2014-04-01 23:37

国際捕鯨委員会(IWC)から脱退すべき

南極海での調査捕鯨について、国際司法裁判所(ICJ)が「国際捕鯨取締条約(IWCR)違反」との判決を下した。日本はIWCRのいかなる条文や理念にも反しておらず、全面敗訴に等しい判決に唖然とするほか無い。これだから、「国際機関」など当てにならぬと言うのだ。

報道情報を総合すると、ICJの判決理由は次の様なものだ。

・調査捕鯨なのに殺しすぎ。
・殺さず調査する手段の検討が不十分。
・調査捕鯨の終了期間が定められていない。
・科学的な成果が不十分。
・予定捕鯨頭数を下回っていおり効果に疑問。
したがって、IWCRが認める「科学的調査捕鯨」には該当しない。


適正な捕鯨頭数も示せないくせに多すぎると言い、なのに計画頭数を下回れば調査の効果に難癖をつける。調査は商業捕鯨再開を前提とした資源調査なのに、殺さない方法で調べろと言う。鯨類研究所は270以上の論文を出しているのに、成果不十分と言う。

予定頭数を下回ったのは、環境テロリスト「シーシェパード」の妨害により調査日数短縮を余儀なくされたという明白な事実があるのに、理由も示さず根拠不十分と言う。調査の継続性や、モラトリアムを解除しないIWCの機能不全を考慮せず、調査期間を要求する。

何から何まで理不尽だ。鯨資源はとっくに回復している。日本はIWCなどさっさと脱退して、これまで集積した科学的知見による持続的商業捕鯨を開始するべきだ。シーシェパードは、見つけ次第引っ捕らえて豚箱にぶち込むか、サンクチュアリ(南極海)に沈めよ。

余談。原告のオーストラリアは「調査捕鯨で獲った鯨の肉が販売されている、調査捕鯨ではなく商業捕鯨だ」と批判している。反捕鯨バカの常套句だ。このことについて、マスコミは「鯨肉の販売はIWCRでも認められている」といった政府の反論を伝えている。

どうして、「認められている」などと弱気な表現を使うのか。そうではないだろう?。調査で獲った鯨肉等の販売は、IWCRに「認められている」のではなく、「義務づけられている」のだ。「もったいない」の精神は、日本の専売特許ではない。


NHK:日本の調査捕鯨 現状では認められない
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140331/k10013394611000.html
" 日本が南極海で行っている調査捕鯨が、国際条約に違反するかどうか争われた裁判で、オランダ・ハーグにある国際司法裁判所は31日、日本がこれまで行ってきた調査捕鯨は条約で認められている科学的な調査には該当しないとの判断を示し、このままの形で捕鯨の許可を与えることはできないとする判決を言い渡しました。
 この判決により、日本がこれまでどおり調査捕鯨を継続することはできなくなる可能性が出てきました。"
" この裁判は、オーストラリア政府が4年前、日本が南極海で行っている調査捕鯨は、実態は商業的な目的を持った捕鯨であり、国際捕鯨取締条約に違反しているとして、捕鯨の中止を求めてオランダのハーグにある国際司法裁判所に訴えを起こしたものです。
 これまでの裁判では、オーストラリア側が、捕獲される鯨の頭数が年間数百頭に及んでいることや、鯨肉が市場で売られていることなどを理由に、「実態は商業捕鯨にほかならない」と主張したのに対し、日本側は、捕獲する頭数は調査のために必要なもので、鯨肉の販売は条約で認められているなどと反論し、「科学的な調査が目的で成果を挙げている」と主張してきました。
 この裁判で、国際司法裁判所は31日午前(日本時間31日午後5時)から判決を言い渡しました。"
" 判決で、国際司法裁判所は「大きな枠組みで見れば日本の調査捕鯨は科学的な調査だといえるものの、裁判所に示された証拠からは、調査の計画や実施方法が目的を達成するのに妥当なものではないと考える」と述べ、日本がこれまで南極海で行ってきた調査捕鯨は条約で認められている科学的な調査には該当しないとの判断を示しました。
 そのうえで、このままの形で捕鯨の許可を与えることは、認められないとする判決を言い渡しました。
今回の判決により、日本が1987年からおよそ30年にわたって続けてきた南極海での調査捕鯨を、これまでどおり継続することはできなくなる可能性が出てきました。・・・
"



関連記事
スポンサーサイト

テーマ:捕鯨・反捕鯨問題
ジャンル:政治・経済

  1. 食品産業
  2. TB(0)
  3. CM(0)

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する