2015-03-23 20:19

北海道留萌市議会の程度の低さよ


昨年8月、北海道留萌市議会で議員定数削減に関する採決が行われた。採決は、「(1)定数2減:(2)定数1減:(3)現状維持」の3択で実施され、結果は「3票:5票:7票」でいずれも過半数に届かず否決され、委員長らが話し合って現状維持となった。

このことについて今年1月、議席削減を求めていた鵜城雪子市議がブログで議会を批判した。「その決め方なら一生削減にならない」といった意見を紹介し、「腹立たしい」と不満を述べたらしい。

批判された議会は怒り狂い、「議会運営に問題があったような誤解を与える」「議会を冒涜するものである」「鵜城市議はブログを削除せよ」との議決を行った。愚かすぎる。何と程度の低い議会か。

報道情報を読む限り、鵜城市議の意見は正当な批判だ。議席減に係る採決方法は明らかに不当だった。鵜城議員に説明機会を与えず、一方的に言論弾圧を議決したことは、まるで人民裁判と呼ぶべき権利の乱用だ。賛同したクズ議員共は恥を知れ。

まず「3択」がおかしい。議席削減に賛成か反対かの2択で行うべきなのに、議席削減の選択肢を2つ増やすなど不自然だ。議席を削減したくないから、賛成の票が過半数を超えないように、票の分散を狙って選択肢を増やしたとしか思えない。

そして、どうして「現状維持」に落ち着いたのか。反対票も7票で過半数には届いていない。一方、賛成票は削減議席が1か2かの違いはあれど、合計8票で過半数を超えている。話し合われるべきは、現状維持にするかではなく減らす議席数だ。

こんな姑息な議決がまかり通るなら、鵜城市議の言うとおり「その決め方なら一生削減にならない」。議会は「議会に問題があったような誤解を与える」と鵜城市議を批判したが、議会こそ「問題が無かったような誤解を与える」主張を慎むべきだ。

留萌市議会はやましい議決で議席を守り、それをネットに告発されて焦り逆切れし、ブログ削除などという議会にあるまじきくだらない議決を行った。恥の上塗りだ。これが留萌市議会か。いい年こいて情けない連中だ、程度が低いにも程がある(笑)。




毎日:ブログ削除:議員定数削減不採択…批判した市議に議会決議
http://mainichi.jp/select/news/20150319k0000m040109000c.html
 北海道留萌市議会の鵜城(うしろ)雪子市議(59)が議員定数の削減が採択されなかった経過を自身のブログに批判的に書き込んだとして、市議会はブログ記事の削除と謝罪を求める決議を可決した。決議は「議論の一部分だけを強調して引用し、運営方法に問題があったような誤解を与える。議会を冒瀆(ぼうとく)するもの」としている。
" 道市議会議長会によると、議員のブログ削除を求める決議は珍しい。
 ブログの記事は1月5日付。昨年8月の議会活性化推進特別委員会での議員定数削減に関する議論を抜粋し記載した。採決は(1)定数2減(2)定数1減(3)現状維持−−の三択で実施。結果はそれぞれ3、5、7で、いずれも過半数には達さず、特別委の野崎良夫委員長(72)が委員らの了解を得て現状維持を決めた。"
 これに対し鵜城市議はブログ記事で「その決め方なら一生削減にならない」といった意見を紹介し、「腹立たしい」と批判した。
 留萌市議会事務局によると、野崎委員長は今年2月、ブログに問題点があるとして議会に対処を求める申し入れを議長に提出。今月17日に決議案の採決が行われ、鵜城市議と議長を除く14人が参加し、賛成13、反対1で採択された。決議に法的拘束力はない。
 鵜城市議は「懲罰のような決議が議会の意思として行われたことは言論封殺だ。説明の機会が与えられず残念。ブログは一部修正する可能性はあるが削除しない」と話している。(共同)






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