2015-09-24 20:37

国民を馬鹿にした民主共産の共闘戦線


安保法案通過直後、共産党はサヨク野党を束ねた「国民連合政府」の樹立を呼びかけた。しかし、共産党の党是は、他のいかなる野党とも水と油であろう。唯我独尊の共産党が何をぬかすかと失笑を禁じ得ないが、愚かにも民主党はノリノリらしい。

岡田らが共産党と共闘したい気持ちは理解出来なくも無い。反安倍自民の受け皿となり、票を集中させることで共倒れを回避する狙いがあるだろう。また、江田維新が画策する野党再編と、それに同調する民主党議員らの水面下交渉も牽制したいだろう。

江田維新の野党再編が勢いを増せば主導権を握られかねないし、そうなれば民主党は解体され岡田らの立場も危うくなる。あくまで強い民主党を目指す岡田らにとって、共産党の提案は非常に美味しそうな饅頭だ。毒饅頭だが(笑)。

共産党の狙いも見え見えだ。共産党は堅調な議席を確保し、最近ではむしろ上り調子だ。要は余裕がある。一方、他のサヨク政党は明らかに落ち目だ。その票田を切り崩し、奪取する自信があるのだろう。

また、野党再編自体からは蚊帳の外にいる共産党にとって、共闘に失敗したところでリスクは小さい。共産党の親しみやすさ、オープンさ、度量の広さ等を社会に宣伝する効果も期待できる。ほとんど良いことづくめだ。

さて、共産党の提案に食いついた間抜けな民主党に話を戻す。

岡田らの気持ちは理解できる。理解できるがしかし、岡田らの方は国民の気持ちを全く理解できていない。率直に言って、この共闘路線は選挙を愚弄し国民を馬鹿にするものだ。前述の共闘理由は、100%民主党の都合、党利党略であり国民のためではない。

民共協力とは選挙区における候補者の調整だ。ある選挙区では民主党候補だけが出馬し、ある選挙区では共産党候補だけが出馬して、票の分散を阻止する。これはつまり、有権者の選択肢を減らすことで、投票先を誘導できると考えているのだ。

国民は、ケーキが無ければパンを食べるだろw、蕎麦屋にウドンしかなければウドンを食べるだろw、赤旗を取り上げれば毎日新聞を購読するだろw、共産党候補が居なければ民主党候補に投票するだろw、と。岡田らはそう考えているわけだ。

要するに、有権者は民主党と共産党の違いを理解していないと。反自民や反安倍を唱えておけば、愚衆は政策の中身も政党名も気にせず投票すると。つまりはそういうことなんだろう?。これが国民を馬鹿にした共闘でなくて何だ。

まあ、その通りバカだけど(笑)。

実際問題、今時は余程の馬鹿でなければ民主党の支持者にならない。どうせマニフェストを読みもしない連中である。なら、「反自民!」を連呼するだけで十分、声の主も区別せずに票を投じるさ。さすが岡田、民主党支持層についてよくご存じだ。

さて、自民党が同じことをすればno-risuは激怒する。間違っても共闘政党に票は入れない。コバンザメの公明党がそれだ。このブログでは、公明党及び共闘する自民党を何度も批判してきた。では、民主党支持者や共産党支持者はどうなのか。

民主党支持者は、支持している民主党の議員に馬鹿だと思われている。共産党支持者も同様に馬鹿だと思われている。だから、民主共産の選挙連携なんて馬鹿げた計画が実現しようとしている。公然と進められている。

民主党の支持者に問いたい。ここまでなめられて頭にきませんか?、この共闘を許しますか?、野田元総理の影が薄すぎませんか?(笑)、と。次回の国政選挙においては、少しはそのあたりのことも考慮して、貴重な一票の使い道を選んでいただきたいものだ。




産経:民主・岡田代表、共産・志位委員長と会談へ 選挙協力「提案を大事にして中身詰める」
http://www.iza.ne.jp/kiji/politics/news/150924/plt15092410350004-n1.html
 民主党の岡田克也代表は24日午前、共産党の志位和夫委員長と25日に会談する見通しを明らかにした。東京都内で開かれた連合との意見交換会で明らかにした。
 岡田氏は、共産党が来夏の参院選で他の野党に選挙協力を呼びかけていることについて「候補者のバッティングを避け、共産党が候補者を出さないことはかなり大きなことだ。提案を大事にしながら、もう少し中身を詰めていきたい」と述べた。
 志位氏が提唱した共産党が野党連立政権に参加する「国民連合政府」構想に関しては「現実味があるのか。志位氏が何を考えているのか、よく聞いてみないとわからない」と語った。






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テーマ:選挙
ジャンル:政治・経済

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コメント

阿保が集まっても利口にはなれない

選挙協力なる野合、毎回行われているが国民を愚弄している
選挙は単純に1+1=2にはならない
今回の選挙協力は、逆に票を減らすでしょう
  1. 2015-09-24 23:20
  2. URL
  3. プロ市民嫌い #a3VXqt5.
  4. 編集

壮大なるギャグ

共産党の言う国民連合政府が1000歩譲ってできたとして、自民党が少数野党になるのでしょうか。

直近の政党支持率でも全野党の支持率を足しても自民党はマンモスであり、安保法制に反対の国民が80%でも政治を任せられる政党は自民党しかないことを国民は理解しているのです。

この前の盛岡、山形の市長選を忘れたのかな?
共産党も民主党も。

まあ仮定の話で連合政府が出来たとして、自民党を下野させて安保法案を骨抜きにしたとして、で、その後の政治を行政を連合政府はどのように日本という社会を引っ張るのでしょうか。
ああ無常・・・合唱・・・となるでしょうね。

そのとき国民は思うでしょう。
ああ、安保法制が制定されても政治は自民党に任せるのがやっぱりだったと。

無能な民主党と共産社会主義(?)が理想の国家の日本共産党に政治を任せたい国民が本当に過半数いるのでしょうか。

なにかギャグのようです。
  1. 2015-09-25 05:39
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  3. そうかせんべい #-
  4. 編集

「国民連合政府」って、なんだかフランス革命を連想しました。とうとう、世界同時革命が勃発です~!!
  1. 2015-09-25 08:00
  2. URL
  3. 都民です。 #-
  4. 編集

政権を取った経験は、民主党には完全にマイナスにしかなりませんでしたね。

失敗に学ぶ事ができないまま、権力願望だけが肥大化したようです。

結果は政権獲得以前よりも、ポピュリズムに拍車がかかって、政策としての合理性なんか完全に放棄して、マスコミ受けしそうなものに、とことん入れ揚げることになってしまいました。

今回の反安保法制もその典型でした。
でもこんな事をすれば、ロクデモナイ結果にしかならないのは、東京都知事選でわかったはずだとおもうのですけどね。

しかしそもそも学ばないと言うのが、民主党の党是だからしかたありません。

賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ。

されど、民主党は経験にも歴史にも学ばず、ひたすら願望を追い続ける。
  1. 2015-09-25 10:17
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  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

党勢の劣化が著しい民主党にとって、先の「戦争法案」反対運動における共産党の組織力、動員力は大きな魅力なのでしょう。
磐石な選挙基盤を持たない民主党議員は都市部の無党派層だけが頼りです。彼らにそっぽを向かれては落選は必至です。
どうせすがり付くなら、同じ無党派層頼りの江田維新よりも、生協や民商で地方に強い共産党に阿った方が得策でしょう。最近は民青の活躍もあって若い層の支持者も増えた様子ですし。

政策や主義主張など関係ない、とにかく選挙で落選したくない。一般民間人に墜ちたくない。国会議員の地位を手放したくない。

そんな悲鳴にも似た民主党議員の本音が聞こえてきそうです。
  1. 2015-09-25 14:36
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  3. cn2100 #-
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To プロ市民嫌いさん

こんばんは。

私もそう思いますが、本当に民共の支持者が底抜けのバカならば、得票数は増加するかもしれません。

  1. 2015-09-25 19:28
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  3. no-risu #-
  4. 編集

To そうかせんべいさん

こんばんは。

さすがに民主党も連合政府には及び腰の様ですが、共闘関係が続けばそれもどうなるか分かりませんね。なにしろ節操のない連中ですから。

山形市長選、結果は嬉しいですけど、かなり僅差だったのであまり声を大にしたくない話題です(笑)。

>そのとき国民は思うでしょう。

すでに民主党政権で味わっていますからね、あれを忘れる国民はそうそういないと信じたいですね。

二度騙される奴は馬鹿です。

  1. 2015-09-25 19:34
  2. URL
  3. no-risu #-
  4. 編集

To 都民ですさん

こんばんは。

支持者らには、フランス革命に近いメンタリティーがあるかもしれませんね。もちろん、史実ではなく彼らがイメージするフランス革命が(笑)。

  1. 2015-09-25 19:36
  2. URL
  3. no-risu #-
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To よもぎねこさん

こんばんは。

民主党政権は、まさしく民主党自身の致命傷になりましたね。連立組んだ弱小政党もついでに致命傷を受けて、あっという間にご覧の有様で(笑)。

で、馬鹿は反省せずに都合のよい思い出や快感・快楽のみを記憶するものです。政権交代前、ポピュリズムによって受けた民主党旋風・政権交代旋風の快感だけが脳味噌に刻み込まれているのでしょう。

まあ、いわゆるサルのナニですよ。まさしく経験に学んだわけで(笑)。

  1. 2015-09-25 19:42
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  3. no-risu #-
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To cn2100さん

こんばんは。

戦争法案反対デモは、民主党支持基盤の自治労や日教組らも強力に行っていましたが、シールズや共産党系のデモに埋もれて目立ちませんでしたね。

江田維新ですが、こちらも斜陽政党と化していますから、岡田らには、大々的に協力せずとも主導権を握れる自信があるのかもしれません。何しろ、江田の方からすり寄ってきますからね。

正直、岡田の言動を見ていると「なかなかやるな」と思います。共産党との連携は禁断の果実にも見えますが、民主党と党議員を救うためには、手を出す価値のある博打かもしれません。

  1. 2015-09-25 19:50
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  3. no-risu #-
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感染

ちと出遅れました。
産経新聞のネット版に「山本雄史の野党ウォッチ」という記事が出てました。

http://www.sankei.com/politics/news/150926/plt1509260002-n1.html
タイトルは「民主党の徹底抗戦に終止符を打ったのは意外な人物の一言だった。」とあり、安保法案の参議院可決時、民主党が牛歩などの徹底抗戦に至らなかった舞台裏が書かれています。
興味を持ったのはその後に書かれた部分で、党内に集団的自衛権を容認する幹部を持ち、対案提出の意見もあった民主党が何故廃案にAllInしたのか、また、国会前デモとの一体化を何故進めたか。その分析があります

安倍内閣の支持率がなかなか落ちない事に不安を持っていた民主党幹部は、国会前に集まったデモ隊を目にしたとき、「これでいける!国民の支持はここにある!」と感じ取って、どんどんデモに入れ込んでいったという分析です。
説得力を感じました。

以下は私の感想です・・・
実際より数を膨らませた主催者発表に我らネトウヨは笑った訳ですが、ふかした数には及ばずとも、実数の数千~数万の人間が集まった熱気というのは、凄いものがあったのでしょう。
それだけの人間が目の前に居て「廃案させましょう!」という自分たちの叫びに応えて声援をくれれば、政治家としてたまらない充実感があったと思います。
民主党の人達はこの熱風にあおられて、熱病に感染したように、国民全体が見えなくなってしまったのではないでしょうか。もとからよく見えてはいなかったというのも有るでしょうけど。
今回の共産党との連携話をみると、まだ熱に浮かされている感じがします。
  1. 2015-09-26 12:04
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  3. もらもら #SwXzWfk.
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To もらもらさん

こんばんは。

私もその記事を読みましたが、正直、全く信用できない記事たと感じました。説得力がありません。

記事を読むと、まるで落城前夜に腹を決める殿様と家臣達をイメージします。しかし、奴らがあんなに物分かりの良い人間だとは思えません。日頃寡黙な議員の言葉には重みがあって、クソリベ議員共が矛を収める、そんなことがありえるでしょうか。

また、どうして産経新聞が民主党の裏事情を知っているのか。色々と怪しすぎますよ。

>もとからよく見えてはいなかったというのも有るでしょうけど

こっちですね(笑)。

  1. 2015-09-26 18:42
  2. URL
  3. no-risu #-
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