2014-12-08 21:49

今日のナマポ(大阪府寝屋川市)


今回ご紹介するナマポは、大阪府寝屋川市在住の無職男性(74歳)。生活保護費削減に反対する集団訴訟の原告に名を連ねている。「保護費削減は憲法で保障された最低限度の生活の侵害」と主張するのだが、果たして本当なのだろうか。

彼の生活保護費は、家賃4万2千円/月、生活扶助7万5千円/月である。普通に人並みの生活を送れる様に思えるが、彼は次の様に困窮をアピールしている。


基本情報
年齢性別:無職男性(74歳)
住所:大阪府寝屋川市
生活保護費:117,000円(住宅扶助42,000千円込)


アピールポイント
食費は1日800円です(涙)。
月末は20円のそばや100円のパック詰め白米です(涙)。
入浴は週1回の銭湯だけです(涙)。
下着以外の服は買えません(涙)。
節約のためストーブは使えません(涙)。
築50年の木造ボロアパートに住んでます(涙)。


安倍総理に一言
「贅沢していないのに、なぜ切り下げるのか!(怒)」。 



なるほ・・・ど?。

上記から推察される月々の必要経費は、食費≒24000円、電気ガス(PL)水道≒10,000円、銭湯≒2000円、被服費≒500円、合計≒36,500円、といったところだろうか。生活扶助は75,000円だから、差し引き38,500円が残る。

月末は食費を削るらしいから、40,000円くらいが「別の何か」に使われる計算だ。言い方を変えれば、毎月40,000円を自由に使っている。この40,000円の使途が分からなければ、「最低限度の文化的生活」について判断出来ない。

そもそも、1日800円の食費は決して少なくない。この時期なら、毎日ホカホカの鍋が楽しめるだろう。パック詰め白飯は100円でも不経済だし、しかもおかずの値段が不明だし、1回440円の銭湯より自宅風呂の方がずっと安上がりだ。

住居にしても、月額42,000円あればもっとマシな部屋に住める。住宅情報サイト「Sumo」で「寝屋川市・4万円(管理費込)」を検索したら、370もの物件がヒットした。さっさと引っ越せ。

以上をまとめると、このナマポジジイの生活スタイルは非効率的で、しかも40,000円もの謎支出が存在する。ジジイは「贅沢はしていないのに!」と訴えるが、40,000円の使途を明かしてもらわねば信用出来ない。何故明かさないのか。

本当に生活が苦しいのなら、家計簿を公開して洗いざらい見せれば良い。それをしないのは、40,000円の使途にやましいところがあるからだ。どうせ、パチンコ・競馬・タバコ・酒・風俗あたりだろう。実に文化的な生活である。

つまり、まだまだ余裕がある。今回の引下げでナマポジジイも2,000円くらい削られるらしいが、40,000円もゆとりがあるのだから、もっともっと削減するべきだろう。憲法が保障するのは「最低限≠人並み」の生活なのだから。

余談。本件は毎日新聞記事に基づいているが、毎日新聞は「衆議院選挙」のカテゴリーで報じている。ナマポ票を反自民に誘導したい願望が見え見えだ。必死だな(笑)。




毎日:衆院選:食費1日800円程度…生活保護 なぜ切り下げ
http://mainichi.jp/select/news/20141205k0000e010217000c.html
 衆院選で安倍晋三首相の経済政策「アベノミクス」の評価が焦点になる中、大阪の生活保護受給者らが、国と各自治体を相手取り、生活保護費切り下げの取り消しなどを求める行政訴訟を準備している。国は昨年、長引くデフレで物価が下がったことを理由に減額を決めたが、金融緩和で円安が進み、今は物価が上がっている。二重の苦しみを負う受給者らは「弱者の切り捨てだ」と声を上げる。
 衆院選が公示された2日夕。74歳の無職男性が暮らす大阪府寝屋川市の築約50年の木造アパートは、室温が10度に下がった。節約のためストーブは使わず、毛布2枚でしのぐ。「ぜいたくしていないのに、なぜ切り下げるのか」。寒さと怒りで声が震えた。
 古本店を経営していたが、客足が遠のき、8年前に店を畳んだ。4年前から生活保護を受ける。離婚して子どもはおらず、1人暮らしだ。保護費は月約11万7000円で、家賃を払うと手元に残るのは7万円弱。1日の食費は800円程度に抑え、入浴も週1回の銭湯だけだ。受給してから下着以外の服は買ったことがないという。
 国は昨年8月、保護費のうち生活費に当たる「生活扶助」を減額した。来年4月まで段階的に引き下げ、男性も受給額が月2000円程度減る。円安で食料品の値上げが続き、増税の影響もあってやり繰りは苦しい。月末になると、20円のそばや100円のパック詰め白米などの格安品で空腹を紛らせる。
 衆院選では、保護費の切り下げを巡る議論がほとんど出ていないと感じる。司法の場で窮状を訴えようと、原告になることを決めた。「議員定数削減も進んでいないのに、今回の総選挙は予算の無駄遣いと感じる。立場の弱い者から削るのは納得できない」
 訴訟は今月19日、他の受給者約60人と共に大阪地裁に起こす。「憲法で保障された最低限度の生活を侵害された」と主張するつもりだ。弁護団によると、同様の訴訟は16道県で起こされており、原告は全国で500人以上になる見込みだ。・・・・・







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テーマ:社会保障
ジャンル:政治・経済

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コメント

(笑)面白いです(笑)
  1. 2014-12-10 10:33
  2. URL
  3. 大門 #-
  4. 編集

To 大門さん

こんばんは、ありがとうございます。

一々タイトル考えるのも面倒だったので、今後は同様の形式で作成するつもりです。

  1. 2014-12-10 19:32
  2. URL
  3. no-risu #-
  4. 編集

何故、日本の保守が富裕層にしか支持されないのか分かりますか?
貧困問題を根性論で片付け、生活保護受給者を「国家に庇護された怠け者」と決め付けているからですよ。

古谷経衡「若者は本当に右傾化しているのか」を読むことをお勧めします。
  1. 2014-12-15 00:08
  2. URL
  3. 名無しの日本人 #UNeSX5z6
  4. 編集

To 名無しの日本人さん

こんばんは。

おそらく、「保守」は自民党あたりを想定されているのだと思いますが、保守の支持層は富裕層だけではないでしょう。私は富裕層ではありませんし、分かりやすいところでは農協は自民党の票田でしたし、選挙の得票数を見れば富裕層以外の支持の方が多いことは明白です。

また、貧困問題を根性論で片付けていると仰いますが、その様な主張は2chの落書きくらいでしか見かけませんので、議論する価値も無いでしょう。ちなみに、私は「一部には不届きな怠け者もいる」との認識です。

本の紹介ありがとうございます。面白そうな本ですね。

  1. 2014-12-15 19:18
  2. URL
  3. no-risu #-
  4. 編集

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