2014-10-30 20:32

データが示す大阪維新の実像


大阪市議会で都構想協定書案が否決され、激怒した橋下市長は次の様に議会を批判した。

「(野党市議は)たかだか(当時の有権者数の)32%の支持しか得ていないのに最終決定権を持つというのはおこがましい」

語るに落ちたとはこのことだ(笑)。橋下市長は「野党の得票率はたかだか32%」と言うが、2011年大阪市議会選挙で維新と野党を比較すれば、あらゆるデータが野党優勢を示している。ついでに指摘すれば、橋下市長の市長選得票率は「18%」に過ぎない。

「おこがましい」のは誰か、以下に具体的なデータを示そう。


・基礎データ(大阪市選管公表データ)
当日有権者数:209万人
投票者数:102万人
投票率:46%

・得票
大阪維新:34万票(内当選圏内:29万票
野党:68万票(内当選圏内:49万票

・投票に占める割合
大阪維新:33%(内当選圏内:28%
野党:67%(内当選圏内:48%

・有権者全体に占める割合
大阪維新:16%(内当選圏内:14%
野党:32%(内当選圏内:23%)←「たかだか32%」はコレ


どや?。

橋下市長は「たかだか32%」と批判したが、対になる大阪維新の得票率は「たかだか16%」だ。野党の半分しか無い。当選議員に限れば、大阪維新は有権者の14%からしか信任を得ていない。たかだか過ぎるにもほどがあるだろう(笑)。

大阪都構想は、有権者の18%の支持しか得ていない橋下市長が提唱・推進し、16%(14%)の支持しか得ていない大阪維新議員が協議会を牛耳り、強引に協定書案を作成・提出したが、有権者の支持で上回る野党連合に敗北した。

データを基に状況を考察すれば、都構想否決は自然な流れと言える。野党全てを敵に回した橋下維新が、有権者の信任で上回る野党連合に負けるのは当然の帰結だ。つまり、おこがましいのは橋下市長の方だ。身の程をわきまえよ。




産経:「野党の得票はたかだか32%。おこがましい」橋下氏、都構想否決を痛烈批判
http://news.livedoor.com/article/detail/9404666/
"「このまま大阪都構想を葬り去っていいのか」。
 政策の金看板に掲げる都構想の協定書(設計図)議案を否決された橋下徹大阪市長(大阪維新の会代表)は27日の本会議後、記者団の前でぶぜんとした表情を崩さず、協定書議案を再提出する意向を改めて表明した。"
 「非常に残念」と感想を述べたが、意気消沈した素振りはなかった。むしろ淡々とした口調ながらも野党をやり玉にあげた。
 「都構想は議会の判断に左右されるような問題ではない」。野党市議が前回の統一地方選で得た総票数が当時の有権者数に占める割合が32%だったことに言及し、「たかだか32%の支持しか得ていないのに最終決定権を持つというのはおこがましい」とボルテージを上げた。
 そして協定書の是非を議会が最終決定すべきか住民投票で決めるのかを問う新たな住民投票の実現に向け、市民に「自分たちで決めさせてほしいと声を上げてほしい」と直接請求を呼びかけ、必要な署名活動などを維新が支援していく意向も表明した。
 一方で「いろいろな選択肢をテーブルに残し、判断する」とも。議決を経ずに住民投票に持ち込む専決処分の可能性について否定しなかった。






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