2016-07-20 20:46

沖縄県東村高江のヘリパッド問題を本土メディアが報じない不思議


参院選終了直後から、沖縄県の東村高江ヘリパッド問題が大きな動きを見せている。

ヘリパット問題とは、沖縄米軍基地で大きな面積を占める北部訓練場(約7500ha)の大部分(約4000ha)を返還する代わりに、返還地域にあるヘリパットを移設(新設)することについて、「市民」らが反対している問題だ。もちろん翁長も反対している。

プロ市民団体「ヘリ基地反対協」や「沖縄平和運動センター」らは、訓練場の入り口に抗議テントを張ったり、違法駐車して通行を妨害したりと、お決まりの無法で愚劣な抗議活動を展開している。この問題に対し、ついに政府が本腰を入れ始めたのだ。

先月あたりだったか、予兆はあった。

県道の妨害車両について、政府は県道の管理者である沖縄県(翁長)に撤去を求めた。翁長は反発したが、政府介入がエスカレートしないよう「ちゃんとやってます」のポーズを示す必要性があったことから、プロ市民らに対して形だけの文書指導を行った。

形だけの文書指導であることは周知の事実で、プロ市民も沖縄メディアもそのことを隠さなかった。「県も県警も本意ではない」、「彼らも本当は指導などしたくはない」、「本音では反対派の味方」等と完全に余裕をぶっこいていた。安倍自民党を舐めていた。

ところが、今回の政府は本気だった。翁長の姑息な時間稼ぎは通用しなかった。参院選終了翌日の7月11日、政府はヘリパッド工事を本格的に再開させるべく資材の搬入などを開始した。もちろん、プロ市民・沖縄メディア・翁長らは猛反発した。

だが、政府は入り口に鉄柵を張り巡らせ、翁長が黙認している違法なテント及び車両については、「自主的に撤収しなければ強制撤去する」とプロ市民らに警告を出した。鉄柵の前には、野蛮なプロ市民を監視するため防衛局職員がズラリと配置された。

その防衛局職員を守るかの様に、職員の前にはプロ市民が違法駐車した妨害車両が並び、車両の前には機動隊が配置されるという異様な構図になっているらしい。プロ市民→機動隊→プロ市民の妨害車両の壁→防衛局→鉄柵→基地、のイメージか。

前線を守る機動隊は、辺野古に続き今回も本土から応援が投入されているが、投入規模は辺野古の5倍の500人だという。さらにさらに、7月19日からは検問の実施も始まった。もちろん、素性と素行のやましいプロ市民らは検問にも猛反発している。

これらヘリパット問題をめぐる一連の動きについて、当然、沖縄メディアらは連日政府批判を叫んでいるわけだが、どうしたことだろう、本土メディアはほとんど報じていないのだ(ちょびっとはある)。

本土メディアの報道を見ていると、確かに最近は大きなニュースが多くて、いずれも報じるに値する重要な情報だとは思う。でも、参院選直後に始まり激動最中のヘリパッド問題も、それらに引けを取らない大ニュースだと個人的には感じる。

また、本土の反安倍メディアにとっても興味のありそうな、いかにも食いつきそうな話題だと思うのだが、どうして黙殺しているのだろう。単純にニュースバリューが低いのか、それとも何かしらの理由で業界が自粛しているのか。実に不可解だ。

まあ、どうせ反安倍メディアの報道はろくでもない偏向報道になるだろうから、このままだんまりしていてくれた方が好ましいかもしれないが。




琉球:東村高江宮城区 警察が車両検問始める 「何の目的で」市民ら抗議
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160719-00000014-ryu-oki
" 【東・国頭】東村と国頭村に広がる米軍北部訓練場のヘリパッド建設工事に関し、19日午前、警察は米軍北部訓練場の各ゲート前を通る県道70号の東村側の少なくとも2カ所で検問を行った。午前9時半から午前10時半の間に始めたとみられる。工事再開に向け、11日に沖縄防衛局が資材搬入を開始して以降、現場周辺で警察が組織だった車両検問を実施するのは初めて。建設工事に反対する市民らは「何の目的で検問をしているのか」と検問に立つ警察官に抗議を始めた。
 東村で検問しているのが確認されたのは、高江区内の新川ダム付近と高江区より南側の宮城区で、福岡県警、北海道警、沖縄県警の警察官が担当している様子。うち宮城区側では約15人が高江区方面に向かう車両を全て止め、運転手に免許証の提示を求めている。免許証提示のほか、行き先についての質問や車内に危険物などを載せていないかといった確認などが行われている。新川ダム付近と宮城区の検問は19日午後0時半ごろ解除された。
 琉球新報の取材に対し、警察官の一人は「前方で路上駐車が多く、道路が危険になっているので免許証の提示をお願いしている」などと説明していた。各検問で同様の内容を確認しているとみられる。
 米軍北部訓練場のN1地区ゲート前で座り込みを行っている沖縄平和運動センターの山城博治議長と市民らは午前11時すぎ、検問開始の情報を受け、新川ダム付近の検問所に駆け付け、警察官に抗議を始めた。その際、米軍車両は止めずにそのまま通過させようとした。これに反発した市民らが米軍車両の前に座り込んで抗議行動を開始したが、機動隊が排除した。
 検問で止められたヘリパッド建設に反対する市民は「なぜ、免許証を見せる必要があるのか。抗議をしている人物かどうか判別するために確認をしようとしているのではないか」と憤っていた。
【琉球新報電子版】"






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テーマ:沖縄米軍基地問題
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コメント

報道しない自由のマスゴミ

結局、都合が悪い話は、報道しない自由を駆使する、さすがはマスゴミ様々。
沖縄の話も、沖縄はかわいそう、その為に、都合が悪い話は報道せず。
第四の権力が、いかに暴走して、無茶苦茶してきたか。
まあネット時代に、段々威力が減っていますから、新聞社の倒産が楽しみです。
  1. 2016-07-21 04:56
  2. URL
  3. 政界ウォッチャー三十年 #luHOg6ls
  4. 編集

高江に関して翁長知事の明確な反対表明がない
車の撤去にしても文書指導も反対すべきであったはず
  1. 2016-07-21 09:15
  2. URL
  3. ケイ #-
  4. 編集

To 政界ウォッチャー三十年さん

こんばんは。

正直、報道されない理由はよく分かりません。これはエントリに書いた通りです。

報道されてしかるべきだと思うんですけどねぇ。

  1. 2016-07-21 20:28
  2. URL
  3. no-risu #-
  4. 編集

To ケイさん

こんばんは。

翁長はちゃんと意思表明してますよ。

北部訓練場の返還は賛成、でもヘリパッドの移設(新設)工事は反対、です。
普天間と同じですよ。返還は賛成、でも辺野古は反対、と。
  1. 2016-07-21 20:29
  2. URL
  3. no-risu #-
  4. 編集

管理人さん
そうですかね?今日の国との協議会でも高江の件には触れてませんし
昔から曖昧な態度をとっているだけで国に対して工事を中止をしてほしいと明言してないと思いますが
どちらにしろ明日は高江が着手されます。
翁長知事やどのような行動を取るのか注視する必要がありますね
  1. 2016-07-21 21:09
  2. URL
  3. ケイ #-
  4. 編集

To ケイさん

こんばんは。

沖縄タイムス及び琉球新報、あとは読売新聞などでも、翁長のヘリパッドに対する発言は何度も報じられていて、その内容は先の返信に書いた通りです。

今日言ってなくても、それ以前に色々言ってますから。たぶん今後も言うでしょう。

なお、高江の着手に対して、翁長は特に何も行動しないと思いますよ。何かする権限が無いですから。
でも発言はするかもしれませんね、沖縄メディアがコメントを求めるでしょうし。
  1. 2016-07-21 21:19
  2. URL
  3. no-risu #-
  4. 編集

五輪とか豊洲のような東京のニュースばっか取り上げるマスゴミ
  1. 2016-10-21 06:25
  2. URL
  3. 名無しクマー #SFo5/nok
  4. 編集

To 名無しさん

こんばんは。

五輪と豊洲の報道は本当に多いですね。私もうんざりです。
しかもガセ情報が満載ときたもんで。
  1. 2016-10-22 20:56
  2. URL
  3. no-risu #-
  4. 編集

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