアに対し、「歴史を知らぬ豪州は中国が軍事的に教育する」などと恫喝している。
日中間首脳会談や日韓閣僚会談の開催が絶望的になったと言うが、そんなものは靖国参拝以前から計画の見通しすらたっていなかった。中国の反日デモなど心配する必要はない。この時期に大規模デモなど起きないだろうし、起きたところで困るのは中国自身だ。
朝日新聞は戦犯が合祀されていることについて、「犯罪者でも死ねば祈りの対象になる日本式の考え方は国際社会に理解されない」と書いていたが、心底馬鹿げた思い込みだ。例えばキリスト教では、どんな極悪人でも懺悔すればイエス様がお許しくださるのである。
まあ落ち着け。
結局のところ、大騒ぎしているのは日本だけだ。中国韓国の反応は通常の外交手法に過ぎない。それ以外の国々は、極東の神社など知りもしないし、世界も日中韓関係も何も変わっていない。ただ、久しぶりの参拝だったから少々反響が大きくなっただけだ。
そして、安倍総理はこの騒動が自ら始めた参拝自粛に起因していることを自覚してもらいたい。安倍総理は中韓感情に配慮し、良かれと思って参拝自粛を決断したのだろうが、その誤った配慮は相手を増長させるだけで、関係改善には全く繋がらなかった。
人の感情とは不思議なもので、日頃から楯突く反抗的な人間よりも、完全に服従させたと思っていた相手からたまに抵抗される方が、より腹立たしく感じるものだ。
中国韓国反日メディアらは、靖国神社については日本を屈服させたと思っていた。少なくとも、安倍総理の自粛以降は毎回参拝阻止に成功し、不参拝が既成事実化されつつあった。それを是正されてしまったわけで、勝ち誇っていた馬鹿共には面白くないのだ。
しかし、今後靖国参拝を定例化すれば、中韓の反発も次第に縮小していく。毎度ど派手に対抗するわけにはいかないし、外交カードとしての利用価値が下がれば興味も失せる。反日メディアの批判もルーチンにならざるを得ず、沈静化に向かうことは疑いようがない。
この経験に学び、二度と同じ過ちを繰り返さないようお願いしたいし、今回自ら過ちを正した安倍総理ならば繰り返さないと信じている。
以下余談。かく言うno-risuも、実は朝日新聞を読んで気分が暗くなった。しかし、暗い気分の自分に気がつき、そして爆笑した。なるほど、こうやって国民はマスコミに洗脳されるのだな。冷静に、そしてロジカルに。安倍総理の靖国参拝は、日本人として清々しきこの上なし。
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