2016-07-25 21:02

「オール沖縄の勢力は拡大している」という妄想


参院沖縄戦。事前の票読みどおり、基地反対派の伊波洋一・元宜野湾市長が当選し、与党の島尻安伊子大臣は落選した(比例復活)。反アベメディアは「基地反対派が大差で勝利」と評し、翁長知事は次の様に勝利の言葉を述べた。

「オール沖縄で県民が心を一つにするということがじわりじわり広がった結果だ」
「民意の総決算だ」

確かに選挙は基地反対派の勝利だが、翁長らの言葉には事実誤認あるいはウソが多々含まれており、そして極めて差別的だ。オール沖縄勢力は拡大などしていないし、「民意の総決算」とは異なる民意の切捨て宣言である。

まず、伊波と島尻の参院選結果を見てみよう。

伊波洋一:356,355票(57.83%)
島尻安伊子:249,955(40.56%)


自民党が25万票、オール沖縄が36万票、割合は4対6だ。

次に、オール沖縄が誕生した2014年12月の沖縄県知事選の結果を示す。自民党推薦の仲井真現職と、オール沖縄の翁長の勝負だ。

翁長雄志:360,820票(51.7%)
仲井眞弘多:261,076(37.3%)

ご覧のとおり、オール沖縄勢力と自民党勢力の力関係は、2年前の知事選からさして変化していない。オール沖縄は、2年前と似たような構図で勝利しただけで、「オール沖縄で県民が心を一つにするということが広がった」という事実はないのだ。

変わらないのは、沖縄にあって自民党を選択する約40%の人々の存在も同じである。翁長の「民意の総決算」発言は、この40%の県民の民意を切り捨てることと同義だ。まさに権力の暴走と数の横暴であり、差別主義者の思考といえる。

忘れてはならないのが、比例では自民票が突出して多かったことだ。自民党の比例票は16万票、次点の共産党は9万票で、実に7万票の差を付けのトップだった。反基地メディアは10万票差を「大差」と言うから、7万票でも十分大差だ。

自民党に投票する40%の安定した勢力、圧倒的に多い自民党への比例票、この事実を無視して「オール沖縄」だとか「オール沖縄の民意は広がっている」だとか、ご都合主義的な妄想は直ちにやめていただきたい。




琉球:「民意の総決算」と翁長知事 参院選の伊波氏当確で
https://news.nifty.com/article/domestic/government/ryukyu-shimpo314256/
 参院選沖縄選挙区(改選数)で無所属新人で元宜野湾市長の伊波洋一氏(64)の当選が確実となったことを受け、伊波氏の選挙事務所で筆頭共同代表を務めた翁長雄志知事は10日夜、那覇市内で「一昨年の選挙から、オール沖縄で県民が心を一つにするということがじわりじわり広がった結果だ」と強調した。その上で、米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設に触れ「ある意味民意の総決算で、これを受けてわれわれは新たな一歩を歩み始める」と述べ、政府に新基地建設の断念を求めていく考えを示した。【琉球新報電子版】





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テーマ:沖縄米軍基地問題
ジャンル:政治・経済

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コメント

大本営パヨク発表

パヨクは絶対自分達の過ちを認めません。
オール沖縄の幻想が自壊しても、マスゴミとパヨクはあると言い張るでしょう。
もはや、病気としか言いようがありません。
  1. 2016-07-25 22:46
  2. URL
  3. 政界ウォッチャー三十年 #luHOg6ls
  4. 編集

比例復活は誤りです

大臣は続投していますが、比例復活は誤りです。
  1. 2016-07-26 08:51
  2. URL
  3. 保守沖縄 #-
  4. 編集

To 政界ウォッチャー三十年さん

こんばんは。

沖縄はパヨクの最大にして最後の砦になりつつありますからね、ここを潰せば日本はだいぶん良くなることでしょう。
  1. 2016-07-26 20:46
  2. URL
  3. no-risu #-
  4. 編集

To 保守沖縄さん

こんばんは。

ご指摘ありがとうございます、その通りですね。
直ちに修正を入れます。
  1. 2016-07-26 20:47
  2. URL
  3. no-risu #-
  4. 編集

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