2015-05-11 21:11

移設反対派こそ「対話」すべき


普天間基地の辺野古移設計画について、菅官房長官・安倍総理に続いて中谷防衛相が翁長県知事と会談した。中谷防衛相は「反対としか言わない翁長知事に会っても意味が無い」と苦言を呈していたが、そのとおり全く無意味な会談となった。

菅・安倍・中谷らとの会談を終えて浮き彫りになったのは、翁長ら移設反対派の著しく無礼な態度と会談の非生産性だ。翁長はいずれの会談でも相手を睨み付け、「辺野古は不可能」「民意ガー」とまくし立てた。人格批判まで浴びせる有様だった。

翁長は最初から反対一点張りを明示していたので想定内の結果だが、想定されていたからこそ「合っても無意味」と考えるのも当然で、事実、そのとおりの結果になった。貴重な機会を3度もドブに捨てた、翁長及び反対派は猛省すべきである。

こういうことを書くと反対派は反発するだろうが、本気で移設を阻止したいのであれば、状況を少しでも変えたいと願うのであれば、一方的に反対を喚き散らしても効果が無いと理解せねばならない。社会のルールを尊び、政府との信頼関係を構築せねばならない。

移設を進める政府と沖縄の反対派、客観的に見て反対派に勝ち目は無い。勝てると考える根拠が存在しない。辺野古移設は日本・アメリカ・沖縄が10年以上にわたり対話して辿り着いた結論で、当時の沖縄も承知の上で日米合意に至った。

経緯・手続き・法律、全てにおいて移設推進に瑕疵は見られない。しかも、現政権は沖縄の負担軽減と地域振興策を次々と実施・進行させる配慮も示している。一方、反対派の論拠は感情論に過ぎず、唯一カードと呼べるのは県知事選挙の辛勝だけだ。

知事選の結果に拘束力は無いし、投票内訳が反対6割賛成4割では「オール沖縄で反対!」と主張するにも説得力に欠ける。それでも移設計画を変更させたければ、政府と信頼関係を築き、対話と交渉で動かすしか方法は無いじゃないか。

5月9日の中谷防衛相との会談において、翁長は中谷防衛相の「会っても無意味発言」を念頭に「高飛車だ!」と防衛相を批判した。「粛々」を「上から目線」と噛み付いたのと同じ、自分の無礼を棚に上げ、歪んだ被害者意識に基づく自分勝手な批判だ。

また、会談後に翁長は会見で「県民が一致結束して、あらゆる手段を講じた場合、辺野古基地はできないと私は確信している」と述べた。耳タコである。県民は一致団結などしていないし、あらゆる手段の具体的内容も不明、根拠の無い確信など無意味だ。

県庁前には、例によって反対派プロ市民が集結しヒステリックな反対活動を繰り広げた。約300人が「辺野古新基地NO」「中タニNO」と書かれた紙を掲げて抗議したそうだ。中谷を中タニと表記するサヨクの気色悪さはさておき、対話に訪れた大臣に「NO」はないだろ。

報道によると、反対派は中谷防衛相の訪沖について「説明したというアリバイづくり」だの「何を今更」だのと批判しているらしい。反対派は対話を求めて政権批判していたが、実際のところ対話を拒否しているのは明らかに反対派の方だ。「中タニNO」が全てを物語る。

反対するのは自由だが、もっと冷静かつ論理的に活動展開してはいかがか。反対派の言動を見聞きしていると、傍目には反対することが目的化している様にしか思えない。

一方的な反対と対話相手の批判によって、反対派の溜飲は一時的に下がるかもしれない。翁長にとっては、「言ってやったぜ!」と反対派に実績を示すこともできるだろう。でもそれだけだ。現状は何も変わらないし、国民の理解も得られない。むしろ悪化している。

翁長や沖縄メディアらが何度「不可能」と繰り返しても、プロ市民が「NO!」と叫んでも、辺野古移設は現実的に「可能」で粛々と進む。反対派は国の覚悟と社会のルールをなめすぎだ。本気でどうにかしたければ、早急に「対話」する姿勢を示すべし。




高知:中谷防衛相が翁長氏と初会談 沖縄県民「何を今更」溝鮮明
http://www.kochinews.co.jp/?&nwSrl=337632&nwIW=1&nwVt=knd
 交わらない意見の応酬に、沖縄では再び政府への批判の声が高まった。官房長官、首相、防衛相と、わずか1カ月余りの間に相次いだ沖縄県知事との会談。米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設を「唯一の解決策」と言い続ける日本政府に対し、沖縄県民からは翁長雄志知事と中谷元・防衛相との9日の会談後、「説明したというアリバイづくりだ」「何を今更」と厳しい声が上がった。
 4月5日の菅義偉官房長官、4月17日の安倍晋三首相に続き、就任後初めて翁長氏と会った中谷氏。午前9時すぎから国立沖縄戦没者墓苑(糸満市)や高知県出身の戦没者を慰霊する「土佐之塔」(八重瀬町)に献花した後、沖縄県庁に入った。
" 午前11時、知事応接室で向き合った両氏は硬い表情のまま、それぞれの立場、考えを伝え合った。
 「普天間を固定化させない。これは日本政府も沖縄も共通の認識ではないか」
 資料を示しながら理解を求める中谷氏。だが、翁長氏の口から出たのは、中谷氏本人への痛烈な批判と、日本政府に対する根深い不信感だった。中谷氏は3月の会見で「(翁長知事と)お会いしても意味がない」と語っていた。知事はこの発言などを念頭に中谷氏に言った。"
" 「高飛車な発言があった。沖縄に寄り添い、努力したいという政府方針とは程遠い」「名護市辺野古への基地建設は不可能で、絶対に反対していく」
 沖縄県庁の入り口前には反対派約300人(主催者発表)が「辺野古新基地NO」「中タニNO」と書かれた紙を一斉に掲げていた。"
" 「基地建設止めるぞー」と声を張り上げていた那覇市の女性(80)は、官房長官や首相と会談した後に、沖縄を訪問した中谷氏の姿勢を突き放した。
 「会わないって言いながら、結局会っている。防衛大臣ならもっと早く会談するべきだった」"
 うるま市から来た公務員の女性(41)は「知事に会って政府の立場を説明した、というアリバイづくり」と言い、「選挙で得た民意をどう考えているのか。地元の理解を得るつもりはさらさらないのでは」と憤った。
" 辺野古移設を「唯一の解決策」とする政府方針をあらためて伝えるだけの役割になった中谷氏は、会談終了後の会見で「無意味」発言について釈明を強いられた。
 「いい結果が出るような状況で会わなければいけないね、という言葉だ」 "
" カメラの放列の前で行われた20分余りの会談と、その後の会見で、くしくも2人は「確信」という同じ言葉を使った。
 中谷氏「どう考えても普天間を辺野古に移設するというのは、唯一の解決策であると私は確信している」
 翁長氏「県民が一致結束して、あらゆる手段を講じた場合、辺野古基地はできないと私は確信している」"
" 真逆の「確信」に、政府と沖縄の埋めがたい溝がある。
 辺野古の海で強行される移設作業。それにあらがう多くの沖縄の民意。
 翁長氏はマスコミが退席した後の会談の中で、中谷氏にこう言い添えたという。
 「おそらく20年後の防衛大臣も同じことを話しているんじゃないですかね」"







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テーマ:沖縄問題
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コメント

捻くれ根性は持て余し者

翁長知事はそろそろ限界でしょうね。
27日からのワシントンでぜひ議会演説でもして欲しいと思います。
恐らく反日、反安倍の異常な集団に大歓迎されることでしょう。

それにしても翁長を団長とする反辺野古集団と反原発、反集団自衛権、9条教徒の連中どうして同じ精神構造なんでしょうね。

彼らの精神構造は本当に韓国のナショナリズムの火病と同じDNAなのでしょう。

冷静に交渉、時によっては相手の情に訴えるとか大衆の心を揺さぶる行動を取れないのでしょうか。

もし翁長の欲望が政府を打ち負かしたとしてその後の4割の県民の反発や中国の琉球海域への力による変更の第二の南シナ海化の防御ということをどう予測しているのでしょう。

怖いのは折角、安倍総理が民主党政権時代のルーピーのちゃぶ台返しでぶち壊した米国との信頼回復を回復したところをまた翁長がちゃぶ台返しをするのではないかということです。

それでこういう韓国系DNAの持ち主の特長は散々ぶち壊した挙句に、責任の一切は安倍政権にあると卑怯にも逃げて落とし前を付けないのですからやはり安倍政権は翁長知事などのまさにテロ行為に対しては粛々と計画を進めて欲しいと思います。

沖縄が行っていた龍の脊柱だかなんだか知りませんが折角の沖縄の繁栄のための交付金を使ってそれも中国に丸投げの工事なども交付金の意味も勝ちも理解できない連中には交付金など廃止すべきよも思うところですし、その折角の交付金に対しても、政府は札束で沖縄の横っ面を叩く姑息な手段を取っていると偏向報道する沖縄のメディアにもほとほと呆れ変えるものです。






  1. 2015-05-12 09:23
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  3. そうかせんべい #-
  4. 編集

そもそも辺野古移設への反対自体、全然建設的な目的はなく、反対の為の反対ですからね。

対話とかそういう話じゃないんですよね。
  1. 2015-05-12 12:11
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

To そうかせんべいさん

こんばんは。

ハワイ州知事以外にアポも取れていないのに9日間のアメリカ旅行、「移設反対のため!」と言えばこんなお楽しみもあるわけですね(笑)。

しかも基地のある自治体首長にも動向を呼びかけていて、真っ先に稲嶺が手を挙げたとか。旅行代金は数百万円単位になるだろうことは明白で、何も成果を上げられず帰ってくることも明白です。でも許される。良い仕事ですねぇ(笑)。

>翁長を団長とする反辺野古集団と反原発、反集団自衛権、9条教徒の連中どうして同じ精神構造なんでしょうね。

中の人が同じですからね。全て反戦で繋がっていますから。また、同じ精神構造の持ち主が集まっているから、同じに見えるのも当然というわけです。類は友を呼ぶというやつですね。

で、翁長にちゃぶ台返しする力なんてありませんから(笑)。だいたい、アメリカに行って「米軍出ていけ!」って言いに行って、誰がまともに取り合うでしょう。

せいぜい、マイクホンダみたいな反日議員と対談して、NYタイムズに記事を書かせ、それを韓国メディアあたりに紹介させる、といったお決まりのパターンをなぞるのが精いっぱいでしょう。

まあ、心配することは一つもありませんよ。

  1. 2015-05-12 20:43
  2. URL
  3. no-risu #-
  4. 編集

To よもぎねこさん

こんばんは。

反対のための反対、プロ市民やそれに類する人々は間違いなくそうでしょうけど、そう見られている自覚が無い純朴な反対派市民も多いだろうと思うんですよね。気が付いてほしいもんです。

  1. 2015-05-12 20:47
  2. URL
  3. no-risu #-
  4. 編集

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