2014-07-11 21:35

今のままなら電子書籍は衰退する

立花

先月だったか、立花隆氏が出版業界のイベントで講演し、「今度こそ電子書籍がブレイクする!(かも)」と述べて、斜陽産業化に肩を落とす関係者を元気づけたそうだ。紙の売上げが減った分を電子書籍ユーザーに埋めてもらいたい、そんな期待があるらしい。

しかし、no-risuの見たところ電子書籍がブレイクする気配は全く無い。むしろ落ち目だ。このまま無為無策でいれば、電子書籍は普及せずみすみす市場を逃す結果を招くだけでなく、小規模ユーザーのためにサービスを続けねばならず負担だけが残るだろう。

困ったことに、業界は電子書籍が伸び悩む理由を分かっていない。電子書籍という黒船に期待と不安を抱きつつ、業界の利益構造や著作権の問題ばかり繰り返し、読者のニーズに向き合わず、電子書籍独自の付加価値を生み出す努力を怠っている。

「活字文化を守れ!」と声だけ威勢は良いものの、読者ニーズに向き合わないからろくな経営戦略が生まれない。マーケット・インの姿勢が見られず、プロダクト・アウトによるお高くとまった待ちの殿様商売気質が抜けていない。これではダメだ。

よく言われる電子書籍のメリットは、「かさばらない」「いつでもどこでも好きな本を読める」「劣化しない」「紙を使わないから環境に優しい」といったものだろう。しかし、これは電子書籍と本を比較したメリットであって、コンテンツの魅力とは無関係である。

当たり前の話だが、どんなに便利な読書端末があろうとも、面白くなければ誰も読まない。「つまらなそうだけど電子書籍でなら読みたい」、何て業界に都合良く考える読者はまず居ない。例外は、学生や受験生が嫌々読む教科書や参考書くらないものだ。

では、どうすれば電子書籍が売れるか。

簡単な理屈だ。読者の数を増やせば良い。電子書籍だから本を読むのではなく、本を読む人の一定割合が電子書籍端末に移行するからだ。読者の数を増やす方法は、読者に望まれるコンテンツを送り出し、読者を満足させるサービスを用意すれば良い。

「何を当たり前のことを」、「それが出来たら苦労せんわ」、等と思われるかも知れないが、こんな単純なことに何の努力も工夫もしてこなかったのが出版業界だ。出版業界の議論は閉鎖的で内向きで権威主義的で、読者と真正面から向き合ってこなかった。

その悪習から脱却せよ。凝り固まった業界の常識を疑い、本・活字に対する概念をぶち壊せ。難しい話ではないはずだ。読者に向き合えば必然的にそうなる。で、どうするべきか。ここまで偉そうなことを述べたからには、具体的な提案も示しておきたい。

➀ クリエイターの育成

まず基礎の基礎、物語を生み出す作家(クリエイター)を育成せねば将来は無い。ところが、現状ではクリエイターを育成する仕組みが無い。直木賞とか芥川賞など「○○賞」といった権威けや、副賞の賞金で釣るくらいだ。業界が自ら育成するシステムが必要である。

イメージとしては、吉本の芸人育成みたいなものか。育成コストはかかるけど、それは業界ための先行投資として受け入れるしかない。権威ある賞に胡座かき、賞金ぶら下げて待つだけで、「最近は有望な新人が出てこない」と嘆くことの何と愚かしいことか。

➁ 新作至上主義脱却と過去の遺産の活用

これまで世に送り出された本の数は膨大で、名作・人気作品と呼ばれた本の数もまた星の数ほど存在する。しかし、出版業界は過去の名作・人気作品を宣伝しない。宝の山である過去の遺産を持ちながら、それを読者に楽しんでもらう努力や工夫をしない。

推すのは常に新作で、本屋で平積みされている本の100%が新作だ。新作だから面白いとは限らないのに、読者に求められているとは限らないのに、「新作だから売れる」「新作を売らねばならない」との業界常識・慣習が視野を狭めている。

電子書籍端末のメリットに、「いつでも好きな本をダウンロードして読める」というものがある。しかし、読者の多くは「どれが面白い本なのか分からない」。端末機能に責任を丸投げするのではなく、業界が過去の名作を現代の読者に伝える工夫が必要だ。

名作は何時の時代でも名作で、きっかけ一つで時代や世代を超えて売れるものだ。山下達郎の「クリスマス・イブ」が毎年12月に流されるのは、クリスマスというきっかけと、曲自体が素晴らしいからだ。新作一辺倒の出版業界は、自分で自分の首を絞めている。

➂ 電子書籍端末はコンテンツの魅力をアップさせるためにこそ価値がある

出版業界は、電子書籍のメリットをはき違えている。かさばろうがかさばるまいが、本の内容そのものは変わらない。薄くなっても面白くはならない。好きな時にダウンロードできても、ダウンロードしたから面白くなる、なんてことも絶対にないのである。

つまり、出版業界が電子書籍端末に期待するメリットとは、どれもこれも媒体に関する利便性に過ぎず、コンテンツの魅力とは無関係だ。電子書籍ならではの魅力(付加価値)が無ければ、「本は買う気しないけど電子書籍なら読んでみるか」とはならない。

電子書籍のデメリットに、「目が疲れる」という評価がある。だからメーカーや業界は「目に優しい画面」の開発や宣伝に力を入れ、実際の画面サンプルを紹介したりする。そして言うのだ。「ご覧下さい!、紙の本と全然変わりないでしょう!」。

電子書籍

アホかと。本と同じなら本を買うわい(笑)。電子書籍にあって本に無い魅力とは、コンテンツそのものに付加すべきものだ。本には真似できない付加価値、これは色々な案があるだろうけど、個人的には視覚効果と聴覚効果が鍵を握ると思う。

例えば、聴覚効果なら読み上げ機能やサウンド・エフェクトだ。ニコニコ動画には、「文字を読む動画」というカテゴリーがある。動画のくせに文字が流れるだけで、自分のペースで読めないから大層不評である、何てことは全然ない。

というのも、「文字を読む動画」には朗読が付けられているからだ。朗読の多くは、投稿者が無料の音声ソフト(通称棒読みちゃん・ゆっくり)で作成している。背景画像やSEが挿入されている動画もあり、その辺は投稿者の努力とセンスによる。

視覚効果で成功した事例として浮かぶのが、日本将棋連盟公認のオンライン将棋ゲーム、「天下一将棋会」と「将棋ウォーズ」だ。画面が地味、変わり映えがしない、退屈、古くさい、年寄りの遊戯、そんな将棋のネガティブイメージを粉々に打ち砕く画期的なゲームだ。

天下一将棋界

タッチパネル方式で、一手指す度に駒が輝き、戦法や囲いを行えば派手なのに美しく風流なイラストや効果音が発生する。将棋革命とも言える大胆な挑戦で、将棋の伝統や品格に反する可能性もあったのに、公認した日本将棋連盟には敬意を払いたい。

「文字を読む動画」はユーザーニーズから自然発生し、「天下一将棋会」は関係者の知恵と努力が生み出した。新たな媒体を用い、それに応じた付加価値を付けることで、元々本を読み将棋を指す人々のみならず、それ以外の層にも支持を広げることに成功した。

それに比べて電子書籍はどうだ。コンテンツの付加価値は、「文字が拡大できて読みやすいです」くらいなもので、読者ニーズに応える創意工夫の欠片も無い。携帯端末で本が読める、ただそれだけ。猫に小判、出版業界に電子書籍である。

④ 「本」の常識・概念を壊す

枕や踏み台や鍋敷きにも使うこともあろうが、基本的に「本」は「読むもの」だ。それ以上でも以下でもない。出版業界は電子書籍を本の延長線に捉えているが、本と電子書籍は似て非なるツールと考えるべきだ。電子書籍は本ではない。本に似た新しい「何か」だ。

「何か」を「新しい本」とするのなら、その新しい本は「読む」だけでなく「見る」ことも「聴く」ことも出来る本である。SNSと絡ませれば、「一人で読むもの」という常識も消滅するかもしれない「本」である。可能性は無限だが、業界の常識と慣習に囚われては可能性ゼロだ。

上で「本を読む人の一定割合が電子書籍端末に移行する」と書いたが、「新しい本」を確立すれば「新規客層」も開発できる。「本は読まない」けど「新しい本は見るし聴く」、そんな潜在需要が絶対にある。無ければ作り出せ。ケツに火がついた状態で泣き言ぬかすな。

今本屋に入ると、その景色は20年前と全く変わっていない。昔の本屋で注文して1週間待たされた本は、今の本屋で頼んでも1週間待たされる。陳列方法も同じで、本の探しにくさは何も改善されていない。もちろん、「本」そのものの作りも同じだ。

まるで時間が止まったかの様で、これほど変化してこなかった業界が他にあるだろうか。で、「今度こそ電子書籍がブレイクする」だって?。何の努力も工夫もしていないくせに笑わせるな(笑)。今のままでは、間違いなく電子書籍は衰退する。

言うまでもないことだが、出版業界自体の未来もお先真っ暗である。




読売:電子書籍、わざわざ店頭販売…出版業界の狙いは
http://www.yomiuri.co.jp/book/news/20140707-OYT8T50143.html
 書店で電子書籍のカードを陳列販売する実証事業が、東京・秋葉原など4か所で行われている。実際の書店と、インターネット配信で電子書籍を販売する複数の電子書店とが共同で行う初の試みという。だが、電子書籍の売りの一つは、どこでも本が買えること。なぜわざわざリアル書店で販売するのだろうか?(小林佑基)
 有隣堂ヨドバシAKIBA店。文庫本サイズの電子書籍販売用カード「BooCa(ブッカ)」が約2100タイトル分も並んでいて壮観だ。33の出版社が参加して漫画や新刊小説などを出し、池井戸潤さんや山崎豊子さんらの人気作品も多い。ブッカの表面は本の表紙が印刷され、裏面にはバーコードや価格などが記されている。客は購入後、電子書店「楽天kobo」と「BookLive!(ブックライブ)」のうち、好きな方を選んでダウンロードできる。
 この事業は、出版業界の団体で作る「日本出版インフラセンター(JPO)」が、書店活性化のために作った「フューチャー・ブックストア・フォーラム」が行う取り組みの一つ。ほかに、三省堂書店神保町本店(東京都)、豊川堂カルミア店(愛知県)、今井書店本の学校今井ブックセンター(鳥取県)も参加する。
 6月16日から11月21日までの事業だが、JPOは終了後も続け、参加するリアル書店や電子書店を募る方針だ。この事業に合わせ、講談社は7月から、月に数点ずつの電子書籍を楽天とブックライブで先行販売。PHP研究所も、紙の本が存在しない電子書籍(ボーンデジタル)を両電子書店で先行販売する。
 だが、どうして電子書籍をリアル書店で販売するのだろうか。JPOの永井祥一専務理事は、「(現在の)電子書籍の選び方は読書の幅を狭める一面がある」と説明する。つまり、自分で本を検索する電子書籍の場合、たまたま見かけて購入するということが起こりにくいというのだ。こうした予期せぬ発見を、カードの陳列販売によって演出するのが今回の狙いだ。
" また、電子書籍の未利用者らに書店員が使い方を教えたり、利用を勧めたりする目的もある。さらに、紙の書籍と割引した電子書籍のセット販売など、新たな販売方法の確立も視野に入れている。
 だが、事業の基礎となる2012年の調査報告書には、厳しい現実も。読書好きの約1000人に対するアンケートでは、「書店で本を見た上で、電子書籍を店頭でダウンロードできたらどう感じるか」との質問に対し、最多の回答は「書店に行ってまでダウンロードしようとは思わない」(34・1%)。「ぜひ利用したい」は5・6%にとどまった。「電子書籍を利用したいと思わない」(28・4%)「分からない」(21・1%)と答えた人々へのアピールが、成功の鍵となりそうだ。・・・"





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コメント

出版業界も文庫本以外は、売れていない


no-risu さん こんにちは

電子書籍の未来は明るいのに、暗くしているのは業界の常識だと感じます。

新しいものには、新しい常識が必要です。


電子書籍の衰退だけでなく、出版業界も文庫本以外は、早々売れない事を
認識すべきです。老人は若者よりもパソコンや通信機器の発展を喜んでいる。
少子高齢化を見れば、販売戦略はおのずと見えるものですが、
見えないところに不協和音が広がると感じます。

>簡単な理屈だ。読者の数を増やせば良い。

その簡単なところが見えない事に不都合がありそうです。
太公望も、魚のいないところでは釣り上げる事は不可能です。


  1. 2014-07-12 03:13
  2. URL
  3. 日本復活 #hVFTBmM6
  4. 編集

おはようございます。

立花隆も年を取ったもので。あのおばさんパーマがなくなりすっかり薄くなってしまって。
電子書籍は出版業界に一筋の光明を差していると思うのですが、業界と先生方がことごとく芽をつぶしているようでして。
本屋で気軽に立ち読みが出来るように、絶版を含む百万作品程度の20ページほどを専用端末や特別なソフトがなくても(PDFあたりで)つまみ読みさせてくれれば、かなり売り上げに寄与すると思いますが。
紙の本を読むのに眼鏡以外は不要ですし。自分も小さい文字がつらくなってきまして。

とにかく試食させないと。
  1. 2014-07-12 06:13
  2. URL
  3. koguma #-
  4. 編集

To 日本復活さん

こんばんは。

おお、まさかコメントが付くとは!。

一応政治カテゴリーのブログですし、過去の経験も踏まえてこの手のエントリーにはコメントが付かない、と言うか誰も読まないと思っていましたよ。しかも長いし(笑)。

エントリーでは触れませんでしたけど、出版業界の電子書籍普及戦略は「学校に導入」だそうです。新聞を学校教材に使うNIE運動と同じですね。この一点だけ見ても、消費者ニーズに向き合わず「慣れさせちまえばこっちのもの」なんてしょうもない考え方していることが良く分かります。


  1. 2014-07-12 20:18
  2. URL
  3. no-risu #-
  4. 編集

To kogumaさん

こんばんは。

まさかこの手のエントリーに二つもコメントがつくとは。ちょっと嬉しいです(笑)。

>とにかく試食させないと。

最近の本屋の漫画コーナーには、「試食」のための薄い冊子が置いてありますね。無いよりは全然マシなんですけど、もう少し工夫できないかなぁ、と思います。だって、冊子の漫画がどこに陳列されているか分からない、なんていい加減な置き方してるんですよね。まあ、私の行く本屋だけかもしれませんけど。

で、本の場合は単純に最初の数ページを試食させる方法では根本的に不足だと思います。それがどんな味なのかイメージしやすくして、美味しそうに飾り付けする工夫と努力が必要かと。


  1. 2014-07-12 20:25
  2. URL
  3. no-risu #-
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 電子書籍は売れないけれど、所謂自炊は大繁盛なんですよ。
 
 年を取って老眼になり細かい字の本が読めない、置き場所に困ると言う理由で自分の蔵書をPFD化する人は多いのです。

 本来なそういう需要だけでも電子書籍は成功するはずです。

 実際ワタシも嘗て文庫で読んだ古典文学が自由に読めるなら、タブレットを買おうかと何度も思いました。

 ところがこれが殆ど電子書籍化されていません。 一部発売されているのは紙の書籍よりも高価です。
 な、なんで電子書籍が紙の本より高いのか??
 
 これじゃどうしようもないです。

 岩波などこれまでに出版した文庫をそのまま電子化して、映画のネット配信みたいに、月額500円で岩波文庫読み放題などとすれば、随分儲かると思うんですけどね。

 しかし本当は出版界は何とか紙の書籍の利権を守る為に、電子書籍をできる限り排除したいのではないでしょうか?
  1. 2014-07-12 21:45
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
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To よもぎねこさん

こんばんは。

自炊って個人では難しいですよね。でも自炊業者はもう許されないんでしたっけ。別に対して影響しないと思うんですけどね、けち臭いことしますよねぇ。

電子文庫が紙媒体より高いことはについて、あれは本当に納得がいきません。電子書籍の普及を妨害したいだけじゃないの?、何て思っちゃいます。

新聞もそうなんですよね、有料のweb版は全然安くない。紙とセットなら安くなるんですけど、紙で買ってweb版も買わせるとか、どうしたらそんな発想になるのやら。

仰るような利権もあるんでしょうね。印刷所と製紙業者とか、電子書籍が普及すると苦しそうですもんねぇ。でもまあ、このままじゃジリ貧だと思いますけど。


  1. 2014-07-12 22:30
  2. URL
  3. no-risu #-
  4. 編集

出版業界は虫がよすぎるのです。
新しいコンテンツに関しては絶対に電子化しません。版権が存在するからその権利が侵されるのが怖く複製され流通することを恐れているとしか思えません。引用が出てくるのは当然ともいえる学術者や教科書を絶対に電子化しないことからそれは明らかでしょう。

それなら古いコンテンツはどうか?出てくるのは古典の名作と言えば聞こえはいいのですがそんなものはどこかで探せば見つかるものばかり。しかも値段が高いとなればだれが買いますか。

デジタルコンテンツを狙うなら再販がほとんど望めないような本、具体的には復刊ドットコムに出てくるようなところを狙えば良いのでしょうに。つまり、現役の人々が若いころに見たが買えなかったというようなコンテンツを安く売れば良いのです。世の中にはこんなものと思うものでも、人が思う10倍くらいはファンがいるものです。

でも本当の問題は出版業界と密接な関係にある印刷業界が嫌ってるんだろうというのが小生の読みです。出版業界は大会社といえども印刷業界に比べればはるかに小型です。印刷屋はスケールメリットが出る装置産業ですから出版よりはるかに大きいのです。

デジタルコンテンツは印刷屋が主導することが結構あるでしょう。あれは普及させないことが真の狙いでしょう。


印刷屋と本屋は自分たちでこの問題を主導できると勘違いしてます。
逆なのです。世の中にデジタルコンテンツがあってはじめて端末とか何とかの問題が生ずるのです。
だから本を買えば当たり前にデジタルデータが付いてくるというくらいにならなければいけないのです。
そうなれば使う側が絶対に工夫します。よい端末が絶対出てくるに違いありません。

どこかの業界が主導して電子出版を普及させるなどという考えは捨てることです。
  1. 2014-07-13 06:38
  2. URL
  3. kazk #-
  4. 編集

皆さん本が好きなんですね

読者の望む事を出版社が理解していないんですよね。

自分達で解らないなら読者に聞けよって思いますもの。

その仕組みを作ろうということにも気付かないのでしょう。

皆さん無償でこんなに知恵を出してくれているのに。

殿様商売に胡坐をかいて頭を使わない業界ですね。
  1. 2014-07-13 11:30
  2. URL
  3. 団塊ノンポリ #-
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To kazkさん

こんばんは。

学術論文の類は、確か海外の業者が独占的に電子化を行っていた様に記憶しています。サービスはひどく悪いらしいですけど。ニッチな分野なので、普通の業者はわざわざ参入しないのでしょうね。

若いころに見たが買えなかったというようなコンテンツを安く売れば良い、それも一つの戦略ですよね。ただ、それをどうやって現役消費者に思い出させ、購入意欲を掻き立てるか。まあ、それは業者の考えることですけど。

印刷業者の拒否感は間違いないだろうと思います。ただでさえ本離れで苦境なのに、電子書籍にとってかわられたら商売あがったりです。違うんですよね。電子書籍は敵じゃなくて、本に人を呼び戻したり、新規開拓するツールなのに。

で、電子書籍に本気で向き合わないから、外部の業者がアイデアを実現させてしまって、出版業者は置いてきぼりになってしまう。だったら自分達でやれば良いわけなんですけど、誰もやりませんねぇ。


  1. 2014-07-13 19:24
  2. URL
  3. no-risu #-
  4. 編集

To 団塊ノンポリさん

こんばんは。

私は活字中毒者です。
いつも本や新聞を手放さず、うっかり電車や旅先で活字を忘れたことに気が付くと狼狽します(笑)。

このエントリーで紹介したアイデアは、まあすごくラフなものです。スローガン程度の荒い目標ですね。
これ以上の具体的戦略は金のかかる話になります。出版業者が知恵を絞るのもいいですけど、私ならプロを雇って指南されることをお勧めしますねぇ。


  1. 2014-07-13 19:30
  2. URL
  3. no-risu #-
  4. 編集

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