2014-09-09 21:18

新党結成の課題を先送りした維新


維新の橋下代表と結いの江田代表が東京で会談し、新党結成後の党体制について一定の合意に至ったそうだ。報道によると、代表は暫定的に橋下・江田の共同代表制とし、党本部は東京都大阪のそれぞれに置くことになった。

これは酷い(笑)。

なんのことはない、当初は8月に新党立ち上げを予定していたのに、維新と結いは合流前から主導権争い(内ゲバ)を起こし、今回の橋下・江田会談でもまとまらず、とりあえず前回の野合体制を暫定採用する妥協案で結論を先送りしたわけだ。

維新は内紛まみれだ。石原・太陽の党はその最たるものだったが、他にも国会議員派閥、反原発派閥、元○○派閥、若手派閥、等々が依然として勝手気ままに活動している。野合を解消し結いで補完したのに、内紛まで補完してどうする(笑)。

会談終了後、橋下代表は「最終的には代表の一本化を目指す」と述べ、江田代表も「1年たてば融和する」との見通しを示したが、まるで説得力は無い。唯我独尊の江田が郷に従うとは思えず、維新サイドが不満を募らせることは目に見えている。

大阪の橋下・松井と東京の江田が火花を散らしながら「共同」し、民主やみんなから維新に造反したネズミ共が右往左往し、その惨状を維新の若手がネットなどで暴露し、反原発派閥は党内事情なんてお構いなしに反原発活動に興じる、そんな未来が見える。

結い陣営だって安泰とは言えまい。

江田に付き従いみんなを裏切った若手共は、新党の上層部がゴタゴタし続けていれば、いずれ不満を表面化させるだろう。なんせ、みんなの看板で比例当選したくせに、2年ともたずに造反したクズ共だ。一度裏切った人間は二度裏切る。

しかも、維新含め若手は選挙基盤を持たず、選挙戦のノウハウも持たず、頼みの公明党には決別され、次の選挙で落選する公算が高い。生き残りに必死なのに、上層部が主導権争いに明け暮れる様を見れば、必ずや見限る議員が出てくる。

維新と結いは、9月21日の結党大会に向けて綱領作成を急ぐそうだ。21日までもう日が無いのに、まだ綱領も定まっていないらしい。課題を先送りし新党名も決められず、理念も政策も異なる両党が、綱領だけ間に合わせられるものだろうか。

「しがらみのない立場からの既得権益打破」、江田の口癖だ。しかし、維新との野合がすでに「しがらみ」ではないのか。DHCみたく、裏に数多の「しがらみ」を隠しているのではないか。政局争いは、自分の「既得権益」を確保したいからではないのか。

橋下代表よ、これで良かったのか?。

理解者である石原を切り捨て、代わりに迎え入れるほどの価値があったのか。喧嘩相手が頑固親父から計算高い蛇に変わっただけにしか見えないが、維新の将来像は見えているのか。その場しのぎを続け、なる様になった結果がこの様ではないのか。

江田と野合する新生維新に明るい未来は見えない。第2党を目指すなら、橋下が単独代表に君臨し、みんなの党と手を結び、民主党を切り崩し吸収するしかない。それには江田が邪魔過ぎる。内ゲバの責任を被せ孤立させ離党に追い込め。

まったく。野党再編にあと何年浪費するつもりか。さっさとせんかい。




NHK:維新と結い 新党結成1年は共同代表制で
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140907/k10014415681000.html
 日本維新の会と結いの党は新党の結成に向けて、橋下代表や江田代表ら両党の幹部が東京都内で準備会合を開き、結成から1年間は両党から1人ずつ代表を出す共同代表制をとることで合意しました。橋下氏と江田氏が共同代表に就任する見通しです。
 日本維新の会と結いの党は、今月21日に新党の結成大会を開くことを目指して協議を進めていて7日、東京都内のホテルで橋下代表や江田代表ら両党の幹部が新党の準備会合を開き、詰めの協議を行いました。その結果、結成から1年間は両党から1人ずつ代表を出す共同代表制をとることで合意しました。
" これについて、維新の会の小沢国会議員団幹事長と結いの党の小野幹事長は会合のあと、記者団に対し、橋下氏と江田氏が共同代表に就任するという見通しを示しました。
 また、党名については、維新の会が主張してきた「維新」の名称を残すことを結いの党側が受け入れ、両党の議員から案を募ったうえで、今月10日に決定することで合意し、党本部は大阪と東京の2か所に置くものの、主な機能は大阪の党本部が担うことになりました。
 両党は、今月21日の新党の結成大会に向けて執行部人事や綱領の策定などを巡る調整を急ぐことにしています。"
 維新・橋下代表 「最終的には代表の一本化を」 日本維新の会の橋下代表は、記者会見で、「2つの政党が1つになるというイレギュラーなことなので、円滑に一本化しようと思えば、双方から代表を選ぶことになる。江田代表との間で役割分担を決めるが、最終的には代表の一本化を目指したい。新党は、自公政権に代わる選択肢をつくることが最大の使命だ」と述べました。
 結い・江田代表 「既得権打破が必要」 結いの党の江田代表は、記者会見で、「両党が合流した後は、どんどん融和し、1年たてばついたてはなくなる。脱官僚や地域主権を進めるためには、しがらみのない立場から既得権益を打破していくことが必要で、自民党や民主党などにはできないことをやっていく」と述べました。






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