2015-03-12 20:56

安重根の再来


3月5日、韓国のプロ市民団体「ウリマダン独島番人」の金基宗(キム・ギジョン)代表が、世宗文化会館(ソウル)で食事会中のリッパート駐韓米国大使を襲撃し、刃物で大使の顔面を切りつけた。凶器は刃渡り25センチの果物ナイフとされている。

刃渡り25センチは果物ナイフにしては大きすぎると思うが、韓国の果物ナイフはサバイバルナイフばりにごついのかもしれない。襲撃されたリッパード大使は、右頬に長さ11センチ深さ3センチの傷を負ったが、運良く命に別状は無かった。

さて、この事件は「テロ」である。「韓国で起きた、韓国人による、アメリカ要人に対する卑劣なテロ」だ。しかし、驚くべきことに韓国ではその様に捉えられていない。韓国では「韓国に対するテロ」「韓国も被害者ニダ!」と認識されている。

確かに、一部のキチガイのせいで韓国の立場が危うくなったのだから、ある意味で韓国も被害者には違いない。しかし、犯人の動機や被害者や警備状況等の客観的事実を並べれば、「韓国に対するテロ」と被害者ぶるには無理がある。

韓国社会には根強い反米感情があり、米国より中国との関係を深める意見も大きく、実際に韓国政府は中国傾斜を強め、キム・ギジョンの様なテロリストを輩出する土壌があって、韓国政府は対策を怠り、会場の警備も杜撰で、その結果としてテロを許した。

韓国は今回のテロ事件に責任がある。アメリカに対して全力で謝罪し、実行犯の取り調べと処罰はもちろん、再発防止策を発信し、国際社会の信用を取り戻さねばならない。ところが、韓国は「ウリも被害者ニダ!」と責任から逃げた。

興味深いことに、本件では他にも韓国の異常性を示すエピソードが生まれた。日本・中国・北朝鮮が「ある歴史的事件にそっくり」と指摘し、韓国だけがそれを認めようとしなかった。韓国人の歪んだ人間性はアジアで孤立している。

「ある歴史的事件」とは伊藤博文暗殺事件のことだ。テロリストの安重根が伊藤博文を暗殺したテロ事件は、今回のテロ事件と酷似している。



テロリスト


今回のテロ事件が起きたとき、日本のネットで「第2の安重根誕生」の意見が飛び交った。同じ頃、意外なことに中国のネットでも「安重根だ」と話題になった。さらに、北朝鮮は政府が事件を安重根になぞらえて韓国を批判した。日中北が同じ認識を示した。

北朝鮮の韓国批判に対し、韓国政府は北朝鮮を痛烈に批判した。韓国のネットも同様で、英雄・安重根義士への侮辱にネチズンらは怒り狂っていた。しかし、怒っているのは韓国人だけで、周辺国は本件を「安重根と同じテロ事件」と思っている。

日本政府やマスコミも、このテロ事件にもっと注目し、このチャンスを利用するべきだ。卑劣なテロ行為を糾弾し、韓国政府の杜撰な警備体制と歪んだ情報統制に苦言を呈し、安重根の卑劣なテロが再び繰り返されたことに遺憾の意を示すべきだ。

何をためらうことがあろうか。

被害者面して責任から逃げる韓国に対し、歴史的に韓国人テロの被害者たる日本は、安重根事件を繰りかえした韓国に説教する資格がある。また、同盟国要人がテロに襲撃された立場から、韓国を叱責することは同盟における日本の責務でもある。

本件で韓国を説教することは、同時に日本の正当性と韓国の異常性を世界に発信することだ。真の日韓友好に繋がっていくものだ。なのに、日本政府も日本メディアも沈黙し、この千載一遇の好機をみすみす手放そうとしている。

またか。

また「配慮」なのか。




中央日報:【社説】駐韓米国大使へのテロは大韓民国に対するテロだ
http://japanese.joins.com/article/421/197421.html?servcode=100§code=110
リッパート駐韓米国大使がテロにあった後、血を流しながら行事場所を出て行く姿は衝撃そのものだった。韓米修交133年目に最悪の事件が発生したのだ。韓国の最も重要な同盟国である米国の大使が首都ソウルの真ん中で反人倫的犯罪の標的になったことに対し、国民は重い責任感を感じている。未然にテロを防げなかったことや事故後の未熟な対応も恥ずかしく、自責の念にかられる。
昨日、世宗文化会館で民族和解協力汎国民協議会の主催で開かれた講演会でテロにあったリッパート大使は、縫合手術を無事に終えた。「ウリマダン独島(ドクト、日本名・竹島)番人」という団体の代表であるキム・ギジョン(55)に刃物で襲われたリッパート大使は、右頬に長さ11センチ、深さ3センチの傷を負い、80針も縫わなければならなかった。「もう少し傷が深ければ、命が危なかったかもしれない」と医療スタッフは説明した。朴槿恵(パク・クネ)大統領の指摘のように、今回のテロはリッパート大使個人の身体だけでなく、韓米同盟に向けた攻撃であり、決して許されない利敵行為と変わらない。今回の事件に対する徹底的な真相調査と容疑者および警備責任者に対する厳正な措置、これを基礎に全方向的なテロ対策を準備しなければいけないのは当然のことだ。そうしてこそ今回の悲劇的なテロを乗り越えて韓米同盟をさらに強化できる。
まず、十分でない警備体系と不審者に対する管理不徹底、現行犯に対する緩い措置などは警察の問題だ。管轄警察は「行事の主催側から警護要請がなかったが、警備兵力と私服刑事を配置した」と述べた。しかし当時行事場所にいた国会議員の主張を総合すると、責任を免れるための釈明にすぎない。セヌリ党の張倫碩(チャン・ユンソク)議員は「身辺の保護が必要な人たちに対する措置が不十分だった」と述べた。張議員をはじめとする他の出席者が犯人を制圧した後、「かなり長い時間」が経過してから制服警察2人が入ってきたということだ。
キム・ギジョンは2010年7月、特別講演中だった駐韓日本大使にコンクリート片を投げた容疑で懲役2年、執行猶予3年を言い渡された前歴がある。青瓦台(チョンワデ、大統領府)の前で焼身自殺騒ぎを起こし、朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長に砂をかけようとし、区議会議長の顔を殴った人間だ。このような者が行事場所に25センチの刃物を持って出入りできるようにしたのは弁解の余地がない。特に制圧された犯人が床の上で大声で叫び、病院の前のベンチで暴れても手をこまねくような警察の姿が入ったテレビ映像を見ると、韓国警察のレベルを疑う。
キム・ギジョンは北朝鮮を8回も訪問したという。検察はキム・ギジョンがテロを起こす過程に従北左派の介入があったかどうか徹底的に捜査しなければならないだろう。韓米関係を揺るがそうとする不純な意図を事前に防ぐためにも、徹底的な真相調査と万全の対策が必要だ。



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