2015-05-25 20:58

偽装されるオール沖縄


5月22日、翁長沖縄県知事と普天間基地を抱える佐喜真淳宜野湾市長が会談した。このことについて、琉球新報が「普天間固定化阻止で一致」との記事を書いた。これは明白な捏造記事だ。翁長と佐喜真の意見は一致などしていない。一致するわけがないのだ。

佐喜真市長は普天間基地返還を求めているが、そのためなら辺野古移設も止む無しとする容認派だ。翁長も口先では普天間返還を求めているが、対案無き移設反対一辺倒は事実上の普天間固定化でしかない。

佐喜真市長は翁長のことを全く信用していない。敵視していると言ってもいい。沖縄県知事選の最中、かつて翁長が「基地に反対すれば国からガッポリ金を取れる」とゆすりたかりの名人様発言をしていたことを暴露したのは佐喜真市長だ。

また、佐喜真市長は産経新聞の取材に対し、「『辺野古の美しい海を埋め立てさせない』と言うくせに、辺野古より広い海面を埋め立てる那覇軍港移転計画は推進している」と翁長のダブルスタンダードについても指摘している。

今年1月には、翁長が会長を務める軍転協(県と基地を抱える市町村で構成する協議会)の総会において、日米両政府に普天間飛行場返還を求める文書の文言を巡っても対立を見せた。

佐喜真市長は「あらゆる方策で危険性を除去するとの文言も入れてほしい」と要求したが、翁長のマブダチである稲嶺名護市長が「『あらゆる』は県内移設も含まれる」と反発、佐喜真市長の要求は却下された。佐喜真市長は後の要請行動に参加しなかった。

22日の会談で、佐喜真市長は「一日も早い返還と跡地利用を望む」と述べ、翁長は「まさしく私の考えと一致する」と応答した。琉球新報は「普天間固定化阻止で一致」と報じたが、佐喜真市長が「よくもぬけぬけと!」と内心呆れたことは想像に難くない。

辺野古移設に反対する沖縄メディアらは、「反対が沖縄の総意」、「オール沖縄で反対」と言う。それはウソだ。辺野古移設反対は、沖縄の総意でもオール沖縄でもない。普天間を抱える佐喜真市長は容認派だし、県知事選でも4割は仲井真票だった。

でも、反対派は沖縄が一枚岩で無い現実を認めたがらない。容認派の存在を隠し、オール沖縄であると偽装する。「普天間固定化阻止で一致」と報じた琉球新報の記事は、まさに反対派の幼稚な偽装工作を裏付ける証拠と言えるだろう。




琉球:普天間固定化阻止で一致 知事訪米前に宜野湾市長が要請
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-243262-storytopic-3.html
 佐喜真淳宜野湾市長が22日、県庁に翁長雄志知事を訪ね、27日からの知事訪米に先立ち、米軍普天間飛行場の早期閉鎖・返還に県の協力を求めた。佐喜真市長は、閉鎖・返還までの危険性除去や基地負担の軽減にも言及し「迅速で積極的な県の取り組みを求める」と要請した。
 翁長知事は「普天間の固定化はなんとしても避けなければならない」との認識で市長と一致し、米政府などにも強く求める考えを示した。
 面談で佐喜真市長は「まちづくり、危険性の問題が解決されていない。ぜひ普天間飛行場問題を解決できるよう力添えをお願いしたい」と要望した。その上で「私たちが望むのは一日も早い返還と跡地利用だ。ぜひ米国に伝えてほしい」と求めた。
 翁長知事は「まさしく私の考えと一致する」と応答。辺野古の新基地建設を阻止する県側の立場を念頭に「若干の違いはあるが、普天間の固定化は絶対に許さないとしっかり伝える」と説明した。






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コメント

おはようございます。

辺野古移設反対運動といえば、東京新聞が盛んにPRしていた「辺野古基金」の寄付金が2億5千万円を超えたそうです。

http://henokofund.okinawa/

新聞社が政治活動を支援する基金をPRする行為の是非もさることながら、この基金の不透明な実態について誰も指摘しない現状に改めて驚きを隠せません。

上記のような素人臭いお粗末なサイトはありますが、自己主張ばかりで、誰が資金管理をするのか、どういう基準で使途を決めるのか、運用はどうするのかサッパリ見えてきません。そもそも、この基金が財団法人なのか社団法人なのか、地方自治体法に基づくのか、法的根拠すら定かではありません。

事務局が例の金秀本社に置かれているので、もしかしたら翁長一派の政治資金に流用されるのかもしれません。
ここまで胡散臭い「資金管理団体」の実態を暴くのは本来であればマスコミの仕事なのですが、琉球新報・沖縄タイムスなる翁長氏の提灯持ち御用新聞には無理でしょう。

翁長氏の新たな自爆材料にならなければ良いのですが(笑)
  1. 2015-05-26 11:07
  2. URL
  3. cn2100 #-
  4. 編集

To cn2100さん

こんばんは。

辺野古基金公式サイト、よく見つけられましたね。私も探したのですが、なぜか「辺野古基金事務局」でググっても見つからず、沖縄県労組webサイトのリンクからようやく見つけて、ろくに情報がなくてがっかりしていたところです。

基金運営団体の性格はさっぱり分かりませんが、私の現状認識では単なる任意団体です。設立総会は行われたので、総会資料や規約などはあると思いますが、そのあたりの情報も全く公表されないので不明です。ひょっとしたら、規約すら無い杜撰な任意団体かもしれません。

で、任意団体ですから、基金の使途は公表されないでしょうし、運営委員の会議録なども公表されないでしょう。実際、先日に基金交付先に島ぐるみ会議とヘリ基地反対協の2件が承認されましたが、どの様な過程で承認されたのか、いくら交付されるのか、といった情報は皆無でした。一応、選定理由は沖縄紙が報じていましたけど(長年の実績がどうたらこうたら・・・)。

辺野古基金の胡散臭さについては、かねてからエントリをアップしたいと思ってはいますが、どうにも情報・材料が足りないのです。

ただ、いずれ翁長や反対派連中の自爆材料になる、これは個人的に確信しています。奴らに基金を清く正しく運用する能力があるとは思えませんからね(笑)。

見切り発車的になりそうでもとりあえず書こうかなぁ。う~む・・・。

  1. 2015-05-26 19:05
  2. URL
  3. no-risu #-
  4. 編集

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