2014-07-08 21:40

朝日毎日、集団的自衛権容認意見を報道しない自由で隠蔽


安倍総理がニュージーランドを訪問しキー首相と歓談したことについて、朝日新聞毎日新聞の記事が興味深い。どちらも「TPP早期妥結で一致」との会談結果を伝えているのだが、記事には安倍総理が集団的自衛権に理解を求めたことも書かれている。

これの何が興味深いかと言うと、安倍総理による集団的自衛権の説明について、キー首相の反応が一言も書かれていないことだ。そこ、一番重要なんじゃないの?。「説明した」。だからどうしたと言うのか。説明した結果こそ国民に伝えるべき情報だろう。

具体的にどう報じられているか、以下に抜粋してみよう。


朝日:日本・NZ首脳会談、TPPの早期妥結で一致、より抜粋
http://www.asahi.com/articles/ASG7734VSG77UTFK001.html
 ニュージーランド(NZ)を訪問中の安倍晋三首相は7日午前、オークランドでキー首相と会談し、環太平洋経済連携協定(TPP)の早期妥結を目指すことで一致した。安倍首相は、集団的自衛権の行使などを認める閣議決定をしたことについても説明し、理解を求めた。
 日本の首相がNZを訪問するのは、小泉純一郎元首相以来、12年ぶり。安倍首相は会談後の共同記者会見で、集団的自衛権の行使容認などの日本の安全保障政策への取り組みについて説明したことについて、「キー首相も私の政策にご理解いただいている」と語った。


毎日:日NZ首脳会談:TPP 早期妥結で一致、より抜粋
http://mainichi.jp/select/news/20140707k0000e010074000c.html
  【オークランド鈴木美穂】安倍晋三首相は6日、オークランド市の総督官邸でキー首相と会談し、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉の早期妥結に向けて精力的に取り組むことで一致した。安倍首相は、集団的自衛権の行使を容認した閣議決定など政府の安全保障政策を説明した。
 これに関連し、安倍首相は会談後の共同記者会見で「今回の閣議決定を含め、日本の安全保障政策、『積極的平和主義』は地域と国際社会の平和と安定に寄与するものだ。キー首相も私の政策にご理解いただいている」と強調した。


朝日
安倍首相は、集団的自衛権について説明し理解を求めた。
安倍首相は、「キー首相も私の政策にご理解いただいている」と語った。


毎日
安倍首相は、集団的自衛権など政府の安全保障政策を説明した。
安倍首相は、「キー首相も私の政策にご理解いただいている」と強調した。



この朝日毎日の記事について、読者はどの様な印象を受けるだろうか。想像してみてほしい。ネットやその他メディアの情報と比較せず、朝日と毎日の記事だけで情報を得ていたとしたら、上記の記事を読んであなたは何を感じるだろうか。

安倍総理が集団的自衛権を説明し、普通ならキー首相の反応が紹介され、その上で安倍総理が「ご理解いただいている」と述べる。しかし、記事にはキー首相がどの様な反応を示したか書かれておらず、いきなり「ご理解いただいている」と安倍総理の見解に飛ぶ。

これだけ読むと、まるで安倍総理が成果を強調・誇張しているかの印象を受けやしないか。キー首相は明確な態度を示さなかったのに、集団的自衛権に躍起となる安倍総理が「理解が得られた」と一方的に判断し発表した、そう訝しみたくなる記事ではないか。

実際には、安倍総理から説明を受けたキー首相は集団的自衛権を歓迎・容認したらしい。産経などは「賞賛した」とまで書いていて、それは大袈裟ではないかと疑問に思うが、読売・日経・時事など多くのメディアが「キー首相も理解を示した」と報じている。

NZの首相が集団的自衛権を認めた。この最も重要な情報を、国民に知らせるべき事実を、どうして朝日と毎日は書かなかったのか。偶然ではあるまい。意図的に避けたに決まっている。認めたくない現実・不都合な事実を、「報道しない自由」で隠蔽したのだ。

集団的自衛権問題について、朝日新聞の反対姿勢は徹底していた。両論併記の原則など遙か彼方に消し飛ばされ、紙面のあらゆる場所で反対を訴えた。容認意見は完全排除し、攻撃的で感情的な表現が増え、偏向捏造は言うに及ばず誤報までも垂れ流した。

まさに朝日新聞社の総力を挙げた反対で、自分達に都合良く情報を操作して民意を誘導・煽動する手法は、報道機関としての矜持とか適格性とか報道倫理とかBPO審議とか以前の問題で、はっきりと犯罪であろう。「犯罪的」ではない。「犯罪」だ。

今回取り上げた朝日毎日の記事は、読む人によっては何も疑問を抱かない。しかし、反日メディアは偏向情報をさりげなく忍ばせ人々の意識に刷り込む。誰が見ても一目瞭然、そんな偏向著しい記事はむしろ少数派だ。連中の手口はもっと姑息で狡猾である。

マスコミの影響力は絶大だ。だからこそ、私達国民はマスコミの発する情報を鵜呑みにせず、「見る」だけでなく「読んで」「理解する」習慣を身につけたい。




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