2014-08-28 21:17

朝日新聞がまたも「誤報」か


従軍慰安婦問題について、強制連行の根拠となった吉田証言が虚偽であったことを認めた朝日新聞。直後、福島原発の故・吉田所長の証言についても、「福島原発の職員が所長命令を無視して逃げ出した」などと誤報を流したことも話題になった。

後者について朝日新聞は誤報を認めていないが、朝日を追及する産経新聞が吉田証言を入手し詳細を報じたこと、それにより政府も吉田証言の公開を決めたことで、朝日新聞の悪事が白日の下に断罪されることは、すでに既定路線化したと推察される。

朝日新聞がクオリティーペーパーとしての矜持を保つには、潔く謝罪・検証・修正等の誠意の限りを尽くし、一から信用を作り直す他ないのだが、「捏造報道」を「誤報」と矮小化するなど責任逃れに躍起の有様からも、自浄作用による更生は望み薄に思える。

自分の誤報で自分の首を絞める中、朝日新聞がまたもやらかした。

8月26日、朝日新聞は「米軍オスプレイの佐賀移転、困難に 米・地元ともに難色」との記事を掲載した。政府自民党は、辺野古移設工事長期化と沖縄基地負担軽減の観点から、一時的なオスプレイ訓練の佐賀空港受入れを打ち出した。

朝日新聞によると、地元佐賀県が強く拒否しているのみならず、米軍自体が佐賀空港への訓練移転に難色を示しているらしい。これが事実であれば大スクープなのだが、小野寺防衛相は一貫して米国の理解を得ていることを述べてきたはずだ。

朝日のスクープか、それとも大誤報か。no-risuが見るに、後者の可能性が極めて高い。オスプレイに反対したい朝日新聞の願望が生み出した妄想記事、悪質な偏向報道としか思えないのである。

その理由は、朝日新聞が挙げた根拠にある。当該記事において、朝日新聞は米国が佐賀空港移転に難色を示したと解する根拠を一つだけ示した。それは防衛省幹部の証言で、Web版ではその肝心な部分が有料記事とされ読むことが出来ない。

こういう時のために、no-risuは朝日新聞を購入している。防衛省幹部の証言によると、防衛省は米軍から次の様な苦言を受けたそうだ。

「(オスプレイ訓練の佐賀空港移転が)辺野古移設不要論に結びつくのは困る」

佐賀空港を利用することで、「もう佐賀空港で良いじゃないか、辺野古移設なんて止めてしまおう」、といった論調が生まれることを危惧しているわけだ。しかし、佐賀空港への訓練移転も決定していない状況で、佐賀空港移転による辺野古不要論など生じていない。

小野寺防衛相らが米軍の理解を述べていることと併せて考えれば、米軍は想定されるリスクに対応を求めたに過ぎないと考えるのが自然だ。「佐賀空港への移転はいいけれど、辺野古移設不要論に繋がる様な本末転倒には気をつけてね」、と言っているだけだろう。

したがって、「辺野古移設不要論に結びつくのは困る」との米軍見解をもって、「米国は佐賀空港移転に難色」と断じた朝日新聞記事は、恣意的解釈に基づく誤報(悪質な偏向報道)と推察するべきだ。同記事には、他にも首をかしげる記述が多い。

地元も難色を示していると書いているが、根拠として登場する古川県知事は態度を保留している。むしろ、知事の説明を求め続ける姿勢は、受入れのために外堀を埋めている様にも見える。反戦サヨク的な思想家であれば、もっと露骨に拒否するはずだ。

また、移設を求める防衛省が「トーンダウンしている」と、あたかも「米軍と地元の難色にトーンダウンせざるを得なくなった」かの様に書かれているが、記事で挙げられている小野寺防衛大臣発言と武田副大臣の発言から「トーンダウン」は見られない。

そして、記事は佐賀空港移転と沖縄県知事選挙の関連を指摘する。地元意見と米軍の意向を無視し、防衛省も困っているのに、それでも佐賀空港移設を強行するのは、背後にきたる沖縄県知事選挙のためにポイント稼ぎをしたい政府の計算がある、と。

しかし実際はどうか。地元意見を捏造し、米軍の意向を捏造し、捏造情報を元に防衛省のトーンダウンを捏造し、捏造で塗り固められた根拠を元に政府の真の狙いを分析しているとしか思えない。最初から結論が用意された記事にしか見えない。

結論として、朝日新聞の本記事はスクープでなく誤報と判断せざるを得ない。上にも書いた通り、これはオスプレイに反対したい朝日新聞の願望が生み出した妄想記事、悪質な偏向・虚偽・捏造報道に他ならないのである。朝日新聞は猛省すべし。




朝日:米軍オスプレイの佐賀移転、困難に 米・地元ともに難色
http://www.asahi.com/articles/ASG8T5S17G8TUTFK00H.html
 政府が検討していた米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の新型輸送機MV22オスプレイの佐賀空港(佐賀市)への移転が困難な状況になった。11月の沖縄県知事選を前に米軍基地の負担軽減策として先月打ち出したが、米側が難色を示し、佐賀県側の反発も大きく、暗礁に乗り上げた。
"■米、移転寝耳に水
 小野寺五典防衛相は25日、佐賀県庁で古川康知事と会談し、自衛隊が来年度から導入するオスプレイの佐賀空港への配備を改めて説明した。その際、米軍普天間飛行場のオスプレイについては、佐賀空港への訓練移転の要請にとどめ、移転については一切触れなかった。"
 7月22日に古川氏と会談した防衛省の武田良太副大臣は、「暫定的に(普天間飛行場の移設先の)辺野古が完成するまで佐賀空港を利用させて頂くことを考えている」と述べ、移転に向けた検討を求めた。そこから一転してトーンダウンした格好だ。
 小野寺氏はこの日の会談後、記者団に「訓練移転については米側も『歓迎する』と言っている。その先の負担軽減に何が出来るか、政府全体で検討したい」と述べるにとどめた。防衛省幹部は「佐賀空港は自衛隊のオスプレイ配備と米軍の訓練移転にとどまる」と打ち明ける。
 なぜ政府は、オスプレイの佐賀移転を打ち出したのか。背景には、11月の沖縄知事選に向けて、米軍の基地負担の軽減策を早急に打ち出したい首相官邸の強い意向があった。・・・





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コメント

やっぱり朝日新聞は朝鮮日報の日本支社なのでしょうか。

朝鮮日報・・・朝日

韓国は客観的事実を冷静に説得性のある論拠を基に主張すれば良いのですが国際的に日本を貶める、それも嘘を隠すように反日行為を感情的に拡散するDNAを持ってるのですがなぜ日本国の企業がそこまで反日、売国行為をするのでしょうか。

中国のこのような売国企業がいれば即、国家騒乱とか反政府(政府反逆)とかの罪で収容所送りになるでしょうね。

いくら自由の国アメリカでも朝日新聞のような国民に影響を与えるメディアなどがあるのでしょうかね。

大嘘、捏造、偏向思想の国の名誉を傷付けるメディアには公益を貶める大きな罪があるのですから司法の判断で断罪することは無理なのでしょうか。

私は、国を挙げて全世界に日本を貶める(それも殆ど嘘っぱちの金銭目的の)ような韓国とは経済協力とか都知事のようなおべんちゃら外交は韓国を増徴させるだけなので断絶覚悟で毅然と拒絶するほうが良いと思います。
  1. 2014-08-29 04:17
  2. URL
  3. そうかせんべい #-
  4. 編集

 朝日新聞の反特定秘密保護法反対報道によれば、非公開になっていた吉 田調書を入手して報道した段階で、朝日新聞の記者が逮捕されていたはずでは?

 朝日新聞は全然自浄能力はありません。 ワタシは慰安婦報道の件で8月5日から何度も抗議したのですが、朝日側は完全に火病するだけで『忸怩たる」とかそういう感じは全然ありません。

 
  1. 2014-08-29 09:33
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

To そうかせんべいさん

こんばんは。

おそらく、朝日新聞みたいな連中は、あれが売国行為だと思ってはいないのでしょう。良いことをしている、正しいことをしている、だからネトウヨ何かに負けないゾ!、なんて考えているのだと思います。かつて、私もそういう人間でした(笑)。

メディアの影響力について、これは以前のエントリーにも書きましたが、日本のメディアの寡占構造は世界でも突出していて、部数的にも世界で最も影響力のあるのが読売新聞で、次が朝日新聞です。異常ですね。

韓国について、私も断交で構わないと思います。そりゃ仲良くできるにこしたことはありませんけど、無理してお近づきになる必要性まではありませんよね。

  1. 2014-08-29 22:01
  2. URL
  3. no-risu #-
  4. 編集

To よもぎねこさん

こんばんは。

相も変らぬサヨクのダブスタですね。

朝日新聞の吉田調書の入手と報道は、「人としてどうなのよ?」と思わずにはいられませんでした。吉田氏本人が公開を望んでいなかったのに、故人であることをいいことに、悪意的解釈で飯の種にした朝日新聞は軽蔑に値します。

幸いなことに、多くのメディアが朝日新聞を批判し始めました。特に、読売新聞が本気で朝日攻撃を始めたことにはこの国に一抹の希望が見えた思いです。

よもぎねこさんの電凸も、きっと無駄ではなくて、この積み重ねが社会とか時代を作っていくのだろうなぁ、と思いますよ。


  1. 2014-08-29 22:18
  2. URL
  3. no-risu #-
  4. 編集

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