2015-06-23 20:35

代弁より実現を目指してこそ政治家


翁長ゲッツ
「民意をゲッツ!」(会談後の記者会見で)


6月19日午前、沖縄の翁長知事が東京赤坂でケネディ大使と会談した。

例によって「辺野古反対は沖縄の民意である!」とクレームをつけに来ただけで、会談に何ら生産性は見られなかった。もう何度目の上京だろう。ハワイ北米ツアーも含め、最初から成果が見込めないと分かっている旅行にいくらの税金を注ぎ込むのか。

「辺野古反対は沖縄の民意」とする翁長の意見は、ケネディ大使だってとっくに知っている。翁長だって、ケネディ大使が自分の主張を知っていることを知っているはずだ。あえて念押しするまでもなく、まして大金かけてわざわざ上京する必要も無い。

翁長を支持する人々は、いい加減に気がついた方がいい。翁長は無能である。方々に出かけて、「辺野古反対は沖縄の民意」と喚き散らすだけの翁長のやり方では、辺野古移設を阻止することなど絶対に出来ない。

翁長の手法は、辺野古移設作業における直接的な阻止・妨害だ。反対の一点で猪突猛進している。閣僚や米政府関係者等への直談判、越権行為の作業停止支持、県庁を私物化する組織改編、不当な条例制定や御用委員会の設置、全てそうだ。

しかし、辺野古反対の民意を実現する方法は、直接的な阻止・妨害活動だけではないだろう。むしろ、翁長の手法は法治国家における社会のルールを逸脱している。正攻法は、反対のゴリ押しではなく、辺野古移設の必要性を消滅させることだ。

当たり前の理屈だが、政府は辺野古移設に必要性があると考えている。だったら、政府が主張する必要性の根拠を崩せば良い。逆に言えば、必要性に向き合わずに反対を叫んだところで、政府を説得することなんて不可能だ。

辺野古移設の必要性とは、普天間基地返還及び危険性の除去、それと中国の脅威に対する備えであろう。すなわち、辺野古移設の対案を示すこと、中国の脅威に対峙することこそ、辺野古反対の民意を背負った翁長の本来職務だ。

ところが、翁長はそのいずれとも向き合わない。対案を示すべき政府閣僚との会談で、翁長は安倍総理に対して「対案を求めるのは政治の堕落」、菅官房長官に対しては「上から目線」等と、敵意剥き出しのレッテル貼り攻撃に終始した。

また、牽制すべき中国に対しては黙りを決め込んでいる。翁長は4月に訪中し、北京で李克強首相と会談しているが、尖閣問題について一言も発しなかった。そのことについて、5月20日の記者会見で問われて「時間が無かった」と弁解した。

「じゃあ次は言うのか?」と突っ込まれたが、翁長は回答を避け「平和的に解決したい」と言葉を濁した。中国にもの申すつもりは無いのだ。翁長はハワイ・北米9日間の反基地ツアーに出かけたが、中国にこそ行くべきだろう。中国なら90日でも許す。

度重なる上京とハワイ北米旅行の次は、国際NGOと組んで9月に国連演説を予定しているらしい。今度はスイス旅行か。どうせ飛行機はファストクラスだろう。スイスまでファストクラスを利用すれば軽く100万円を超える。まったくいいご身分だな。

反対派は目を覚ませ。反対するのは自由だが、無能な翁長に期待しても無駄だ。翁長の言動は派手だが実効性は無い。努力の方向性が間違っている。民意を代弁するだけならマスコミにも出来る。政治家には政治家の役割があるのだ。




時事:「民意は辺野古反対」=翁長沖縄知事、ケネディ米大使に伝達
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&k=2015061900046
 沖縄県の翁長雄志知事は19日午前、東京都内の米国大使館で、ケネディ駐日大使と約40分間会談した。知事は、日米両政府が進める米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の名護市辺野古への移設について「沖縄の民意は、辺野古に新基地を造らせないことであり、反対だ」と伝えた。
 会談後の翁長氏の説明によると、大使は辺野古移設には直接言及せず、「沖縄が日米安全保障に貢献していることはありがたい。これからも米軍のプレゼンス(駐留)を継続していく必要がある」と述べたという。
 また、知事は辺野古沿岸の水域への立ち入りを米軍が規制していることを取り上げ、県が環境調査を実施できるよう要請した。大使はこれに回答しなかった。
 翁長氏の昨年12月の知事就任以来、両者の会談は初めて。席上、大使は今月23日の沖縄全戦没者追悼式に出席する意向を示した。(2015/06/19-12:56)2015/06/19-12:56




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コメント

主催県であるのに暴れん坊達が自ら沖縄全戦没者慰霊祭をぶっ壊しました!冥福を祈る言葉は無く外部に対して抗議だけで挙句は指笛! 選挙事務所気分です!!今年の追悼式は戦禍に 遭われ亡くなられた御霊を怒らす結果になってしまいました!まずコノ老害知事は大人の振る舞いが出来ない人間です!なのに地方公共団体の長ですよ#
  1. 2015-06-24 01:46
  2. URL
  3. 三助 #-
  4. 編集

こんにちは。

左翼メディアが支配する沖縄の中で、比較的まともな論調の八重山日報(電子版を購入しています)が、国との対決姿勢を盛り込んだ翁長氏の平和宣言に危惧を示しています。

特に下記の文面、

私たち県民の思いとは全く別に、強制接収された世界一危険といわれる普天間飛行場の固定化は許されず、「その危険性除去のため辺野古に移設する」「嫌なら沖縄が代替案を出しなさい」との考えは、到底県民には許容できるものではありません

これって平和宣言に盛り込むべき内容でしょうか。こんな駄々をこねる子供のような恥ずかしい文章を。しかもこれを日本国総理や米国大使の前で堂々と読み上げる神経が分かりません。

たとえ誰だろうと、こんな人間と建設的な交渉など望めない、そう確信を持つに違いありません。
  1. 2015-06-24 10:58
  2. URL
  3. cn2100 #-
  4. 編集

腐敗しきった沖縄偏向報道機関の中で八重山日報は犯されず公正中立な報道姿勢を貫いているのですね!
本来の政務も執らないのに代替案さえ作れず「あ~やる事なす事、怒られるし!# どうすればいいの!?」駄々っ子醜態を繰り返し、さらけ出す! 無茶苦茶なコノ人とその仲間を早く逮捕して欲しいですね!
  1. 2015-06-24 12:20
  2. URL
  3. 三助 #-
  4. 編集

To 三助さん

こんばんは。

安倍総理のスピーチで前列のプロ市民共が罵声を浴びせたそうです。移設反対スピーチをした翁長共々クズですね。慰霊の場で何やってんだか。

八重山日報ですが、これは非常に頑張っている新聞です。沖縄で孤軍奮闘する日本の良心ですよ。元沖縄タイムズの人間が立ち上げた新聞社で、竹富町の教科書問題にも鋭く迫っていました。お勧めです。

  1. 2015-06-24 20:00
  2. URL
  3. no-risu #-
  4. 編集

To cn2100さん

こんばんは。

おお、八重山日報の電子版とは羨ましい!。

私も読みたいのですが、おそらくは読んでいる時間的余裕がありません。でも、いつかは購読したいと前々から思っているんですけどねぇ。

翁長のスピーチは全文を読みました。酷い内容でしたね。これまで何度も閣僚等に対して言い放ってきた「移設反対スピーチ」とほとんど変わるところが無く、これを慰霊祭で読み上げる神経は理解できません。

でも、本人とお仲間のプロ市民らにとっては素晴らしい演説だったのでしょうね。とことん自己中ですからね、あいつらは。

  1. 2015-06-24 20:06
  2. URL
  3. no-risu #-
  4. 編集

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