2014-12-22 21:12

否定の証明を求める原子力規制委員会


ステップ1. Aである可能性が無いとは言えない
ステップ2.=Aである可能性がある
ステップ3.=Aであるに違いない


いったい、いつまで非科学的で非論理的な議論を繰り返すのか。原子力規制委員会の活断層判断のことだ。原子力規制委員会は22日、東通原発の活断層判断で、またも「活断層ではないとは言えない」との判断を下した。反原発派大歓喜だ。

規制委の判断に対し、東北電力は「規制委の判断は非科学的」と批判している。そうだろうとも。規制委は先月も敦賀原発の断層で同様の判断を示し、日本原電は規制委に対し事実誤認や学術的知見との矛盾点など61項目を指摘し反論した。

61項目は日本原電のwebサイトで公表されており、全文を確認すれば規制委の杜撰な報告に唖然とさせられる。活断層を否定する根拠や学術的知見の無視は当たり前、活断層を肯定する意見なら個人的見解レベルでも採用、やりたい放題だ。

参考:日本原電の反論(140ページありますが、興味のある人はどうぞ)
http://www.japc.co.jp/news/other/2014/pdf/20141208.pdf

規制委が「Aである」と主張するのなら、規制委が「A(活断層)と評価する根拠」を示さねばならない。証明責任は存在を主張する側にある。根拠が示せないのなら、それは「活断層ではないとは言えない」のではなく、「活断層とは言えない」のだ。

ところが、規制委は活断層であるとする科学的かつ論理的な根拠を示さず、電力会社に対して「活断層ではないことを証明しろ」と言う。否定の証明は不可能で、いわゆる「悪魔の証明」と呼ばれる禁じ手であり、規制委の無能を明白に示している。

つまり、現状の規制委には活断層判断を下す能力が無い。無能なメンバーは全員解任するべきだ。速やかに解体して人選をやり直せ。




沖縄:東通原発断層、活動性否定できず 規制委「十分なデータない」
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=95812
 東北電力東通原発(青森県)の敷地内断層を調べていた原子力規制委員会の有識者調査団は22日の会合で、主要断層の活動性はないとは言えないとの評価書案でおおむね一致した。重要施設直下の小さな断層の活動性は両論併記とし、結論を示さなかった。評価書案は文言の修正などを経て確定する。
 地層のずれや変形は、地中の粘土などが膨張してできたとする東北電の主張について、案では両論併記となっていたが、会合では「十分なデータが示されていない」として修正する意見で一致した。
 このほか結論部分に大きな異論は出なかったが、詳細な内容について有識者から修正意見が相次いだ。(共同通信)


産経:敦賀原発・活断層に「事実誤認61カ所」 原電が反論
http://www.sankei.com/life/news/141209/lif1412090023-n1.html
 日本原子力発電は8日、原子力規制委員会の専門家調査団が11月19日に了承した、敦賀原発(福井県敦賀市)の敷地内破砕帯を活断層だとする再評価書案について、観察事実の誤認や学術的知見と矛盾する見解など61カ所の問題点があると発表した。原電は事務局の原子力規制庁にも説明したいとしている。
" 専門家調査団は2号機直下の「D-1破砕帯」の延長線上の「K断層」が「13万~12万年前以降」に活動した可能性が否定できないと認定した。
 しかし原電は、再評価書案では、K断層の活動性や連続性など活断層と判断する重要な5項目で誤認や論理矛盾があったと指摘している。"
 原電は「D-1破砕帯は活動性がないと立証できる。規制委には科学的な根拠とデータに基づき改めて評価書案の議論をしていただきたい」としている。






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