2016-07-13 20:14

民進党は共産党という麻薬を絶てるか


参院選の野党共闘。腹立たしいことに、かなり効果があった様に思う。青森、宮城、新潟、福島、長野、三重、大分等は、共闘がなければ多くは与党議席になった可能性があるし、共産党の6議席は比例議席なので、共闘票の恩恵を受けたと推察できる。

しかし、政策の全く異なる政党が共闘することは、政党の存在価値を自ら否定する禁じ手だ。存在価値を否定すれば支持者が離れるわけで、諸刃の剣と言えるだろう。ただ、今回はマイナス効果よりプラス効果が上回った。ポピュリズムが勝利した。

このことは、市民連合ら民共支持者の程度の低さを示している。民進党の江田副代表や枝野幹事長らは、あからさまに愚民向けの演説に終始していたけれど、自分達の支持層がどの様な人種なのか、意外と正確に理解していたのかもしれない。

さて、気になるのは今後だ。共産党は、解消する理由も無さそうなので継続を望むだろう。では、民進党は共闘関係を続けるのだろうか。親切心から言うが、民進党は直ちに共闘を解消した方が良い。

民進党にとって、共産党との共闘はまるで麻薬だ。重病人の民進党は、病気を治さないまま麻薬の力で参院選を乗り切った。民進党が一時のカンフル剤くらいに捉えているなら非常に危険で、もしそうなら麻薬を絶つことは出来ないだろう。

傍目に見ても、民進党の共闘中毒はかなり進行している。初期のヤク中だ。今すぐ関係を絶ったとしても、共闘で当選した議員や、官邸前等の統一抗議活動や、知られた内情や、出来た人間関係等、様々な禁断症状が出るに違いない。

似た事例として、自民公明の関係がある。自民党は公明党の麻薬にどっぷり浸かり、完全に常習ヤク中になった。ただ、どういうわけか最近の公明党はやや物わかりが良くなり、中毒と言うより共生関係に発展・成熟しつつある。薬効成分もあったらしい。

一方、民進党と共産党が自民と公明の様な関係になることはまずないだろう。共産党は公明党みたく譲歩しない。公明党は創価学会に被害が無ければ譲歩するが、共産党は党そのものが全てなので、共闘維持の譲歩は民進党がすることになる。

民進党には政策も理念も無いから、党利党略で譲歩するのも簡単で、まして共闘の麻薬に依存していればなおさらだろう。そうなったら、もう民進党は持たないのではないか。ただでさえ不安定なのに、選挙するまでもなく自滅しそうだ。

民進党は、共産党らオール野党とともに、市民連合と政策協定を締結してしまった。今後、民進党は協定に反する独自政策を打ち出せない。基本政策がすでに協定と合致しておらず、内部からも不満の出ている協定だが、それについても大きな声では話せない。

病気は麻薬で症状を誤魔化すよりも、病気そのものを治療するべきだ。共産党と共闘関係は直ちに断ち切れ。まあ、民進党の病状は末期で治療不可能かもしれないから、ラリって痛みを感じないまま逝っった方が幸せかも知れないが。




北海道:共産、改選3議席が倍増 志位氏「野党共闘発展を」
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2016sanin/1-0291906.html
" 共産党は順調に議席を伸ばし、改選3議席を倍増させた。志位和夫委員長は10日夜、党本部で記者会見し、改選1人区で実現させた民進、社民、生活の3党との野党共闘について次期衆院選でも「発展させたい」と推進する考えを明言した。
 共闘した改選1人区の結果に関して「最初のチャレンジとしては大きな成功と言っていい」と評価した。「共産党が明らかにしている国民連合政府構想についても野党間で話し合っていきたい」と意欲を示した。
 参院選では、野党共闘を優先して1人区の候補者の大半を取り下げ、比例票の掘り起こしに集中した。安全保障関連法に反対する市民団体からの追い風も受けた。"







関連記事
スポンサーサイト

テーマ:民進党
ジャンル:政治・経済

  1. 民進党
  2. TB(0)
  3. CM(4)

コメント

衰退する夜盗連合

連合がもはや、半分裂民進党(偽)の支援からゆっくりしかし確実に、撤退中、連合も化学総連に続き金属労連が分離を開始。
まあ、連合と全労連は犬猿の仲、いつまでも民進党(偽)が共産党と、仲良くしたらたまらない。
さて、また民進党(偽)が主導権争いで分裂も近い(笑)
  1. 2016-07-13 22:27
  2. URL
  3. 政界ウォッチャー三十年 #luHOg6ls
  4. 編集

To 政界ウォチャー三十年さん

こんばんは。

労組の動きは要注目ですね。
もちろん、民進党にとっては面白くない動きを見せるでしょう。
大変結構。
  1. 2016-07-14 20:51
  2. URL
  3. no-risu #-
  4. 編集

大同につく難しさ

no-risuさん、こんにちは。
小異を捨てて大同につくということで始まった共闘ですが、うまくいってないところもあったようです。自分の選挙区は候補者が等距離外交に腐心していたと新聞に書かれてました。

連合から脱退した労組は自分も知っています。

かなり昔は労組も同盟(民進?)、総評(社民?)、全労連(共産?)と分かれていて、合流したはいいけど上記のように分裂の兆しもあります。
それも支持政党の政治思想が違うというのもあるのかなと思うところです。
労基法改正など働き方や生活はときの政治情勢に左右されがちなので、選挙運動などは必要だと思いますが、労組は政党の奴隷や駒であってほしくないと思うところです。
  1. 2016-07-17 09:21
  2. URL
  3. azarash #-
  4. 編集

To azarashさん

こんばんは。

大義なき大同団結は愚劣な野合だと思いますので、うまくいかない選挙区がでてくるのは当然で、しかしこれが一定の効果を上げたことは甚だ不愉快です。全部失敗するべきなのに。

労組の支持する政党って、結構、政策より腐れ縁の要素も大きいですよね。オール野党と仲良しでも、決して心からアイアムノットアベとか戦争法案とかの主張に賛同しているわけではない、という組合員は多いと思います。

労組は野党議員程馬鹿ではないですから。昔からの縁で支持してきたが、アホ過ぎてとうとう見限った、というのが今回の一部労組の離反なんでしょうね。

奴隷や駒になるべきは、本来は政治家の方ですしね。

  1. 2016-07-17 19:59
  2. URL
  3. no-risu #-
  4. 編集

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する