2014-12-16 21:24

今日のナマポ(埼玉県西区)


今回ご紹介するナマポは、埼玉県西区にお住まいの中村敬(51・無職)さん。例によって、保護費削減に反対する全国集団訴訟の原告に名を連ねている。「現行支給額では憲法の定める最低限の文化的生活が送れない」、と主張する方々の一人だ。

はたして本当に困窮しているのか。東京新聞の記事から、中村の生活実態を紹介しよう。


基本情報
氏名等:中村敬(51歳・無職)
居住地:埼玉県西区
保護費:131,000円(生活扶助81,000+住宅扶助47,000+冬期加算3,000)


貧困アピール
食費は月にたったの30,000万円です(涙)
自炊でも一日に一食か二食しか食べられません(涙)
月一のラーメン・ビールセット(1,000円相当)が唯一の贅沢です(涙)
アパートに住んでいますが、(家賃は)ぎりぎりなんです(涙)
壊れたテレビは今も壊れたままです(涙)
ストーブは一日一時間しか使えません(涙)
毎月5,000円しか手元に残りません(涙)
携帯代がかさむんです!(涙)


社会にむけて一言
「中村敬の『テレフォン☆貧困相談』やってます!」



なるほ・・・ど?。

まず食費がおかしい。一日1,000円の食費なのに、月一の贅沢が1,000円のラーメン・ビールセットでは意味が分からない。しかも、中村は一~二食しか食べていないのだから、その気になれば毎日でもラーメン・ビールセットを楽しめるはずだ。

そもそも、一日1,000円の予算で三食賄えない自炊とか、いったいどんな贅沢な自炊生活を送っているのか。中村家の献立表を見せてみろと言いたい。

「家賃はぎりぎり」も意味不明、家賃は住宅扶助で全額支給されているくせに、ぎりぎりもクソもあるか。テレビの故障だって、毎月5,000円手元に残ることを考えれば、修理できないのではなく修理しないだけだろう。

「ストーブは一日一時間」もおかしい。冬期加算は月3,000円で、灯油に換算すれば30リットルだ。6畳間・火力強で計算した場合およそ120時間、一日あたり4時間以上の燃焼時間が確保される。余った分の冬期加算は返納させるべきではないか。

そして問題の「携帯料金」だ。

東京新聞によれば、「少しでも困っている人を助けたい!」と大変ご立派な動機から、中村は自分の携帯を使って人生相談を行っている。中村の身勝手な慈善事業を行うために、生活保護費を事業経費に流用しているわけだ。

記事を読むと、「携帯代と光熱水道費で生活扶助の半分以上が吹き飛ぶ」とあり、おそらくは毎月25,000円以上が携帯代で消えている。どう考えても、中村の生活が苦しいのは携帯代が原因で、趣味に金をかけ過ぎているのだ。

ここまで杜撰な生活を送りながら、それでも毎月5,000円が手元に残る。良いご身分だ。

結論としては、今回のナマポも貴族様であった。中村の困窮アピールは嘘まみれで、憲法が保障する最低限度の生活にあるまじき厚遇を貪っている。憲法の理念に則り、生活保護費はもっともっと削減するべきだろう。

やれやれだ。人権派マスコミは、ちょくちょくナマポの困窮実態を紹介する。が、どいつもこいつも偽物の弱者様だ。いったいいつになったら、本当に困窮する社会的弱者について報じるのか。

余談。中村のテレフォン☆貧困相談だが、高額な携帯代から中村が相談者に電話をかけていると思われる。ならば、中村はどこから「貧困者リスト」を入手しているのか。おそらく、懇意の支援団体等から提供を受けているのだろう。

相談内容も怪しいもので、この手の輩が世のため人のために動くわけがない。ナマポ減額に反対する集団訴訟へ勧誘したり、提携する支援団体や弁護士を紹介したり、要は「営業」しているだけではないのか。そうに決まっている。




東京:千円ぜいたくも我慢 衆院選 生活保護、最大の削減幅
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014120990065641.html
" 「近所の中華料理店で月一回、ラーメンと中瓶のビール一本を注文するのが楽しみ。千円ちょっとのぜいたくかな」
 七年前から生活保護を受けている中村敬(たかし)さん(51)が、人懐っこい笑顔を見せた。さいたま市西区のアパートで一人暮らしだ。"
 高校卒業後、旧国鉄に入ったが民営化で解雇され、職を転々とした。三十五歳でがんが見つかった。二千万円の治療費のための多額の借金を払えず、四十四歳の時、自己破産に追い込まれた。
 「アパートに住めるだけいいけど、ぎりぎりだ」。ただでさえ切り詰めている暮らしは昨年八月、さらに厳しくなった。厚生労働省が物価下落を理由に段階的に生活扶助を引き下げ始めたのだ。
 二回目の今年四月の減額では消費税増税の開始と重なり、物価上昇分が加算されたが、来年四月の三回目の引き下げを合わせ、削減額は計六百七十億円。削減幅は過去に例のない平均6・5%。子どもが複数いる家庭では最大10%にもなる。
 中村さんの場合、昨年八月に千円減った。月に一度のささやかなぜいたくをする分に当たる。現在、毎月の生活費に充てる生活扶助が約八万一千円、家賃に充てる住宅扶助が約四万七千円支給されている。十一月から冬季加算として約三千円が上乗せされたが、灯油代を節約してストーブは寝る前の一時間しか使わない。
 中村さんは「少しでも困っている人を助けたい」と、貧困に苦しむ人たちの相談に乗っており、携帯電話代がかさむ。光熱費と水道代を払えば、生活扶助の半分を超える。このため、食費は月三万円と決めている。自炊でも一日一食か二食しか取れない。毎月、手元に残るのは五千円ほど。来年四月以降、それすらも難しくなる恐れがある。
 「憲法が保障する生存権に違反していないか」。八月、中村さんら埼玉県内の三十~七十代の生活保護受給者二十五人が、国とさいたま市に引き下げの取り消しなどを求めて提訴した。同様の集団訴訟は他に千葉、愛知県などでも起こされている。
 十一月十九日、傍聴席が全て埋まったさいたま地裁の法廷に中村さんは立った。がんは今も肺、胃をむしばみ、医師からは「余命半年」と宣告された。治療は、病院側が国の未承認の新薬を使う条件で無料だが、先の見えない暮らしを続ける窮状を証言席から訴えた。
" 「この裁判に勝つことができ、それまで生きられたのであれば、私は他の原告や支援者の方々と一緒に、趣味の映画観賞をしたい。それが今の私の願いです」
 中村さんのテレビは今年の夏の落雷で壊れ、修理できないままだ。 (菊谷隆文)"







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テーマ:社会保障
ジャンル:政治・経済

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コメント

 もう突っ込みどころ多すぎてどうしよもないですね。 こんな事を言い募るなまぽ帰属にも呆れるけど、なぜか絶対に生活保護費の内訳を報道しない新聞にも呆れます。

 生活保護費は公金だから、役所に聞けば正確に教えてくれるんですけどね。
 これを報道したらもう絶対に同情されないとわかっているから出さないのでしょうね。
  1. 2014-12-17 11:11
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

To よもぎねこさん

こんばんは。

以前、朝日新聞が母子家庭の生活保護者について生活費の内訳を公表しましたね。このブログでも「ナマポ貴族の家計簿」と題してケチョンケチョンに書きました。私の知る限り、公表はその一度だけです。

ナマポを無条件に支援したいマスコミにとって、家計簿の公表は不都合なんでしょうね。ご指摘の通り、社会に同情してもらわないと困りますからね。


  1. 2014-12-17 20:07
  2. URL
  3. no-risu #-
  4. 編集

うちの子供や老母とと比較して

こんばんは。

保護費:131,000円(生活扶助81,000+住宅扶助47,000+冬期加算3,000)は埼玉県で生きていく上では十分な額です。うちの子と老母は似た様な地域でもう少し少ない程度で暮らしてますが、充分に生きてますし、冬期加算はありません(棒)。昨今は夏の冷房費の方がつらいと思いますが。
今時の高卒2年目以降の社員も、手取りは似たり寄ったりでしょう。若者は日々働き税金等を払い医療費も3割自己負担なのに対し、事情があるにせよ働かなくてよく彼等とほぼ同額を支給されて、公的支払いがほぼ免除でピーピー言うのであれば、堂々と家計簿を公開して文句を言えとしか言いようがありません。
携帯代に至っては、うちの5回線+固定電話+プロバイダー費より高いですし。日本国憲法第25条はナマポの携帯代25000円までは補償していないと思いますが。少し前まではエアコンの所有もアウトだったと記憶しています。食費に回せよ。
あと毎月5000円残れば、半年貯めれば新品のテレビも買えますし。
今回以上のお涙ちょうだい記事はどう出てくるやら。

今日のナマポシリーズは我々読者に取って一服の清涼剤ですので、これからも折に触れお願いします。勝手に期待しています。
  1. 2014-12-17 21:03
  2. URL
  3. koguma #-
  4. 編集

こんばんは。

この金額なら余裕で人並みの生活が送れるはずですよね。実際、このナマポも自己満ビジネス(携帯代)に数万円も浪費する余裕があるわけですし。

そもそも、携帯もエアコンもナマポには不要なんですよ。私が子供の頃はエアコンなんてありませんでしたし、携帯にいたってはごく最近普及したものですし。電話は固定電話かIP電話で十分ですよ。


ご期待ありがとうございます。今後も同じスタイルで書くつもりですがいつ書けるかはマスコミ次第です。マスコミも滅多に書かないんですよねぇ。でも定期的に見かけますから、気長にお待ちください。たぶん、忘れられた頃にひょっこりアップしますよ。


  1. 2014-12-17 21:41
  2. URL
  3. no-risu #-
  4. 編集

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