2016-03-22 23:31

学生政治活動の事前届出は危険だ


大学生時代にSという先輩が居た。明るく優しく、独創的でユーモアがあり、後輩からも先輩からも好かれる存在だった。が、ある時期を境にぱったりと顔を見せなくなった。講義もサークル活動も出席せず、就職活動もせず、音信不通状態になってしまった。

あるとき偶然見かけて、どうしていたのか尋ねたら、先輩は言葉を濁して説明を避けた。空気を察してそれ以上深くは聞かなかったが、後にS先輩が政治活動にのめり込んでいたことを知った。共産党に傾倒し、各種活動に没頭していたのだ。

当時、no-risuはまだ朝日的サヨク野郎だったので、共産党に悪い印象は無かったが、今に思えば悲しい出来事だった。先輩は、共産党の政治活動のために、あんなに楽しそうだった学業を放棄し、就職も考えず、交友関係も捨ててしまった。

それも本人の自由だし、幸せならば問題無いのかも知れないが、簡単に割り切れる問題ではないだろう。青春に輝く学生が共産党に人生を捧げていいものか。全力で連れ戻すべきではなかったか。政治活動は無事に社会に出てからで良いじゃないか。

また、大学には怪しげなプロ市民が巣くっていた。旧社会党系のゴロツキ団体で、新入生を騙して活動資金を稼ぐクズ共だった。そうとは知らず、新入生だったno-risuは「サークル」の活動内容を聞きたくて、奴らの事務室に乗り込んだ。

部屋には5人くらいの「市民」がいたが、何を聞いても下を向いてぼそぼそと口を動かすだけだった。あの時、もしも明るく紳士的に社会正義のための活動とか何とか熱弁されていたら、no-risuは革労協の戦士になっていたかもしれない。最悪だ。

高校生以下の政治活動が解禁され、生徒の政治活動における学校の関与の在り方が議論になっている。生徒保護のために事前届出制を導入し、大人の当然の責務を果たそうとする一部自治体に対し、サヨクメディアらが一斉に反発する構図だ。

反対理由は、学校が生徒の政治思想を把握するべきではない、学校に監視されると生徒が萎縮する、生徒の主体性に委ね自由に活動させるべき、リスクは授業で教えるべき、等々。要は「思想・信条の自由」、一切の制約は認めないわけだ。

ただ、本件においては反対派の主張も理解出来なくはない。一々事前届出を求められ、プライベートにまで干渉されるのは、生徒にしてみれば単純に煩わしい話だ。教員に余計な負担も発生するし、リスク回避を授業で学ばせる案にも頷ける。

そして、これはサヨク連中らは絶対に同意しないだろうが、全く別の理由で、no-risuも学校や教師が生徒の政治思想を把握することに強い危機感を覚える。別の理由とは、事前届けを受け取る学校・教師側の政治思想の問題だ。

日教組を筆頭に、教育界にはサヨク野党と共闘する労組らが蔓延っている。彼らサヨクの特徴として、異なる思想に対する不寛容が挙げられる。彼らは、異なる思想に対して、排除や攻撃を躊躇しない。おそらく、それは相手が生徒でも同じだ。

サヨク教師が、自民党支持やおおさか維新支持、改憲賛成や原発再稼働賛成の生徒を把握したとき、その生徒がどんな迫害を受けるか分かったものでは無い。非常に危険だ。この懸念がある以上、事前届出の導入には賛成できない。

関連して、リスク教育には賛成するが、内容は注視せねばならない。これまでも、サヨク教師らは平和教育や人権教育等と称して、特定サヨク勢力の思想に偏った教育を実施してきた。学校や教師が、教育を政治利用してきた実績がある。

彼らには間違ったことをしている認識が無いので、主権者教育・リスク教育が同様に悪用される可能性は高い。これは阻止されねばならない。で、生徒を政治活動の弊害から守るなら、実際の事例で教えるべきだ。事例は大学を調べれば良い。

大学は、言うなれば学生の政治活動が全面解禁された先行事例だろう。そして、大学生には政治活動絡みの様々な問題が起きている。これらについて真っ先に伝えるべきだ。そして、政治活動におけるリスクの核心をつかねばならない。

とどのつまり、政治活動における生徒の保護とは、特定勢力からの保護だ。創価学会らカルト、プロ市民団体及び結託する共産党や社民党ら極左など、生活や人間関係や人生を狂わせかねない勢力から生徒を守ること、それにつきる。

最後にS先輩と会った時、髪の毛はぼさぼさで、栄養状態が悪くげっそりと痩せ、薄汚いシャツとズボンの格好で、いかにもプロ市民な風貌になっていた。電話・ガス・水道は止められ、家賃も滞納して大家に退居を求められ、悲惨の一言だった。

大学のプロ市民団体は、数年前に久しぶりに名前を聞いたと思ったら、テロまがいの犯罪を起こして当局に捜査されているとか。いくら本人が望んだ人生だろうと、そういう道から生徒を守ることは、我々大人の義務であり責任だろうと思う。

余談。生徒を正しく指導・監督する学校なら、事前届出制を歓迎していい。先日、愛媛県が事前届け制を決めた。愛媛は県教組が日教組を駆逐した歴史がある。かなりマシな部類の県なので、モデルケースになることを期待したい。



朝日:高校生と政治 届け出制は自由を侵す
http://www.asahi.com/paper/editorial.html
" 「18歳選挙権」に逆行する動きと言わざるを得ない。
 愛媛県立高校の全校がこの春から校則を改め、校外での政治活動に参加する生徒に、事前の届け出を義務づける。
 デモに参加しようとする高校生をためらわせ、政治への関心をそぎかねない。
 政治活動は、憲法が保障する思想良心、表現の自由にかかわる権利である。学校は、指導の名でその基本的な権利を縛るべきではない。
 まして校外の活動だ。「危険がないか把握する必要がある」とする高校もあるが、そこまでの管理は必須とはいえない。
 愛媛県立の全高校に再考を求めたい。全国各地の高校も追随すべきではない。
 文部科学省は昨年、校外でのデモなどの政治活動への参加を解禁した。その一方、ことし1月には届け出制も容認した。
 個人的な政治的信条の是非を問うようなものにしないことなど、配慮が必要としている。
 だが届け出れば、教員は生徒にどんな活動か尋ね、指導することになりかねない。そうなると事実上の許可制ではないか。
 何歳であれ有権者には、どんな政治主張に関心があるかを自分の胸にとどめる自由がある。
 愛媛県で届け出制の端緒をつくったのは県教委だ。教頭らを集めた主権者教育の研修会で、校則などの変更例を示した。
 海外旅行や地域行事への参加とともに「選挙運動や政治活動への参加」を挙げ、「1週間前に保護者の許可を得てホームルーム担任に届け出る」とした。
 判断は各校に任せたと県教委は言うが、校則を変えた場合は報告するよう求めていた。
 学校は無言の要請と受け止めたはずだ。だからこそ、全校が一斉に見直したのだろう。
 朝日新聞が2月、全都道府県と政令指定市を調べた結果、6自治体が「届け出不要」としたが、愛媛県を含む27自治体は「各校に任せる」と答えた。
 33自治体は「検討中」「未検討」などと答えた。どの自治体も、高校に届け出制の導入を求めるべきではない。
 そもそも18歳選挙権を決めたのは大人たちである。投票を認めながら、政治活動への参加を管理する姿勢は筋が通らない。
 学校や教委がすべきなのは規制ではない。生徒の主体性を大切にしながら、政治への意識を高める「主権者教育」である。
 校則や高校生の政治活動のありかたは本来、生徒自身が考えるべきことだ。彼らに議論する場をつくることこそ、主権者を育てる教育にふさわしい。"







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テーマ:教育問題
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コメント

高校は日本共産党員がうじゃうじゃ

確かに、事前届け出制は、色々危険です。
カルトや過激派に、利用されます。
高校時代から、反共保守で、今は反欧米保守ですから、逆に言うと、日本共産党員教員と民主青年同盟の工作員生徒には、感謝しています(笑)
おかげで、左翼の歴史や矛盾に、強くなりました(笑)
論戦なら、負けません、でも奴らすぐ、手が出ます。
しかし、大東流合気柔術と、古流武芸の、初伝目録持ちです。
また、色々あって段は、持っていませんが、剣道にはそれなりに。
身を護るも、論戦も得意中の得意です。
護身は、逃げる技術です、論戦も切り上げが、肝心です。
ヒットエンドラン、こそ闘うコツです。
あ、一人偽自衛官論破しました。
  1. 2016-03-23 00:02
  2. URL
  3. 政界ウォチャー三十年 #HurUS3vk
  4. 編集

no-risuさんには、釈迦に説法ですが

パヨクとの論戦は、馬鹿のふりが一番です(笑)
党派の違い、知っていて、知らんぷりしながら、なぜ平和なら、○○と一緒に、協力しないのか?
労働組合、連合と全労連と全労協、なるべく間違えて聞くと、向こうは、困ります(笑)
自治労と自治労連とか、似た名前の団体が、あったような?
すっとぼけが、一番効きます(笑)
  1. 2016-03-23 00:20
  2. URL
  3. 政界ウォチャー三十年 #6txGS3Mk
  4. 編集

To 政界ウォチャー三十年さん

こんばんは。

政治活動の解禁で特定勢力がどう動くか、気がかりですね。

たぶん、問題が起きても報じるのは産経新聞くらいなものでしょうし。私の様な社会人には、ほとんど知るすべがありません。

なお、論破とかそういうのはあまり口にしない方が良いと思いますよ。自画自賛に見えて、かえって安っぽくなっちゃいますからね。民主党がよくやってるじゃないですか。

評価は外部がすればいいことで、自ら前面に出すのはよくよく考えて慎重にした方が、自分のためだろうと思います。

  1. 2016-03-23 19:28
  2. URL
  3. no-risu #-
  4. 編集

To 政界ウォチャー三十年さん

こんばんは。

パヨクとの論戦は、しないのが一番です。100%、不毛ですからね。
理屈の通じる相手なら、時間をかけて意見をぶつけあいていですけど、そんなのは宝くじに当たるみたいなもんでしょうから。

労組の名称はなにかとややこしいですよね。名前も生息域も似ているので、とてもややこしい。昔、私も混同してエントリを書いて指摘を受けたことがありました。

  1. 2016-03-23 19:33
  2. URL
  3. no-risu #-
  4. 編集

確かに、迂闊でした。

あまり、論破とか言わない方がよいですね。
また論争も、あまりしないでおきます。
淡々と投票と、政治的主張により、与論を変えて行きます。
投票依頼も、違法にならないように注意します。暗黒時代に戻るか、前進するか、今年は勝負ですから。
  1. 2016-03-24 22:39
  2. URL
  3. 政界ウォッチャー三十年 #luHOg6ls
  4. 編集

To 政界ウォッチャー三十年さん

こんばんは。

有用な議論ならいいですけど、論破は喧嘩の類であって、たいていの場合は不毛な結果になりますからね。わざわざ喧嘩吹っかけるメリットはありませんし、火の粉を振り払う程度にするのが個人的にはお勧めです。

  1. 2016-03-25 21:34
  2. URL
  3. no-risu #-
  4. 編集

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