2015-09-09 20:19

維新の分裂は明らかに芝居


予想していたことではあるが、橋下維新の党があっけなく空中分解してしまった。橋下・松井の大阪組と、江田・松野ら流入組に分裂した。維新旋風はつい最近の出来事だったはずなのに、何だか遠い昔のことの様に感じる。浪速のことも夢の又夢か。

このことについては各メディアが盛んに報じている。しかし、報道では全く触れられていないが、no-risuにはどうしても気になる点がある。何故、どこの報道機関も突っ込まないのか。見え見えだろう。ぶっちゃけ、維新の解散劇は「芝居」でしょ?(笑)。

解散劇の発端は、柿沢幹事長が松井府知事の反対を押し切って、山形市長選挙の応援に行ったことだった。柿沢は「責任は取る」と言いながら、松井の要求した幹事長辞任を突っぱねた。松井は激怒し、「赤ちゃん幹事長にはついて行けない」とぶちまけた。

まず、この時点ですでにわざとらしい。たかが山形市長選の応援ごときにキレすぎ、批判の文句も素人臭い演出臭が強い。そこから橋下市長と共に離党を宣言するまでの時間も異様に短く、最初から示し合わせた離党劇だったとしか思えない。

離党の意向を示した直後、橋下市長は「党を割らない」と述べたが、翌日には新党結成を宣言した。メディアらは発言内容の変化にばかり注目していたが、そんなことは大した問題では無い。注目すべきは、離党宣言から新党宣言までの時間だ。

あまりにも短すぎる。やはり、最初から新党結成ありきの分裂劇だったとしか思えない。新党結成理由について、橋下・松井は表向きには「離党せんげんまでしたのに、松野代表が柿沢を留任させたことに我慢ならなかった」と説明していた。

到底信じられない。そんな理由で直ちに新党結成を決断するものか。しかも、松野は江田の傀儡にすぎず、柿沢の人事権を持っていない。柿沢は江田の忠実な僕だ。江田様のお許しが無ければ、代表といえど松野が柿沢を処分するなどあり得ない。

ただ、表向きの理由だけで判断すれば、新党結成は橋下・松井の場当たり的・思い付きによる産物だ。しかし、記者会見でその点を突かれた橋下市長は、「思いつきで新党が作れるかバカ」と記者に噛み付いた。うっかり本音が漏れたか?。

こうして維新の分裂が決定的になった後、松野は維新執行部を刷新し、何と柿沢幹事長を解任してしまった。「何故このタイミングで?」とは、まさにこの様な場面で使う言葉だろう。このことからも、騒動が分裂ありきだったことを疑わせてくれる。

7日だったか、江田はブログ(ブロゴス)で一連のドタバタを「陳謝」した。奴は都構想敗北の責任を取って「一兵卒」になったはずだが、当該エントリでは臆面も無く「維新の党の創業者」を名乗り、維新の代表の立場で高見から「陳謝」していた。

確かに、江田は維新創業者の一人だ。「え?」と思う人も居るかもしれない。「橋下でしょ?」と。違うのだ。思い出して欲しい。橋下市長が立ち上げたのは「維新の会」だ。結いと野合後、江田の厚顔無恥な要求で党名が変更され、「維新の党」が生まれた。

しかし、普通は維新と聞けば橋下維新を連想するだろう。よくもぬけぬけと。さらに、江田は陳謝の中で「維新の原点に戻る」と書いていたが、そこに挙げられた政策は全てみんなの党時代から変わらぬ江田個人の政策だった。何様のつもりだ(笑)。

橋下・松井の離脱後、松野と江田は待ってましたと言わんばかりに言動を活発化させた。民主党との合流について、かなり突っ込んだ発言も始めた。松野の「民主党の党名は変えろ」とか、水面下交渉が続けられていたから言える言葉だ。

松野・江田の不自然な動きも、前々から分裂を想定していたと考えれば納得がいく。これらのことから考えて、柿沢と松井の幼稚なケンカから橋下・松井の新党結成まで、全て筋書き通りの茶番劇だったのではないか。個人的には確信している。

余談。過去に何度も書いたが、no-risuは江田が嫌いだ。政策も人間性もクズである。今はまだ裏でコソコソ蠢いているが、奴の表舞台復帰は近い。野党再編の進み具合にもよるが、早ければ次期維新代表戦に出て、予定通り代表に返り咲く。

そして、その頃には橋下・松井の新・維新も形になっているはずだ。また、民主党は今よりさらにガタガタになっているだろう。つまり、野党戦国時代の第二幕の幕開けは近い(第一幕は維新旋風の時)。実に楽しみだ。江田め、さっさと出てこいや!。




NHK:維新 松野代表「改革勢力結集し野党再編に臨む」
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150904/k10010216281000.html
 維新の党の松野代表は、党の両院議員懇談会で「改革勢力を結集して、野党の再編に臨んでいく」と述べ、党の分裂が確実な情勢になるなかで、民主党などとの連携を進めていくことに理解を求めました。
 維新の党では離党した大阪市の橋下市長が、みずからが代表を務める地域政党「大阪維新の会」を母体とする新党を、今の国会の閉会を待って来月中にも結成する方針で、党の分裂が確実な情勢になっています。
 こうしたなか、維新の党は国会内で両院議員懇談会を開き、松野代表は今後の党の路線について「改革勢力を結集して、野党の再編に臨んでいく。改革勢力を結集させていく」と述べ、民主党など、ほかの野党との連携を進めていくことに理解を求めました。
 これに対し、出席した議員からは「党が割れないよう執行部は一致結束する方向で取り組んでほしい」などといった意見が出されました。また、両院議員懇談会では、ことし11月に予定されている代表選挙について、党が混乱しているとして当面、延期することを決めました。
 懇談会のあと松野氏は記者団に対し、「執行部が党を割ろうとしているわけではないので、割れないようにという思いは同じだ。橋下氏らと話す機会は必要だろうと思っている」と述べました。
 一方、橋下氏に近い馬場国会対策委員長は「国会が閉会したあとは、いろいろな動きが出てくると思うので、それを見極めながらやっていく」と述べました。







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テーマ:橋下徹
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コメント

 橋本さんチームと江田さんチームのイザコザは、別れる為のお芝居ですか?維新は良く分りませんが、私も江田さんはあの髪型からして怪しいと思います。それに渡辺さんの創った「みんなの党」を壊した人の一人で、まともな野党が壊滅状態になった原因ではないでしょうか?。でも江田さんは、最初から維新を民主と合流させるつもりだと、全国民が分っていたような気がします。意外性が・・・
  1. 2015-09-09 20:57
  2. URL
  3. 都民です。 #-
  4. 編集

To 都民さん

こんばんは。

髪形(笑)。面白いところに注目しますねぇ。仰る通り、江田は野党の破壊屋ですね。本人はビルドだと思っているでしょうが、明らかにスクラップオンリーです。ただ、みんなの党を壊した人の一人ではなく、江田が壊しましたけどね。

で、江田は維新と民主を野合させるつもりだったでしょうが、橋下ら大阪組にその気は無かったわけです。分裂を党内で協議しても紛糾するだけなので、橋下・松井あたりの限られた人間が絵を描いたのでしょう。

それを江田も合意したのか、合意はしないが乗ったのか、それは分かりませんしどちらもあり得ると思いますが、後の流れ場エントリに書いた通りだと思いますよ。

  1. 2015-09-09 21:18
  2. URL
  3. no-risu #-
  4. 編集

江田の選挙区に昔住んでいましたが(;_;)

江田元々選挙に弱く、ふとした縁から妹が選挙を手伝い、私もわずかながら選挙手伝いました。
その時落選しましたが、対抗は中田宏、横浜市長やって赤字で逃げ今も政界渡り鳥
江田は負けたをスタッフに当たり散らすゲス
御礼になった方々への、挨拶周りも、しない男、区割りで、別の選挙区に移ったら、礼状も寄越さない奴です
妹は一時期江田事務所にいたので、ここで書けない事も色々
今、妹はプロの、うぐいす嬢として選挙の度に引っ張りだこです
だから書けない話はたくさん
江田って元通産省、通産省の連中は、自分達は一番経済に明るく詳しいという思い上がりが、あります
一度初当選の時に、引っ越していたのに、三ヶ月ルールで投票に、行ったのが、悔やまれます(笑)
  1. 2015-09-10 08:42
  2. URL
  3. プロ市民嫌い #e8dqewdg
  4. 編集

To プロ市民嫌いさん

こんばんは。

江田は負けたをスタッフに当たり散らすゲス、貴重な経験談をありがとうございます。いかにもな話です。

政治家等の裏話、私も書けないことが色々あります。書くと迷惑を被る人々もいますからね。世の中はきれいごとだけで回っていないわけで、これはもう仕方ないです。

で、プロ市民嫌いさんは枝野本性に気が付いた、本性を知ることができたので、まあ結果オーライですよ(笑)。

  1. 2015-09-10 19:41
  2. URL
  3. no-risu #-
  4. 編集

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