2015-08-20 20:37

沖縄県が何を歩み寄るのか


政府が辺野古移設工事を1ヶ月間停止し、沖縄県と集中協議を実施すると表明したとき、沖縄メディアをはじめとしたサヨクメディアらは、「政府と沖縄の歩み寄りを期待する」等と社説やコラムに書いていた。彼らは「歩み寄り」の意味を理解しているのだろうか。

政府と沖縄の歩み寄りとは、要するに相互が譲歩して妥協点を探ることだろう。政府の譲歩なら、その内容について様々に想像することが出来る。しかし、翁長は「あらゆる手段で辺野古移設を阻止する」と宣言しており、譲歩の余地は全く無いはずだ。

8月18日に官邸で開催された第2回集中協議において、翁長は辺野古移設の無条件白紙撤回を要求した。さらに、普天間基地の運用停止は辺野古移設が前提となっているにもかかわらず、普天間基地の運用停止スケジュールの作成まで求めた。

ならば、せめて激増された交付金を返還する「譲歩」くらい提示してもらいたいが、翁長らは「県民一人当たりで見れば、他県に比べて沖縄県だけが厚遇されている事実は無い」などと厚顔無恥な主張を披露した。びた一文返すつもりは無いらしい。

財政優遇は誰の目にも明らかなのに、沖縄メディアらは以前から「県民一人当たり金額」を根拠に「優遇されていない」と主張している。馬鹿丸出しの暴論だが、沖縄県が県のwebサイトのQ&Aで同様の説明を掲載しているのだから笑えない。

参考:沖縄県のQ&A
http://www.pref.okinawa.jp/site/kikaku/chosei/kikaku/yokuaru-yosan.html
(問8)沖縄に対しては、国庫支出金や地方交付税により他都道府県と比較して過度に大きな支援がなされているのではないですか?。
(答)
・平成24年度普通会計決算ベースで見てみると、沖縄県の国庫支出金は全国11位、地方交付税交付金も含めた国からの財政移転では全国17位となっています。

・また、人口一人当たりで比較すると、国庫支出金と地方交付税の合計額は全国6位で全国15位まではほぼ同規模になっており、復帰後一度も、全国一位にはなっていません。


「人口一人当たりでの比較」はナンセンスだ。

翁長や沖縄メディアがアホだとは知っていたが、沖縄県庁の職員もかなりの低脳らしい。地方交付税とは、財政基盤の弱い自治体を実態に応じて支援し、地域格差を是正する税の再配分だ。人口に応じてばらまかれるお小遣いではない。

東京都や鎌倉市ら50程度の自治体が交付税を受け取っていないが、「人口当たりゼロ円!」「財政的に冷遇されている!」「構造的差別!」と思う人は居ないだろう。そんなアホなこと考えるのは、頭の悪い沖縄県職員とサヨクだけだ(笑)。

また、翁長は例によって「美ら海に基地を作るな」と批判もした。本心では環境など屁とも思っていないくせによく言う。沖縄県は豊富な予算を活用して、マリンタウン東浜地区に大型MICE施設(会議・研修・展示等施設)の建設を決めている。

マリンタウンは、辺野古移設に匹敵する140ha以上の美ら海を埋め立てた人造陸地だ。これ以外にも、翁長は那覇軍港移設を推進しており、こちらの埋め立て面積は辺野古の約2倍である。どの口が政府批判するか。お前が自然保護を語るな。

さて、これで沖縄県が何を「歩み寄る」のか。

次回はジュネーブを予定する告げ口外交を取りやめるのか。嫌がらせで制定した土砂規制条例を撤回するのか。結論ありきで仲間に作らせた第三者委員会の報告書を破棄するのか。しかし、これらは譲歩と呼べるかすら微妙だ。

それとも全く視点を変えて、他の政策で賛成に回ったりするのか。今のところ、翁長は一方的な要求を突きつけるだけで、譲歩らしき言動は見せていない。no-risuには、サヨクメディアらが想定する沖縄の「歩み寄り」が理解も想像も出来ない。

いったい、君らは何を想定して歩み寄りを期待したのかね。正直に言いたまえ、「何にも考えてませんでした!」、と(笑)。




東京:翁長氏「普天間の無条件返還を」 政府「新基地が条件」強調
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015081902000131.html
 政府と沖縄県は十八日、米軍普天間(ふてんま)飛行場(同県宜野湾(ぎのわん)市)の移設に伴う名護市辺野古(へのこ)への新基地建設をめぐる集中協議の二回目の会合を、首相官邸で開いた。菅義偉(すがよしひで)官房長官は、政府が表明している普天間飛行場の二〇一九年二月までの運用停止について、辺野古での新基地建設が前提条件との考えを示した。 (後藤孝好)
 翁長雄志(おながたけし)知事は「終戦直後、住民が収容所に入っている間に、普天間飛行場が出来上がってしまったのが原点。『(普天間が)世界一危険になったから代替案を差し出せ』と言うこと自体が政治の堕落だ」と政府を批判。普天間の県外移設による無条件での早期返還を求めた。これに対して菅氏は「地元の協力がないと難しい」と述べ、まず辺野古への新基地建設に応じるよう求めた。
 翁長氏は、辺野古への新基地建設について「素晴らしい自然環境が残っているところに、(垂直離着陸輸送機)オスプレイが百年も二百年も飛び交う基地ができれば、経済的に失うものは大きい」として、沖縄振興のためにも移設を断念するよう重ねて訴えた。
" 協議後、菅氏は記者団に、政府と沖縄県の歩み寄りについて「難しい状況に変わりはない」と述べた。
 集中協議には、沖縄側が安慶田(あげだ)光男副知事、政府側は岸田文雄外相、中谷元・防衛相、山口俊一沖縄北方担当相が同席した。次回は二十四日、杉田和博官房副長官が沖縄県を訪れ、安慶田氏と協議する予定。"







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テーマ:沖縄問題
ジャンル:政治・経済

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コメント

 沖縄が優遇されているのは事実だと思います。産経新聞によると、25年度の公共歳関連の歳出総額1166億円のうち、376億円が不要金で翌年度に繰り越されたそうです。全国平均が19%で沖縄が約32%でした。そして沖縄の大学への補助金も豊富で、高額な報酬で世界的な学者を呼んだりしています「西普天間住宅の跡地構想にみる沖縄予算のどんぶり勘定 翁長い知事の対応に違和感」
                       産経ニュース 2015/07/02
http://www.sankei.com/politics/news/150602/plt1506020035-n3.html

 官邸は全部ご存じなのに、知事さんも恥ずかしい事を言ってしまいましたね。

 今年の6月に完成前の龍柱の件で、会検査院が調査に入ったそうです。こういうことはキチンとすることが、逆にサヨクや反日勢力が利権に群がるのを防ぎ普通の県民を守ることになると思います。

 差別されているという感情は、もともとあったのを恐らく米軍から始まりサヨクが増幅したのだと思います。複雑で非常に難しい問題ですが、県民の9割が中国への脅威を感じているそうです。良く分りませんが、政府はきっとサヨク・反日国勢力を成敗してくれると思います。たぶん。
  1. 2015-08-21 19:43
  2. URL
  3. 都民です。 #-
  4. 編集

すみません。「会計検査院」が調査です。
  1. 2015-08-21 19:45
  2. URL
  3. 都民です。 #-
  4. 編集

To 都民さん

こんばんは。

緻密な計算式で算出されている地方交付税が、辺野古移設のためにポンと1000億円上乗せされて1.5倍になった時点で、沖縄の優遇は明らかなんですよね。翁長らがどうしてすぐばれるウソをつくのか、さっぱり理解できませんよ。

龍柱、会計検査が入りましたか、それは朗報ですね!。

私が見たところ、あれは検査結果を待つまでもなく完全にアウトです。沖縄は敷名トンネルでも不適切な補助金利用をしていましたし、会計検査院も容赦なく調べ上げるだろうと思います。特定事業を狙い打ったなら、はなからクロとにらんでのことでしょう。

もし問題無しになったら、政治的圧力がかかったと判断して間違いないレベルですよ。楽しみですねぇ。

  1. 2015-08-21 20:09
  2. URL
  3. no-risu #-
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