2014-09-17 21:30

朝日新聞は洗脳した人々の洗脳を解除するべき


朝日新聞・木村社長の謝罪会見において、木村社長は何度も謝罪の言葉を述べたが、必ず「読者の皆様に対しまして」等と謝罪対象を限定していたことが気になった。国民全員が被害者なのに、あえて「読者」を強調したのは責任逃れを意識したとしか思えない。

無限責任に繋がるため朝日新聞は認めたがらないだろうが、マスコミ報道の影響力は読者・関係者の枠を容易に飛び越える。だからこそ、マスコミは自分達の持つ影響力を自覚し、事実に対して謙虚に向き合い、事実に基づく正確な情報を発信せねばならない。

吉田調書誤報について、木村社長は「読者と東京電力のみ」に対して謝罪した。しかし、誤報の影響は読者と東電関係者だけでは無かったはずだ。記事は、原発推進派の意気を著しく消沈させただろう。逆に、反原発派は望ましい「真事実」に歓喜した。

原発推進派でも反対派でも、記事の影響を受けた人々の多くは朝日新聞の読者ではなかったと推察されるが、だからと言って、彼らに及ぼした影響に対する責任を朝日新聞は無視して良いわけが無いだろう。特に、反原発派については格段の配慮を求めたい。

と言うのも、吉田証言報道は朝日新聞自身が誤報を認めて社長が謝罪したにも拘わらず、誤報の現実を受け入れたがらない反原発派が散見されるからだ。都合の良い情報だけを信じ、不都合な情報には向き合わない、そんな反原発派の習性が発揮されている。

原発容認派のno-risuは、朝日新聞朝刊で吉田証言報道を読み、あまりのショックに絶句した記憶がある。よせば良いのにネットをのぞくと、案の定、反原発派が鬼の首を取ったかのごとく狂喜しており、グゥの音も出せずますます項垂れたのだった。

反原発派の喜び様を見れば、いくら朝日が誤報を認めても、一定数は誤報の現実を受け入れないだろうことは容易に推察される。そして、現に一部の反原発派は誤報を認めず論点をすり替え、反原発の論拠に温存依存し、東電批判と朝日新聞擁護を続けている。

その最も分かりやすい事例が、「最強の反原発派」を自負する作家の天木直人だ。

天木は朝日の吉田調書報道について「近年まれにみるスクープ」と絶賛し、誤報を指摘したメディアやジャーナリストに対し「事実無根の言いがかり」「廃刊や作家活動停止では済まない責任を国民から取らされねばならない!」等と激しく糾弾していた。

また、朝日を完全に信用する天木は、誤報を指摘したメディアやジャーナリストに対し「誤報だったら朝日新聞は倒産、誤報だったらな」と鼻で笑った。そこまで大見得を切ったくせに、朝日が誤報を認めた後も、天木は必死で朝日新聞を擁護し続けている。

もちろん、自身が批判したメディアやジャーナリストに対して一言の謝罪も無い。謝罪どころか、朝日追及を続けるメディアを「誤報問題にかこつけた過剰なバッシング」と断罪し、「原発社員の撤退が事実か否かは関係無い」等と朝日新聞を擁護している。

さらに、天木は「原発社員の撤退が事実か否かは関係無い」としながらも、「朝日の報道が誤報でも東電職員が逃げなかった証明にはならない」、「安倍政権は東電職員が逃げたか逃げなかったか、を徹底的に調べ上げろ」と支離滅裂な主張をしている。

推定有罪で濡れ衣を着せ、その調査を安倍政権に要求する卑劣さよ。しかも、「無の証明」は「悪魔の証明」だ。疑いを掛けるなら、天木が「逃げ出したと疑う根拠」を示さねばならない。認めたくない現実から逃避し、論理的思考を喪失しているとしか思えない。

不都合な現実を受け入れられない反原発派とは、かくも惨めで哀れなものである。そして、天木のごとき哀れな人間を生み出した要因が朝日新聞の洗脳にある。朝日新聞は、彼らに「それは違うのだ」「庇ってくれるな」と懇切丁寧に説明する責任がある。

おそらく、第三者委員会の検証はこのことに踏み込まない。自社擁護してくれる人々に意見もしたくないだろう。しかし、本当に朝日新聞再生と信用獲得を目指すなら、読者や関係者の枠に囚われること無く、負の影響を与えた人々にも誠意を見せるべきだ。

現実問題として全ての人々には対処出来なくても、せめて強く影響を与えてしまった人々には、朝日新聞社として責任を果たす姿勢を示さねばならない。まあ、ほとんど期待していないけど、良い意味で期待が裏切られることを願いたい。




天木直人:朝日が認めたからといって東電職員が逃げなかったということにはならない
http://bylines.news.yahoo.co.jp/amakinaoto/20140916-00039134/
 馬鹿な朝日新聞の木村社長があっさり吉田調書の誤報を認めたものだから政府や東電の回し者は喜んで朝日たたきを繰り返す。愚かだ。朝日は誤報だったかもしれないが、だからといって被ばくを恐れて逃げた東電職員が一人もいなかったという証明にはならない。
 死んだ吉田所長一人の証言だけでなく、いまこそ当時の民主党政権の関係者や東電幹部、職員全員を呼びつけて、安倍政権は、東電が逃げようとしたのかしなかったのか、検証して、国民の前で白黒を示さなければいけない。そうすればこれまで国民に知らされなかったことが次々と明らかになるだろう。
 あの時はまさしく危機状態だったことがわかる。逃げようとした東電職員が間違いなくいたと思うし、そんな東電職員を誰も責めることはできない。死を覚悟して任務に励めと要求できるのは命がけを覚悟して入隊する自衛隊員ぐらいのものだ。民間職員にそこまで求めるのはかつての玉砕のような危うさがある。
 吉田調書を再検証することによって福島原発事故の恐ろしさがいやでも再認識される。原発再稼働などとんでもないということになる。だから安倍政権はこれ以上吉田証書の再検証は行わないだろう。
 朝日たたきや管民主党政権たたきのの道具で終わらせてはいけない。吉田調書を公表した以上、この際、東電職員が逃げたか逃げなかったか、を徹底的に調べ上げてみろ。それができるかということである(了)





関連記事
スポンサーサイト

テーマ:報道・マスコミ
ジャンル:政治・経済

  1. マスコミ
  2. TB(0)
  3. CM(6)

コメント

こんにちは。

反原発も慰安婦問題も、朝日教を信じる者には唯一絶対の神のお告げですからねぇ。
古来よりカルト教信者の洗脳を解くことが難しいのと同じで。
問題は、教祖が細々とまたはマスコミ広告等を使って布教するのではなく、大マスコミ自体がこれでもかと布教し「善良な異教徒を弾圧し続けた」たことで。
  1. 2014-09-18 05:30
  2. URL
  3. koguma #-
  4. 編集

食欲の秋

こんにちは。
私も、吉田調書に対する朝日のスクープ?記事を読んだときは大きな衝撃を受けました。
本当に危機的で、そういうことがあってもおかしくない状況だったと思っていて、それでも現場で踏ん張る東電職員や作業員を畏敬の目で見ていたもので…
朝日の誤報じゃないのか…そうであって欲しいな…とドキドキしながらその後のの状況を伺ってました。
その結果、現在は晴れ晴れとした気分で日々のニュースを眺めています。ああ、ご飯が美味しい。

天木直人さんですか。何か芸名かペンネームみたいな名前なので、そんな芸人居たかな?とWikipediaを見てみたら、在レバノン大使まで務めた元外交官なのですね、驚きました。
エントリーで引用されている文章に、緊急事態なのだから逃げる職員がいても責められないとか書いてますね。東電に対してソフトなところを見せている感じで…
でも彼が絶賛したあの朝日の記事って、命令違反で逃げた人が多かったせいで、事故終息を妨げたみたいな事を書いていて、「逃げた人達」を思い切り責めてましたよね。

実は天木さん、相当ビビっていると見ました(笑)
  1. 2014-09-18 14:23
  2. URL
  3. もらもら #Fldqm66o
  4. 編集

朝日新聞は批判されて当然

こんばんは。

いつも思うのですが、反原発派の皆さんは「福島事故は最悪だ、だから原発再稼働は反対だ」と言われます。
確かに、吉田氏証言は生々しく衝撃的です。原発事故の恐ろしさを如実に訴えています。
しかし、福島事故はチェルノブイリのように、原子炉が勝手に暴走してメルトダウンを起こした人為的災害ではなかったはずです。千年、万年に一度起きるか起きないかの自然災害による事故で、結論を一気に飛躍させるのは無理があると思います。
東電を擁護する気は更々ありませんが、「職員が逃げたか逃げなかったか」というどーでもいい水掛け論で、日本のエネルギー政策全体が矮小化されては堪りません。

天木直人のムチャクチャな言いがかりは論ずるに値しませんが、未曾有の天災に絡めて国民の印象操作を画策する朝日新聞の報道姿勢は批判されて然るべきです。
  1. 2014-09-18 18:43
  2. URL
  3. cn2100 #-
  4. 編集

To kogumaさん

こんばんは。

その神のお告げは、毎日毎日800万部弱が世の中に発信されるわけです。カルトの経典は1つなのに、朝日教の影響力は恐ろしいですね(笑)。しかも、カルトなら教祖がいますけど、朝日の教祖は朝日新聞自体という。

幸いなことに、この騒動で朝日教からの脱退者が続出している様です。紙面も大人しいもんです。この先が楽しみですねぇ。

  1. 2014-09-18 20:28
  2. URL
  3. no-risu #-
  4. 編集

To もらもらさん

こんばんは。

食欲の秋、メタボの秋です。朝日のせいでメシが美味くてピンチです(笑)。

天木直人は、ブロゴスのランキング上位の常連なので、しばしば拝読しています。素晴らしい経歴をお持ちなのに、イデオロギーに凝り固まった記事ばかり書いていますよ。学はあれども馬鹿は馬鹿、なのでしょう。

で、天木氏のブログを見ていると、もう引くに引けない状況なのに奮闘している様がありありと感じ取れ、読んでいるこちらが痛々しくて目をそむけたくなります。かわいそうに。

まあ、同情はしませんけどね!(笑)。


  1. 2014-09-18 20:43
  2. URL
  3. no-risu #-
  4. 編集

To cn2100さん

こんばんは。

私も福島原発事故を人災で片付けるのは無理があると思いますが、反原発派の中では人災が確定していますよね。たらればで後出し批判しているようにしか見えませんが、反原発派は都合の良い情報しか信じませんからねぇ。

仰るように、職員が逃げたか逃げなかったかなんて、エネルギー問題とは別問題なんですよね。まさに矮小化です。重箱の隅をつついて、隅を肥大化して反原発議論を有利に進めたい様にしか見えません。実に馬鹿馬鹿しい。

しかし、その馬鹿馬鹿しい問題で朝日が自爆したことは僥倖です。ざまあ、と(笑)。朝日の地獄はまだまだ始まったばかりです。


  1. 2014-09-18 20:59
  2. URL
  3. no-risu #-
  4. 編集

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する