2015-06-11 20:51

合憲か違憲かなんてどうでもいい


自民党の安保法案は合憲か違憲か-。

参考人の憲法学者3人が「違憲」としたことで、法案に反対する野党やマスコミは俄然勢いづき、国会も報道もこの話題一色だ。しかし、合憲か違憲かなんて、議論すべき問題の本質ではないだろう。嬉々として「違憲」を連呼する連中には辟易する。

意図的中は不明だが、ともかく反対派は目的と手段をはき違えているのだ。安保法案とは、あくまで目的を達成するための手段にすぎない。目的とは日本の防衛で、日本を何から守るかと言えば中国から守る。そのための安保法案だろう。

それを、やれホルムズ海峡の機雷掃海だとか、やれ戦争したいための法案だとか、挙げ句の果てに学者の間ですら見解の割れる合憲違憲議論だとか、法案に反対する野党やマスコミのアホ共は、目的を軽視した議論をいつまで続けるつもりか。

反対するなら対案を出せ。

仮に現在の安保法案が違憲と確定した場合、それをもって「メデタシメデタシ」にはならない。反対派はいかにも幕引きを図りそうな気もするが、安保法案が潰れたら、それは新たなスタートラインでしかない。目的達成のため、プランBが必要になる。

したがって、自民党の安保法案を違憲と批判するのであれば、反対派の考える合憲の対案を示すべきだろう。それこそ、反対派が自民党に勝利する唯一の手段でもある。憲法の範囲内で、中国から日本を防衛する法案を見せてみろと言いたい。

もし名案があるのなら、no-risuだって自民党の安保法案には固執しない。でもそんな都合の良いアイデアは無いわけで、だったら自民党の安保法案にのるしかないではないか。違憲と思うなら、憲法改正を目指すのが筋だろう。他にどうしろと。

憲法改正には国民投票が必要だ。国民の権利だ。安倍総理ら改憲派の政治家は、単に国民に問題提起するだけだ。9条を神格化する人々は、安易に「憲法改悪絶対阻止!」などと絶叫するが、それは国民の権利を蹂躙する行為ではないか。

現実の脅威に対処するためならば、憲法改正上等である。国滅びて9条だけ残っても意味が無い。安保法案が合憲か違憲か、そんなことより本来の目的を議論しろ。反対するなら知恵を絞れ。対案無き反対は議論に値しない。




NHK:日弁連が集会“安保法案は憲法違反”
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150610/k10010109461000.html
 集団的自衛権の行使を可能にすることなどを盛り込んだ安全保障関連法案について、日弁連=日本弁護士連合会が東京都内で集会を開き、法案は憲法に違反しているなどと訴えました。
" 集会には、弁護士などおよそ190人が参加しました。
安全保障関連法案を巡っては、衆議院憲法審査会の参考人質疑で3人の学識経験者全員が、「憲法違反に当たる」という認識を示し、政府はこれまでの憲法解釈との論理的整合性は保たれているなどとする見解を示しています。"
 集会で、日弁連の憲法問題対策本部副本部長の伊藤真弁護士は、「安全保障政策も憲法の枠内で行われるべき問題で、憲法を都合よく解釈することは認められない。法案の成立をなんとしても阻止しなければならない」と訴えました。
 この法案については、200人を超える憲法学者が、憲法に違反するとする声明に賛同しているほか、各地の弁護士会を通じて、この法案に反対する26万人分の署名が集まっているということです。横浜市から参加した50代の男性は、「国会には、国民の声を受けた、真摯(しんし)な判断を求めたい」と話していました。







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コメント

スタートラインが違うのでは?

no-risuさん、こんばんは。
こちら、早くも梅雨が明けました。

さて、本件については、自民党以外は

>現実の脅威

を感じていなのではないでしょうか?
そう考えれば、今回の安保法案は「無用の法案」であるということになりますから、現状維持もまた対案と考えるでしょうからね。

民主党政権時代のようにホイホイ譲歩しなければ、中国も恫喝はしてもそれ以上はしないと考えるのはそう不思議ではないでしょう。

また、海外に自衛隊を派遣することと中国の脅威に備えることが結び付きにくいということもあるかもしれません。
私も国会中継なんてそうそう見ませんし、情報収集もネットニュースや職場の新聞程度ではありますが、この法案と中国の脅威の関連について、自民党がはっきりと述べていた記事を見ていないような気がします。

そして、憲法審査会については、自民党も受け入れたうえで審査を行ったわけですから、その判断結果には一考する姿勢を見せてもよいように思います。

自民党には、野党に何を言われても議論の中で正論で返す姿勢を見せてほしいですが、最近は今回のように議論をめんどくさがっているように見えてしまいます。
  1. 2015-06-11 22:34
  2. URL
  3. y-mine #-
  4. 編集

To y-mine

こんばんは、HNはイメチェンですか?。

沖縄は早くも梅雨明けしたそうですね、観測史上3番目の短さだったとか。

現実の脅威たる中国の尖閣侵略は、まさに民主党時代に始まり今も続いているのに、それ以上も何もないと思うのですが、この現実を理解できないことが理解できません。

自衛隊を海外に派遣するのは、いざというときに備えたアメリカを縛り、国際社会を味方につけるために必要と判断したわけで、私もそれになんら異論はありません。

ご指摘の通り、自民党は安保法案について「中国」を明確に名指ししたことは無いと記憶しています。でも、分かるじゃないですか(笑)。防衛白書でも防衛予算でも、最近はG7でも中国の脅威を指摘しているし、そもそも連日尖閣海域をうろついているわけですし。

憲法審査会については、あれは完全に自民党の失態でした。おかげで苦しくなったと思います。私の様に「どうでもいい」と考える反対派は一人もいないでしょうね。

自民党は議論を避けているわけではないだろうと思います。質問にはずっと真摯に正論で答えていますし、国会会期の延長も求めています。堂々巡りの様な反対派の質問や、本質と離れた質問が続けば、そりゃ対応も面倒になるるというもんで、今の自民党の態度は理解の範疇だと思いますよ。

ただ、現状の反対派の言動を見る限り、自民党がどれだけ正論を吐いても無意味に思います。反対派は聞く耳を持っていません。議論をするには、何よりも反対派の姿勢を正すことが必要だと思います。

  1. 2015-06-11 22:54
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  3. no-risu #-
  4. 編集

HN?西田ひかる?

>HNはイメチェンですか?。

いえ、ミスです(笑)
何の略か一瞬わかりませんでした。
ハンドルネームですね。
一杯やり始める前なのに間違えました。

>でも、分かるじゃないですか(笑)。

そうですね。中国が脅威であることはわかります。
ただ、民主党政権時代ならばいざ知らず、現政権下においてはただの恫喝に過ぎないと思いませんか?
日本(&たぶんアメリカ)と本当にやり合う危険を冒すのか?
南シナ海が落ち着かないうちに火種を増やすのか?

と考えると、私はそうでもないような気がします。

少なくとも、野党のいちゃもんがネタ切れになり、つまらない質問にマスコミの矛先が向くまで待てない状況だとは思えません。
もう半年もつまらない質問をさせていれば、風向きも変わるでしょう。

>自民党がどれだけ正論を吐いても無意味に思います。

それはおっしゃる通りでしょうね(笑)
野党(の多く)は反対することとあげ足取り以外に国会でやるべきことを知らないようですから。

ただ、正論は吐き続けることに意味があります。
本当に正論であるならば、胸を張って同じことを繰り返せばいいのです。
反対派には無意味でも国民にはどうでしょうか?

加えて…反対派に対して腰を据えて対応することを無意味であるととらえていることに起因するだけでなく、どうも今の自民党にはかなりの「慢心」もあるように思えてなりません。

そういう意味で、(私は無宗教ですが)最近の公明党の逸らない対応は自民党よりも好ましいように思えているところです。
  1. 2015-06-12 01:12
  2. URL
  3. 正:mine-y #-
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そろそろ本気で憲法改正を考えるべき時

GHQによって人畜無害にされた日本。
二度とアメリカに刃向かう事を防ぐために、手枷、足枷を嵌められ自由に動けなくされた日本国憲法。
その日本国憲法で禁止されている検閲を続け、アメリカこそ正義、かつての日本の行為は全て悪と刷り込まれた日本人。
日本国憲法の前文にある、”平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。”という欺瞞。
日本の周辺にこういった諸国民は存在するのでしょうか。本当に自らの安全と生存を彼等にゆだねる事が出来るのでしょうか。いくら日本人がお人好しでもおかしいと気付かねばなりません。
こうした前提で成り立っている日本国憲法を有り難がっている輩がまだまだ多い現実。その上改正するにはかなり高いハードルが立ちはだかる硬性憲法。
当時のGHQは彼等にとって素晴らしい仕事を成し遂げました。仕上げは左翼の進歩的文化人なるものが、日本国憲法の素晴らしさを吹聴し、日本国民の洗脳が解けるのを妨害しています。多くの平和呆けの日本人の方々、惰眠を貪るのを止め、早く覚醒しましょう。
  1. 2015-06-12 07:33
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  3. 団塊ノンポリ #-
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こんにちは。

以前から、憲法学者とは何をする人なのか、憲法学は何の為の学問なのか、不思議に思っていました。

日本国憲法が犯すべからざる永久不変の条理ならば、わざわざ学問として研究する必要はありません。憲法の条文を丸暗記していればそれで済みます。
生き物は必ず死にます。それを研究しても意味がないのと同様です。それよりも、いかに生きるかを学んだ方がはるかに有益です。

憲法に限らず、法律は全てただの文章の羅列に過ぎません。法を厳格に適用するなら「判例」や「法解釈」なども必要ありません。六法全書の内容を脳味噌に詰め込むだけで事足ります。裁判所は機械的に法律文を適用して判決を下すだけです。

果たしてそれで良いのか。明治時代に作った民法は今の時代にそぐわない、そのように問題提起したのは誰だったでしょう。時代時代の要求に即して法律を解釈して適用する、それが「法治国家」というものではないでしょうか。

条文の隙間に埋め込まれた意思や意図をすくい取り、今の時代に即して解釈する。それが憲法に限らず法律全般に関わる学問・学者の存在意義だと思うのです。

教条主義に囚われ、思考停止に陥った学問など百害あって一利なしです。それを信奉する学者たちは、いずれ「宗教裁判」や「異端審問」で反対意見を封じるようになります。

今のこの国の有様は、段々この状況に近づいているように思います。
  1. 2015-06-12 12:38
  2. URL
  3. cn2100 #-
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To mine-yさん

こんばんは。

なりすましも怖いので、一応聞いてみましたが、確かに最近はハンドル・ネームって聞きませんね。実は死語になりつつある?。まあ、西田ひかる(なつすぎ)よりは通じると思いますが(笑)。

中国の恫喝の本気度は、アメリカにかかっていると言っても過言ではありません。さすがに、核と世界一の軍隊を保有するアメリカにはケンカ売らないでしょう。だからこそ、日米同盟を強化し、いざというときにアメリカに協力させる体制を築き、中国にもそう思わせなければならないわけです。

アメリカが日本から手を引けば、尖閣諸島なんて即座に強奪しますよ。尖閣の後は八重山、沖縄、あの一帯を失うのは早いと思いますよ。

自民党の慢心はあると思いますけど、あれくらい図太くいかないと安保法案なんて通せないと思います。本来なら正論でまず憲法改正を目指したいですが、はっきり言って憲法改正は非現実的です。ですから、安倍自民の今、多少強引でも通さねばなりません。ヘタレるより慢心の方がずっとマシです。

公明党はゴミです(笑)。

  1. 2015-06-12 21:25
  2. URL
  3. no-risu #-
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To 団塊ノンポリさん

こんばんは。

憲法9条は改正したいですね。ただ、現状で憲法改正を実現させるのは極めて難しいように思います。まだ、国民の意識はそこまで高まっていません。メディアらサヨクの抵抗力も健在です。だから、安倍自民も安保法案を先行させざるを得なかったと。

でも、今難しいからといって口を閉ざすのは良くないですよね、団塊ノンポリさんの様に、国民の意識を変化させるべく一人一人が声を上げる世の中になると良いですねぇ。私も見習わなくては。

  1. 2015-06-12 21:41
  2. URL
  3. no-risu #-
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To cn2100さん

こんばんは。

私は「憲法学者がナンボのもんじゃい」と思っています。たかが憲法の、何をそんなに研究することがあるのかと。また、それを研究するのにどれほどIQが必要なのかと。所詮は主観の世界であって、どうせ生産的な研究成果なんてありもせず、そのくせ偉そうに説教垂れる。お前ら何様かと(笑)。

法の在り方、運用のされ方は、cn2100さんのご意見がまさに正論だと思います。法なんて、所詮は人間が作ったものです。人間が作ったのなら、人間が変更できるのも当然です。聖書じゃあるまいに、法律なんて時代に合わせて変えていくべきなんです。

まあ、9条教徒らは法治国家ではなく人治国家的な思想の持ち主なので、この手の意見は絶対に容認しないでしょうけどね。

  1. 2015-06-12 21:52
  2. URL
  3. no-risu #-
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戦争放棄をうたう9条も、自衛のための必要最小限の実力保持・行使は禁じていない。
という解釈でやってきて、自衛隊設立から半世紀、内実はどうあれ国民はこれを認めてきたわけです。
そして今回の件で反対する人も、この解釈自体を否定している様子は見受けられません(論拠を飛ばして集団的自衛権しか見えていない人は論外)。
すると、違憲を主張するには法案が「必要最小限」ではないことを示すしかありません。
これは現実から判断することであって、憲法の条文を見ても分からないので、学者の出る幕ではないのです。

もっとも、それ以前に、反対派の多くは「自衛」で何を守るのかもよく分かっていなさそうなので、話になりません。
よもぎねこさんの書いていた道民は凍死か、の話はその典型例でしょう。
反対派は憲法を引き合いに出すなら、9条ではなく、本質的に憲法が何を守ろうとしているのかよく考えるべきです。
  1. 2015-06-13 11:15
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  3. ciel #-
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To cielさん

こんばんは。

万国に共通する自衛権、万人に共通する生きる権利。

これと相反する憲法9条と、整合性を持たせるための憲法解釈という歪んだやり方。

それが日本の置かれた現状と、安保法案を巡る不毛な論戦だと言えます。

憲法を守るため、国家国民が犠牲になって良いなんて理屈は絶対にありえないでしょうね。

ですから、これに反する主義主張は全て間違っていると決めつけて問題ありません。憲法学者がナンボのもんじゃい。

  1. 2015-06-14 21:03
  2. URL
  3. no-risu #-
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だってそれが目的

日本の防衛なんて興味ない
日本をいかにまともな国にしないか
日本をいかに貶めるか
日本が力をつけたら世界が平和になってしまう
世界が平和になったら金儲けできんがな
  1. 2015-06-23 15:33
  2. URL
  3. hairpin #-
  4. 編集

To hairpinさん

こんばんは。

確信犯ならまだ可愛げがありますけどね、天然でやってる救いがたいアホ議員やプロ市民も多そうです。

安保法案議論、国会審議は大幅に延長することが決まりましたが、私はすでに飽きてきましたよ。

  1. 2015-06-23 19:03
  2. URL
  3. no-risu #-
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