2014-01-28 20:11

アクリフーズ農薬混入事件のお詫びと追記

アクリフーズ」の群馬工場で製造された冷凍食品に農薬を混入された事件について、26日になって契約社員の男が逮捕された。

本件について、このブログでは2回にわたり「原材料が最も怪しい」「原材料を調査しないのは不自然」などと意見し、特に中国からの輸入原材料(半製品)を調べるべきだと指摘していた。逮捕された契約社員の犯行が事実なら、予想は完全に外れたわけだ。

昨日、当該エントリーに「犯人が逮捕されたが続報は書かないの?」とコメントが寄せられた。はっきりとは書かれていないが、予想が外れたことに対する弁明的なものを求めているのだろう。ごもっとも。当然のご意見である。ケジメはつけねばならない。

だから、まずは声を大にして言わねばならない。

「本当に申し訳ございませんでしたぁ!!」

本ブログを読んだ人、アクリフーズマルハニチロHD、中国工場、気分を害された関係者の皆様には心よりお詫び申し上げます。

ただ、本心から申し訳なかったと思っているが、事件への疑念は何も晴れていないと言っておきたい。むしろ、契約社員の逮捕により新しい疑問点が増えた。まあ、それらもno-risuの考え過ぎで、誤った推察なのだろうけど。

農薬は完成後に振りかけたのに、コロッケの中身からも高濃度で検出されたり、ピザは表面の具材ではなくピザ生地から検出されたりしたのは、たぶん偶然が重なったか検査ミスなのだろう。

汚染食品を分析した結果、スポイトの様なもので垂らしたように斑に汚染されていたことが新たに判明したらしいが、通常の食品分析ではその様なことまで分からないわけで、「本当かよ!」と突っ込みたくなるが、よほど特殊な検査をしたのだろう。

容疑者の作業靴のみにマラチオンが検出されたらしいが、20日頃は「複数の社員の作業靴から検出されていた」と報じられていたのに、何故今頃容疑者だけに変更されたのか甚だ不可解だが、たぶん当時の記者らが聞き間違えたのだろう。
昨日の昼頃、容疑者の服からマラチオンが検出されたと報じられ、昨年10月から洗濯もしないのかと不思議に思ったら、夜の報道では「会社のロッカーに残されていた私物」に変わり、今日の報道では「容疑者の作業着」とまた変わり、何故容疑者の10月の作業着が洗濯されず残っていたのか不思議に思うが、まあアクリフーズではそういう管理をしていたのだろう。

やはり昨日の昼の時点では、容疑者が「自宅にあった農薬を薄めて使った」などと自供を始めていると報じられ、マスコミはまるで予め準備していたかの様に、根掘り葉掘り容疑者の私生活を暴き立ていたが、あれは記者らがよほど優秀で、光の速さで容疑者の載ったバイク雑誌を探し出し、コスプレ姿で街を歩く容疑者を撮影した市民を見つけ出し、従業員や近隣住民やクワガタで面識のある子供にインタビューしたのだろう。マスコミ、優秀すぎるだろ。

で、夜になったら「容疑者は否認している」と報道が変化した。「自宅の農薬を使った」などの自供報道は何だったのか。推定無罪の原則は何だったのか。まるで何かを隠すために派手な容疑者バッシングをしている様にも見えるが、あぁ、マスコミのモラルが低すぎるだけか。

1月20日、中国で毒餃子事件の犯人に無期懲役の判決が下され、マスコミはこっそりとそれを報じていたけれど、「アクリフーズの件と無関係ではあるまい」などと考えるのはno-risuの妄想であろう。全部そう。no-risuの考え過ぎ、邪推、あるいは偶然に過ぎないのだ。

まあ、否認している容疑者も間もなく自供を始め、全容の解明も進み、事件はめでたく一件落着するのだろう。納得いただけない人もいるだろうけれど、ひとまずは本エントリーをもって一つのケジメとしたい。お騒がせして申し訳ございませんでした!。


FNN:アクリフーズ農薬混入 容疑者逮捕に至る経緯をまとめました。
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00261920.html
"マルハニチロホールディングスの子会社、「アクリフーズ」の群馬工場で製造された冷凍食品に農薬を混入させた疑いで、25日、契約社員の男が逮捕され、26日から本格的な調べが始まっています。
逮捕に至る経緯をまとめました。"
"今回、容疑者を絞り込む要素の1つとなったのは、商品のパッケージで、賞味期限のあとに印字された記号。
例えば、ある商品の日付の横にある「B3」は、午後4時から午後6時という時間帯のことで、賞味期限の1年前の午後4時から午後6時に包装されたことを示している。
ここから、製造日時にたどり着けるという。"
"また、県警が今回の逮捕容疑としたのは、2013年10月3日、4日、5日、7日の4日間。
これらの日程と、従業員の勤務シフトを照らし合わせたところ、阿部利樹容疑者(49)の勤務時間と一致したという。
「不審者がいる」という1本の110番通報が、捜査を大きく動かした。
24日午後8時すぎ、通報を受けた埼玉県警の警察官が、埼玉・幸手市内で声をかけた男が、アクリフーズの契約社員・阿部利樹容疑者だった。"
"アクリフーズの木下好夫群馬工場長は25日、「連絡がつかなかったということで、これは大変だと」と話した。
2,800人以上が健康被害を訴えた、農薬混入事件。
2013年10月、4回にわたって、4種類の冷凍食品に農薬の「マラチオン」を混入させたとして、偽計業務妨害の疑いで逮捕された阿部容疑者。"
"1月15日から無断欠勤し、行方不明となっていた。
これまでの捜査で、商品の袋の印字からわかる製造日時と、阿部容疑者の勤務シフトが一致。
さらに、所持品からは、マラチオンが検出されていたという。
警察からは1月、事情が聴かれ、会社側からも、10日に聞き取り調査を受けていた。
そんな中、突然姿を消した阿部容疑者。"
"工場内では、今回、マラチオンが検出された1つ、ピザの製造ラインで、ピザ生地を作る作業を担当していた。
では、別の場所で製造・包装されるフライやコロッケについては、どのように混入させたのか。
木下工場長は「扉は、ちゃんと閉まるんですけれども、鍵までついていないというところも、若干ある。(常に入れるということ?)そうです」と話した。・・・"



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テーマ:報道・マスコミ
ジャンル:政治・経済

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