2015-07-06 20:45

温室効果ガス削減目標、日本に厳しく中国にお優しいマスゴミ


中国は他国の追随を許さぬ世界一の大気汚染国家だ。快晴の北京はロンドンより暗く、滞在するだけで気管支系がやられ北京風邪を発症する。温室効果ガス排出量は凄まじく、排出量ランキングで2位アメリカに大差をつけぶっちぎりのトップである。

2012年時点で、中国の排出量は世界の28%、アメリカは16%、ちなみに日本は4%だ。しかも、中国の排出量の実際はもっと多いことが疑われる。中国の排出量をグラフにすると、2000年以降はまっすぐ直線で示される。経済成長率からしてあり得ないだろう。

さて、その汚染国家中国が温室効果ガスの削減目標を発表した。2030年までに2005年比で最大65%削減する。ただし、削減量は純減ではなくGDP比だ。このことについて、朝日新聞が「歓迎すべき動き」とする社説を書いた。

社説は、まず中国の努力目標をヨイショして、一応は「もっと頑張れ」と釘を刺し、「頑張る中国に技術供与せよ」と日本ら先進国に圧力を掛け、原発国家中国の現実を無視して「再生可能エネルギーのモデル国になってネ!」と妄想的願望を炸裂させている。

とんでもない偏向記事だ。中国の削減目標は評価に値しない。目標を達成しても、中国が世界断トツの排出国であることに変わりは無い。中国による大気汚染・環境破壊レベルは今より高くなる。つまり、朝日は本気で環境問題を考えていないのだろう。

中国の示した削減目標は、2030年までに2005年比でGDPあたりの排出量を最大65%削減するものだ。「GDPあたり」がミソである。どこぞの9条の会が、「中国軍は国民一人当たりで見れば脅威ではない!」と中国擁護していたことを思い出す。

2005年度に19兆元だった中国のGDPは、2013年に59兆元まで増加し、2015年はIMF予測で69兆元に達する見込みだ。中国の経済成長は失速気味だが、それでも今後も年7%程度の成長が見込まれている。2030年には190兆元に成長する。

2005年の排出量を100としたとき、2030年のGDP比で最大65%削減を達成した排出量を計算すると、100÷19×190×0.35=350、つまり3.5倍に増加する。他国の排出量に変化が無ければ、2030年には中国だけで世界の半分以上を排出する計算だ。

これのどこが「削減」か(笑)。

中国の排出激増目標について、朝日新聞は「歓迎すべき」と喜び「技術供与」を提言した。ちなみに、毎日新聞もほぼ同様の社説を書いており、「前向きで評価出来る」「日本は中国に技術協力せよ」などと説教を垂れていた。

6月10日、中国に先立ち日本は2030年までに2013年比で26%の削減目標を発表した。削減偽装の中国式GDP比ではなく「純減」だ。しかし、サヨクメディア共はこれを評価しなかった。

環境バカの欧州と比較して「見劣りする」と批判したり、「原発推進の言い訳にするなよ!」と牽制したり、今回の中国にお優しい報道と比較にならないことはもちろん、理不尽な難癖のオンパレードだった。お前らどこの国のメディアかと。

日本を批判するなとは言わない。ただ、公平公正な報道に努めて欲しいだけだ。中国報道と比較するまでもなく、誰の目に公平公正な報道であることが望ましい。中国報道と比較されて偏向がバレるとか、報道機関の恥だと認識していただきたい。




朝日:中国と温暖化―対策の強化と前倒しを
http://www.asahi.com/paper/editorial.html
" 気候変動を引き起こす地球温暖化は、二酸化炭素などの温室効果ガスが主な原因とされる。
 その排出量が最も多い国は、中国である。世界の4分の1を占めており、地球環境の行方のかぎを握る大国である。"
" その中国が新たな対策目標を国連に出した。国内総生産(GDP)当たりの二酸化炭素の量を、2030年には05年に比べて60~65%減らすという。
 歓迎すべき動きである。年末には、新たな多国間枠組みをめざす国際会議がパリで開かれ、20年以降の対策を話し合う。"
" 世界最大の排出国が具体的な目標を国際公約として示したことは、当然とはいえ、合意に向けた大きな弾みになる。
 もっとも、今世紀末の平均気温の上昇を2度未満に抑えるという国際目標に照らすと、まだ不十分といわねばならない。中国が出すガスの総量が1年でも早く減少に転じるよう、一層の努力を期待したい。"
 国連に出された目標は、昨秋の米中首脳会談で発表した内容に肉づけしたものだ。その前向きな姿勢は、中国、米国に次ぐ世界3位の排出国で、ガス削減に消極的なインドへの圧力にもなるだろう。意味は大きい。
 ただ中国は、GDP当たりの排出量について、国内的にはすでに20年までに05年比40~45%減らす目標を設けている。昨年までに33・8%減を達成しており、今回の目標はその延長線上にとどまる。
" 削減幅も大きく見えるが、実際には従来のエネルギー効率が悪く、ガスを出し過ぎることの裏返しである。30年に公約を果たしても、今の日本や欧州連合(EU)に比べ3分の1ほどのエネルギー効率にすぎない。
 つまり潜在的な削り幅はまだまだある。対策の強化と前倒しで、排出総量の減少を早く実現してほしい。"
 石油や石炭ではない非化石エネルギーの割合を20%前後に高める目標は、原発でなく、再生可能エネルギーの導入で進めることが望ましい。国土が広く送電ロスの大きな中国では、風力や太陽光といった分散型再エネの利点が生かせるからだ。
" 中国が、化石燃料に頼らない「脱炭素社会」への方向転換を鮮やかに示せば、多くの途上国がモデルにするに違いない。
 日本など先進国が支援できることも多い。例えば中国は世界最大の石炭利用国だが、石炭の熱効率を1・5倍に高めれば、二酸化炭素だけでなく、大気汚染物質も3分の2に減らせる。
 現地の必要に応じた技術供与に積極的に取り組むべきだ。"







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コメント

 この種の自称知識人はこうして自国を悪く、他国を褒める事で、「自分は他人に優しく、自分に厳しい立派な人間である、」と勘違いする心理が働くのではないでしょうか?

 勿論この場合、この立派な態度を実行するために犠牲を強いられるのは、言っている本人以外の日本人であって、言った当人は別に何ら犠牲を払う気はありません。

 この場合も技術提供しろと言いますが、朝日新聞が技術を持っているわけではなく、技術を持っている企業から提供させろと言うのです。

 イヤ、そんなに中国に技術提供したいなら、朝日新聞が自費で特許料を払って、その技術それを提供すれば良いのですけどね。

 実は民主党政権も同様の事を言っていたので、ワタシ民主党に電話して聴いたのです。

 「技術は政府の物じゃなく、民間企業の物なのに、どうやって他国に提供するのか? 民主党で特許雨量を払って買い取るのか?」って。
 
 そうしたら電話に出た相手は、そもそも技術が誰の物かも考えた事がないようでした。

 こんなんだから幾らでも「中国に提供しろ」と言えるのです。
  1. 2015-07-07 10:26
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

To よもぎねこさん

こんばんは。

技術供与とか、マスゴミは自分の懐が痛まないから好き勝手言えるのでしょうね。技術を生み出す苦労を知らないから、作りすぎた夕飯を近所におすそ分けする程度の感覚で「あげちゃえ」とか簡単に言っちゃうわけです。

民主党の場合はもっと悪質だと思います。たぶん、中国様に媚びたい!、中国様に頭をナデナデしてもらいたい!、といった気色悪い下心がありますから(笑)。

自称知識人の自国さげ他国あげは、自己批判がインテリサヨクの美学だからでしょうね。仰る様に、自己批判する俺ってカッコいい!、と悦に入っているのでしょう。実際、同類のアホ共も褒めてくれますし。迷惑な連中ですよ。

  1. 2015-07-07 19:38
  2. URL
  3. no-risu #-
  4. 編集

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