2015-07-08 21:06

人命は広告チラシより軽い!


「人命最優先」。マスコミが大好きな言葉だ。特にサヨクメディアが好み、「人の命は地球より重い」とまで言う。人命が尊いことなど万人が知る普遍の真理だが、マスコミは自分達の主義主張を正当化する目的で、反論封じの効果も狙って都合良く利用する。

反原発も安保法案反対も改憲反対も、彼らに言わせれば人命最優先の結果だ。しかし、脆弱な電源供給や安保体制は人命を危機にさらす。サヨクメディアの人命最優先は全然最優先になっていが、先に言った者勝ちとばかりに安易に用いられている。

メディアの人命最優先は手段だ。目的は別にある。目的とは、反原発だったり、特定政党や法案潰しだったりする。本音では、他人の命など知ったことではない。だから、真に人命に関わる問題でも、都合が悪ければ平気で「報じない自由」を行使する。

そんなメディアの悪癖を如実に示したのが、6月30日に発生した新幹線焼身自殺事件に係る報道だ。走行中の新幹線でガソリンをばらまき焼身自殺、無関係の女性が巻き添えを食って死亡するなど、前代未聞の大事件に人々は衝撃を受けた。

ところが、メディアは焼身自殺の動機については報じなかった。匂わせはした。焼身ジジイが、事件前に「年金が少なすぎる」「年寄りは死ねと言うことか」等とぼやいていたことを紹介し、「貧しい社会保障の犠牲になった哀れな老人」のイメージを印象づけた。

同時に、JR側の安全対策について議論を始めた。手荷物検査だのテロ対策だのと議論を活発化させた。つい先日、JRは監視カメラの増設を決定し、これについてメディアは大々的に報じ、しかし監視カメラの実効性について疑問を呈したりしていた。

アホかと。新幹線が警備を強化しても、焼身ジジイは自殺を断念しない。別の場所で決行するだけだ。通勤ラッシュの駅のホームで、商業施設で、祭りや花火大会で、野球やサッカーのスタジアムで、社会的インパクトを伴う自殺場所は無数にある。

動機を無視した対処療法は無意味だ。議論されるべきは自殺をさせない方法である。そのためには、自殺の動機を解明せねばならない。動機が判明すれば、存在する課題の解決に向けて動き出せる。これこそ人命最優先だろう。

さて、焼身ジジイの自殺動機は、酒とギャンブルによる借金苦だった。パチンコや競艇で散財し、複数の消費者金融に手を出し、それで生活苦に陥ったあげくの焼身自殺だ。メディアが匂わせた、「年金行政の哀れな犠牲者」などではなかった。

そもそも、年金額に原因を求める報道には違和感があった。年金受給者に聞けば、誰だって「少ない」と愚痴るだろう。ジジイの年金額は月12万円、一人暮らしなら十分生活していける。退職直後であり、普通に考えれば一定の貯蓄もある。

これで生活苦に陥るのは、年金支給額以外に家計を圧迫する何かがあったと推察するのが自然だろう。そして、案の定「何か」があった。ところが、メディアは消費者金融の件は報じたものの、原因となったギャンブルについては完全に黙殺した。

黙殺した理由は明白である。大口広告主であるパチンコ業界への配慮だ。マスゴミは、人命よりも自分達のパチンコ利権を優先した。人命最優先なんてどこ吹く風、日頃は偉そうに説教かましても、自分の懐が絡めば金儲け最優先なのだ。

7月7日、毎日新聞は性懲りも無く「生活苦で自殺か 自宅に年金督促状」などと偏向記事を垂れ流した。借金苦を生活苦にすり替え、自堕落が招いた窮状を年金行政に責任転嫁し、パチンコとの関連性を隠し、自分達の賭博利権を守る記事だ。

これがマスゴミだ。報じない自由は人命に関わる。パチンコ利権のため情報を隠蔽することで、解決すべき課題は放置され、救えたはずの多くの人命が失われるだろう。それでもマスゴミは、今日も人命優先を唱えながらパチンコ利権を守る。

マスゴミにとって、人命はパチ屋の広告チラシより軽いのだ。




毎日:新幹線放火1週間:生活苦で自殺か 自宅に年金督促状
http://mainichi.jp/select/news/20150707k0000m040103000c.html
 東海道新幹線で林崎春生容疑者(71)=東京都杉並区西荻北=が焼身自殺し、巻き添えになった女性が死亡した事件は、7日で発生から1週間を迎える。林崎容疑者は4月から定職を失っており、神奈川県警は生活苦を理由に自殺した可能性があるとみている。一方で走行中の「のぞみ」車内という場所を選んだ理由の解明は難航している。【福永方人、村上尊一、二村祐士朗】
 林崎容疑者は6月30日午前11時発の新大阪行き「のぞみ225号」に東京駅から乗車。神奈川県小田原市にさしかかった11時半ごろ、先頭車両(1号車)の最前列の座席付近でガソリンをかぶり、ライターで火を付けた。煙と熱風に巻き込まれ、乗客の整体師、桑原佳子さん(52)=横浜市青葉区=が死亡、乗客と車掌の計28人が重軽傷を負った。
 林崎容疑者は事件前日の29日午前、自宅近くのガソリンスタンドで「車がガス欠になった」とうそをついてガソリン約7リットルを購入。夕方にはJR中央線西荻窪駅で掛川(静岡県)行きの新幹線自由席切符を買った。県警幹部は「自殺への決意がうかがえる」とみるが、遺書は見つかっておらず、多くの乗客がいる走行中の新幹線を自殺の場所に選んだ理由は分かっていない。
 火を放つ直前、無関係の乗客に「拾ったからあげる」と言って1000円札数枚を渡そうとしたり、「あなたも逃げなさい」と告げたりもしていた。県警は現住建造物等放火容疑とあわせ、巻き添えの死者が出る危険を知りながら放火に及んだとの見方から殺人容疑でも捜査している。ただ捜査幹部は、「積極的にだれかを巻き込むつもりはなく、自殺を見せたい意図があったのだろう」と話す。
 岩手県在住の林崎容疑者の姉(75)によると、林崎容疑者は事件の約1週間前、姉と電話で話し、「今の年金じゃ生きていけない。自殺するしかない」と話していた。「国会の前で死ぬわけにもいかないしな」ともこぼしていた。
 また姉によると、家宅捜索後の林崎容疑者の自宅から、消費者金融に借金の返済をしていたことを示す明細書や書類を家族が見つけた。数年前から毎月数千〜1万数千円の返済金を支払っていたらしい。
 近隣住民の話や県警の調べでは、林崎容疑者は家賃4万円のアパートで1人暮らし。嘱託社員だった清掃会社を今年3月末に辞め、厚生年金を受給するようになった。受給額への不満を漏らし、「年寄りは早く死ねというのか」と口癖のように言っていた。
 大家の男性(49)に「生活が苦しいので家賃を安くしてほしい」と頼んだこともあった。少なくともここ数年は家賃の滞納はなかったが、事件当日は6、7月分の振込期限で、この振り込みはなかった。自宅の家宅捜索で国民年金の督促状が1通見つかっており、国民年金の未納分があったとみられる。
 「地元で一緒に暮らそうと誘ったが、畑仕事はできないと断られた。もう少し話を聞いて、お金くらい貸してあげると言っていれば……」と、姉は涙ながらに話した。







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コメント

no-risuさんの何時もながらの鋭い突っ込みと言うか観察眼には感服しています。

新聞もテレビもどうして事実は事実として伝えないのでしょうか。

それぞれの思惑というかサヨクなりに何でも体制攻撃のネタに、直接的であろうが間接的であろうが利用するのでしょうね。

パチンコ業界は大口の広告主でしょうが別にパチンコに罪など無く、それの誘惑を自制できなかった市民一人の自堕落が問題なのですから意味は全然違うのにと思います。
パチンコはパチンコで娯楽としての価値観は大きいと思います。

でも、パチンコと言えば後ろに韓国人と言うフレーズが一般的なのでまたもやサヨクの韓国擁護に連想ゲーム的に繋がってるんでしょうか。

自民党や政権の批判には連想ゲーム的にでも批判するが中韓のイメージを損なう連想ゲームは一切しないと言うお考えなんでしょうか。

表面的事実だけでは正しく物事を見れないという御時勢には困ったものです。
  1. 2015-07-09 11:11
  2. URL
  3. 話って聞いてみないと分かりませんね #-
  4. 編集

To 名無しさん?

こんばんは。

過分の評価に恐縮です、ありがとうございます。

メディアも商売なので、全てを公平公正に報道できない事情は理解できます。仕方ないことだろうと思います。問題は、その事実をメディアが隠し、「我は公平公正である」と言い張ることです。正直に言えば良いのに、プライドと算盤が許さないのでしょうね。

なお、本エントリの問題とは別問題ですが、私は現在のパチンコ自体も害悪だと考えています。人々を苦しめる違法賭博であり、経営者が韓国人であろうと日本人であろうと関係ありません。

ギャンブル性を排除したパチンコなら良いですよ。パチンコが悪いのではなく、パチンコを利用した賭博が悪いわけで。

最近はゲームセンターでも充実していますよね、ああいうのはOK。ネットのサミタとか家庭用ゲーム機のソフトなども含め、賭博性を排除すれば娯楽だろうと思います。

まあ、ギャンブル性も少しくらいなら目をつむりますけどね。今のパチはダメです。

  1. 2015-07-10 21:11
  2. URL
  3. no-risu #-
  4. 編集

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