2015-12-07 20:32

BPOの人民裁判、サヨクメディアの私刑執行


BPOは11月、NHK「クローズアップ現代」のやらせを断罪する放送倫理検証委員会の意見書を公表した。NHKは社内調査を行い、「過剰な演出だがやらせではない」と逃げたが、BPOは「NHKの感覚は世間一般の理解と大きく乖離している」と一蹴した。

ところが、多くのマスコミは意見書を反省の機会として認識しなかった。NHK問題では、自民党がNHK幹部に事情聴取を行った。高市総務相もNHKに注意した。このことから、BPOは意見書に異例の政権批判を載せ、マスコミはこちらを重点的に報じた。

BPOは自民党の対応を「圧力そのものであるから、厳しく非難されるべきである」と糾弾したうえで、次の様にまとめている。

意見書全文(http://www.bpo.gr.jp/wordpress/wp-content/themes/codex/pdf/kensyo/determination/2015/23/dec/0.pdf)より抜粋
" 当委員会は、この機会に、政府およびその関係者に対し、放送の自由と自律を守りつつ放送番組の適正を図るために、番組内容に関しては国や政治家が干渉するのではなく、放送事業者の自己規律やBPOを通じた自主的な検証に委ねる本来の姿に立ち戻るよう強く求めるものである。
 また、放送に携わる者自身が干渉や圧力に対する毅然とした姿勢と矜持を堅持できなければ、放送の自由も自律も侵食され、やがては失われる。これは歴史の教訓でもある。放送に携わる者は、そのことを常に意識して行動すべきであることをあらためて指摘しておきたい。"


これにサヨクメディアが食いた。社説やコラムを用い、「干渉し圧力をかけた自民党」を非難した。BPOの意見書を、自浄作用ではなく政権批判の材料に悪用した。みかねた産経新聞が「論点はそこじゃないだろ!」と苦言を呈したのが唯一の救いだった。

全くもって後味の悪い意見書になってしまったが、ここにきてNHKの籾井会長から爆弾発言が飛び出した。何と、「圧力ではなかった」と言うのである。12月3日、籾井会長は次の通り述べた。

「番組について我々がプレッシャーを受けたということはない。これを言うと、また籾井は自民党寄りだと言われるかもしれないが、事実を言うと説明に行っただけ。圧力ととらまえるのは考えすぎだ」

つまり、NHKは介入とも圧力とも思っていないのに、BPOが勝手に「圧力そのものである」と決めつけ断罪し、BPOのお墨付きを得たとばかりにクソサヨメディアが政権批判にペンを振るったわけか。なんだそりゃ。完全に冤罪ではないか。

いったい、BPOは何を調査したのか。no-risuは、BPOがNHK幹部に聞き取り調査を行い、その中で「介入を受けた」とか「圧力を感じた」等の証言があったから、意見書において自民党を批判したのだと思っていた。でもそうではなかった。

まるで人民裁判である。BPOは人民裁判で自民党に有罪判決を下し、そしてサヨクメディアが私刑を執行した。以前から書いているが、やはりBPOなど解体するべきだ。倫理観を持たないBPOが、放送倫理を検証できるわけがないのだから。




朝日:NHK会長「圧力ではない」 クロ現問題の自民聴取巡り
http://www.asahi.com/articles/ASHD35KCFHD3UCVL01G.html
 NHKの籾井勝人会長は3日、過剰演出の問題があった報道番組「クローズアップ現代」をめぐり自民党情報通信戦略調査会が4月にNHK幹部を呼んで聴取したことについて、「圧力ではなかった。我々は不偏不党でやってますから、自民党だろうが野党だろうが説明に来いと言われたら行く。そこでこの番組はどうだと言われたら『聞けません』と言う」と語った。この日あった定例会見で質問に答えた。
 クロ現問題では、放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会が11月、「重大な放送倫理違反があった」とする意見書を出した。その中で、自民党調査会の聴取について「政権党による圧力そのもの」と批判していた。
 籾井会長はBPOの批判については「コメントは差し控えたい」とした上で、自民の聴取について「番組について我々がプレッシャーを受けたということはない。これを言うと、また籾井は自民党寄りだと言われるかもしれないが、事実を言うと説明に行っただけ。圧力ととらまえるのは考えすぎでは」と語った。(星賀亨弘)







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