2014-09-11 22:28

戦争は究極の貧困ビジネス?

9.4デモ


9月4日の東京日比谷公園において、憲法学者や作家らでつくる市民団体の「戦争をさせない1000人委員会」と「解釈で憲法九条を壊すな!実行委員会」主催による集団的自衛権反対デモが開催され、5500人(主催者発表)が参加したそうだ。

まだやってるのか(笑)。

で、参加者の雨宮処凛(作家)が、「奨学金の返済に苦しむ若者に、防衛省で就業体験をさせたらどうだという発言が経済界から出ている。究極の貧困ビジネスが戦争。そんな時に、集団的自衛権の行使を容認する動きは不気味だ」、等と政府を批判したらしい。

「究極の貧困ビジネスが戦争」。

これは名言か、あるいは迷言か。みなさんはどう思われるだろう。no-risuは、「なるほど上手いことを言う、確かにその通りだ」、と一瞬納得しかけた。しかし、よくよく考えてみればおかしな話で、防衛省職員・自衛隊員と貧困ビジネスは関連性が無い。

貧困ビジネスの定義は、貧乏人から搾取するビジネスだ。パチンカスに高利で貸し付ける消費者金融、ナマポを宿泊施設に囲い込み保護費をピンハネするNPO、ナマポに訴訟を焚き付け税金を啜る弁護士など、弱者を食い物にするビジネスだ。

一方、防衛省職員・自衛隊員は国家公務員だ。しかも、国家公務員の中でも給与や福利厚生が手厚い職種だ。貧乏人からの搾取とは真逆、安定した職業と収入の斡旋であり、貧困ビジネスとは無関係だ。むしろ、弱者救済策と評価すべきだろう。

集団的自衛権問題が出てきてから、防衛省が隊員募集のPRをする度に、反対派による防衛省批判が繰り返されるようになった。雨宮の発言も、防衛省の募集活動に先手を打って批判した格好だ。しかし、これも小賢しい難癖だ。

自衛隊は慢性的な定員割れが続いている。定員25万人のところ、2014年時点で22万5千人しか埋められていない。約1割不足している。しかも、政府は定員増を打ち出しているのに、組織として募集努力もせずに「集まりませんでした」では済まされまい。

定員割れもさることながら、自衛隊は性別構成もいびつだ。男女共同参画、旧態依然とした男社会からの脱却、が叫ばれる昨今にあって、自衛隊の女性比率は僅か5%に過ぎない。なんたる女性差別。自衛隊こそ悪しき男女差別社会の代表格であろう。

ここは一つ、女性への勧誘活動を強化してはいかがか。女性比率を15%程度まで増やせば、定員割れも解消するだろう。貧困層を救済し、女性の社会進出の一助ともなり一石二鳥である。男性自衛官も嬉しかろう(嬉しいよね?)。

こんな素晴らしいビジネスに「貧困ビジネス」のレッテルを貼る行為こそ、貧困層や女性から機会を搾取しているのではないか。集団的自衛権反対を金儲けや売名に利用する、東京新聞や雨宮らの行為が、それこそまさに「貧困ビジネス」なのだ。




東京:戦争「究極の貧困ビジネス」 5500人 解釈改憲反対 銀座デモ
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014090502000115.html
 憲法解釈の変更で集団的自衛権の行使を容認する安倍政権の閣議決定に反対する集会が四日、東京・日比谷野外音楽堂で開かれた。五千五百人(主催者発表)が参加。集会後には銀座一帯をデモ行進し、「解釈改憲を撤回しろ」と声を上げた。
 集会では、作家の雨宮処凛(あまみやかりん)さんが本紙に掲載された「奨学金返還に『防衛省で就業体験』」の記事に触れ、「奨学金の返済に苦しむ若者に、防衛省で就業体験をさせたらどうだという発言が経済界から出ている。究極の貧困ビジネスが戦争。そんな時に、集団的自衛権の行使を容認する動きは不気味だ」と訴えた。
 集会に参加した東京都世田谷区の自営業馬場先智明さん(57)、澄子さん(52)夫妻は「安倍首相の話はあまりに理不尽。いても立ってもいられず、最近になってデモに参加し始めた。高校生の息子がいるので、集団的自衛権を認める動きは本当に心配です」と話した。
憲法学者や作家らでつくる市民団体の「戦争をさせない1000人委員会」と「解釈で憲法九条を壊すな!実行委員会」が主催した。





関連記事
スポンサーサイト

テーマ:サヨク・在日・プロ市民
ジャンル:政治・経済

  1. プロ市民
  2. TB(0)
  3. CM(0)

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する