2014-05-10 21:36

研究ノートがナンボのもんか(笑)

小保方ノート

理研の小保方氏が8日、実験を行った証拠として研究ノートを追加資料に提出した。しかし、理研は「検証できない」と突っぱね、マスコミは「あまりに杜撰」「まるで理科の観察ノート(笑)」などと「専門家」の意見を掲載して追い打ちをかけている。

以前から小保方氏に否定的だった人々は、この研究ノートを見て「ほらみたことか」と鬼の首を盗ったかのごとくはしゃいでいる。実に滑稽だ。彼らは、研究ノートがどんなものか知らず、先入観やマスコミ報道で踊らされていることに気付くべきだ。

おそらく、彼らの思い浮かべる研究ノートとは、研究の全容と詳細が記され、実験日や工程ごとにきっちり説明やデータが並び、結果や考察が書き込まれ、後で第三者が見ても研究の全てが理解できるような「ノート」なのだろう。・・・ねーよ(笑)。

したり顔で小保方批判した「専門家」とやらには、「偉そうなこと言うならお前の研究ノートを見せてみろ」と言いたい。さぞかし立派なノートを作成しているのだろう。笑わせるな(笑)。

研究ノートなんてものは、書きたい人が好きに書くものだ。研究者になる過程において、「研究ノートの作り方」といった講義や指導は無い。様式もルールも無く、何をどれだけ書くかは研究者個々の判断で、その多少が研究評価に影響を与えることなど無い。

no-risuは大学・大学院で科学論文をまとめたが、研究ノートはそれぞれ1冊しかなかった。それも、データの羅列や殴り書きのメモ等、後から見返しても書いた本人ですら意味が分からない。それで問題ない。重要なことは、全てパソコンに記録しているからだ。

生真面目で几帳面な女の子は丁寧にノートを作っていたが、それでもせいぜい1~2冊程度だった。教授らだって、基本的にパソコンを活用しており、一々ノートを作るのはパソコンが扱えない老教授くらいなものだった。そんなもんだ。

理研は最初の調査において、小保方氏の研究ノートは2~3冊しかなかったことを報告した。マスコミらは「そんなに少ないのか!」と呆れたが、ちょっと待て。少ないと批判する人は、何冊あったら納得したのか。何と比較して「少ない」と判断したのか。

その後、小保方氏は「少ないのは重要なデータ等はパソコンに記録しているから」としたうえで、「ノートだって少なくとも5冊はある」と反論した。「それでも少ない(笑)」と批判する声も多かったが、no-risuは「5冊も何を書くのか」と逆に感心してしまった。

理研と小保方氏は、「不正・捏造か、それともミスか」の判断で争っていた。理研は「不正・捏造である」と主張し、小保方氏は「悪意はなく、研究の根幹には影響しないミスだった」と主張していた。そして、捏造ではない証拠として、実験を行っていたことを示す証拠にノートを提出した。

したがって、実際に研究を行っていなければ書きえない内容が含まれていれば問題ない。理研は「検証できない」と切り捨てたが、検証が目的の追加資料ではないし、研究ノートで検証できなくとも研究自体の有無とは関係ない。

結局、理研は再調査しないことを宣言し、小保方氏は懲戒処分を下されることが決定した。小保方氏のノートもパソコンも調べず、聞き取り調査すらせず、短期間のいかにも杜撰な調査により、小保方氏は「不正を働いた研究者」とされた。

ブロゴスだったか、「学術論文の世界では、悪意があろうとなかろうとミスは不正である」等と説教を垂れていた馬鹿も見かけたが、へそで茶を沸かす屁理屈だ。学術論文のミスや訂正など日常茶飯事だが、それらが「不正」と断罪されることは無い。

ミスと不正・捏造は別物だ。小保方氏はミスを認め、その理由も明かしている。本人への聞き取り調査すら怠り、そうまでして理研は何を急いでいるのか。現状、小保方氏の白黒を判断するだけの材料は無い。理研は徹底的な再調査を行うべきだった。

理研において、論文の不正による懲戒処分は原則的に免職だ。クビである。もしも小保方氏のSTAP細胞理論が事実であったなら、この損失・理研の罪は、小保方氏のコピペや画像加工や取り違えなどよりも遥かに大きい。




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コメント

なんだか白い巨塔のような

こんばんは。

立て続けで恐縮です。
遙か昔、自分は俗に言う大学ノート1冊かそこらで済ませた記憶が。グラフは市販の方眼紙でしたし、レポート用紙も使いました。現在はとても立派なノートを強制されるものです。
専門家はともかくマスコミ殿は、論文のごとき美しいノートを想像していたのでしょう。記者達もおおかた大卒でしょうが、分野は違えどどんな研究ノート(卒論ノート)を書いたのか是非見せて欲しいものです。「まるで社会科見学ノート」と言われないような、さぞかし立派なノートなのでしょう。
今回の件では、理研は組織の維持を優先しているように伺えます。理研ほどの研究機関であれば論文が不正か否か、STAP細胞の存在が事実か否かは、論文執筆者への調査や再実験を行うなどの検証を丁寧に行えば時間がかかっても明らかにできるでしょう。歴史認識ではなく、科学的事実の検証、トレースなのですから。
しかし、仰せの通り理研はそれを放棄し、早々に幕引きを図っているように見受けます。野依先生以下偉い方は、あんなにうれしく論文掲載を発表し、割烹着を筆頭にノーベル賞級の報道をして貰った手前、体面を汚されたと思って小保方憎しになっているのでしょうか。
理研の方針は「小保方一人悪者」で進んでいます。事ここに至っては、小保方さんが日本で研究を続けるのは不可能です。小保方さんは「帰っておいで」と声をかけてくれているハーバードに移って、更なる研究を続けた方がいいと思います。
論文が事実であればいつか取り返せます。
  1. 2014-05-11 00:01
  2. URL
  3. koguma #-
  4. 編集

To kogumaさん

こんばんは。

だいたい、ノートなんて情報管理上も問題ですよね。それとも、ノートごときを一々金庫にしまってから帰るんでしょうか(笑)。また、理研は小保方氏の論文問題を調査研究したわけですから、その調査ノートを見せてみろと言いたいですね(笑)。

で、理研の対応は仰るように組織防衛自己保身が強く優先されているように見えます。そのことはマスコミも結構指摘しているのですが、小保方批判の声が大きすぎて埋もれてしまっていますね。

小保方氏がどこで研究を続けるかわかりませんけど、ほとぼりを覚ます時間は必要で、海外研究も手でしょうね。国内で研究してほしいですけど、難しそうですよねぇ。


  1. 2014-05-11 20:28
  2. URL
  3. no-risu #-
  4. 編集

おはようございます。

話は変わっちゃいますが、ナインティナインとかいう馬鹿二人組がMCをしている番組が、阿保方さん、などという侮辱ギャグを放映しようとして抗議を受け放送取りやめた、とか。

あの番組は本当に低俗で胸糞悪くなりますが、こういう個人攻撃ってどうなんでしょう?

メンタリティとして韓国人に似てきているように思えます。
  1. 2014-05-12 09:33
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  3. toshita1967 #-
  4. 編集

To toshita1967さん

こんばんは。

メチャイケでしたっけ?、もうずっと見ていなませんが。

で、大阪流の愛情表現なのかイジリなのか知りませんけど、低俗愚劣なコントを考えるものだと呆れます。小保方さんは理研職員なので、やや公人の要素もあるかもしれませんが、それにしても精神的に追い詰められているであろう個人を笑いのネタにするとか、常識的に考えてあり得ませんよね。

ただ、放送を断念したことは評価できます。「まだそんな良識や自浄作用が残っていたか」、と感心しました。小保方コントを決行した局もあったそうですが、それと比べればだいぶんマシです。


  1. 2014-05-12 20:23
  2. URL
  3. no-risu #-
  4. 編集

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