2014-05-08 21:21

沖縄防衛局の杜撰な漁港使用許可申請に喝!

沖縄防衛局が提出した漁港使用許可申請に、稲嶺名護市長は期限の法的根拠を求めた上で、「5月12日の期限では短すぎる」と反発していた。これを報道で知ったno-risuは、行政手続き法に従い「文句があるなら稲嶺が理由を示せ」と批判した。

5月8日になって、稲嶺市長は防衛局が提出した申請書の不備を指摘し、いったん申請を取り下げて、5月22日までに再申請するよう求めたことを明らかにした。それで良い。期限の法的根拠でごねる真似などせず、最初から不備を指摘すれば良かったのだ。

さて、稲嶺市長によると、申請書には以下の不備が認められたそうだ。

2,場所が不明確である
3,面積が不明確である
4,期間が不明確である
6,場所の図面が添付されていない


稲嶺市長の指摘から、二つの事実が浮かび上がる。

一つ目は、報道等では「使用許可申請」とされているが、正確には「占用許可申請」も含まれていることだ。許可申請には「使用」と「占有」とあるが、対象場所の図面が求められるのは占有申請に限られている。まあ、それは大した問題ではない。

問題は二つ目で、「防衛局が提出した申請書は『スッカスカの杜撰極まりない紙切れ』だったのではないか」、との疑念が湧くのだ。何故ならば、漁港の占有許可申請はごく簡単な申請様式で、基本的な記入項目は6項目しか存在しないからだ。

上の不備にふった「2・3・4・6」の番号は、申請様式の番号である。残る1番と5番は、1番が「占用目的」で5番が「占用料」だ。つまり、沖縄防衛局は目的と金額だけ書いた紙切れを、「あとはよきにはからえ!」、と稲嶺に投げつけた可能性が考えられる。

参考:名護市漁港管理条例施行規則
http://www1.g-reiki.net/reiki/Li05_Hon_Main_Frame.exe?UTDIR=C:\EFServ2\ss0021528C\GUEST&TID=1&SYSID=275

実物を見ないと断言は出来ないが、唯一の添付資料である図面すら不足していたのだから、そうとう傲慢な「申請書」だったことは容易に推察できる。使用期間だって、原則1年以内の利用期間を市長特例で複数年にするため、別途説明資料が必要だろう。

それを期間も明示せず、その他記入事項もスッカスカ、そりゃ稲嶺も「期限までの回答は無理!」と悲鳴を上げるだろうし、沖縄メディアは嬉々として「国の横暴!」と喚き散らすさ。何をやっているのだ。沖縄防衛局は仕事しろ。恥ずかしくないのか?。

まったく。漁港占用許可の申請書もろくに準備できないとか、沖縄防衛局はこれ以上失望させてくれるな。稲嶺に要求された通り、5月22日までに完璧な申請書を提出し、正々堂々、漁港使用・占用を認めさせよ。同じ失態を二度繰り返したら許さんぞ。


毎日:名護市長:漁港使用許可申請に「記載不備」で再提出求める
http://mainichi.jp/select/news/20140508k0000e010245000c.html
 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設のための名護市辺野古の埋め立て工事に向けて、沖縄防衛局が市に申請した漁港の使用許可などについて、稲嶺進・名護市長は8日の定例会見で、記載に不備があるとして、取り下げたうえで22日までに再提出するよう求めたことを明らかにした。
 市によると、漁港を使用する場所や面積、期間などが不明確のため、図面などの提出を求めている。防衛局は4月11日付で使用許可などを申請し、今月12日を回答期限としているが、市は「不備が補正されなければ審査の手続きを進められない」としている。【佐藤敬一】



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テーマ:沖縄米軍基地問題
ジャンル:政治・経済

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