2016-09-15 20:58

安倍晋三総理の美しき人間性


かなり昔、チップ文化の国でホテル従業員にチップを渡す方法について、漫画で読んだ記憶がある。単に金を渡すのではなく、より従業員に喜んでもらう渡し方だ。漫画「リザベーションプリーズ!(細野不二彦)」の、「チップの極意」の回だったかな。

それはこんな話だ。

主人公は若い女性のツアコン。あるときアメリカツアー中のホテルで、ツアー客の上品な老女から「チップというものをちゃんとご存じですの?」と問われ、彼女は「もちろん知ってます」と答えた。シロガネーゼ的老女は言った。「じゃあ勝負しましょう」。

勝負の内容は、ホテルの部屋にそれぞれ同額のチップを置いて出かけ、帰ってきたときにベッドメイクや部屋掃除がどうなるかを比べる、というものだ。

結果、彼女の部屋はきれいに清掃・メイクされたが、老女の部屋はさらに念入りかつ丁寧だった。サービス(チップの礼)で置かれたチョコレートの数も、老女の方が多かった。彼女が「本当に同じ金額だったの?」と疑ったところで、老女が種明かしをする。

実は渡し方が違った。適切な場所にチップを置くまでは一緒だったが、老女はある簡単な心配りを追加していた。チップの上に、日本の「折り鶴」を残したのだ。鶴の羽に「Thank you!」と書いて。従業員の感激は想像に難くないだろう。

相手に対する感謝と敬意、それこそ「チップの極意」というわけだ。同漫画で記憶にあるのはこの回だけで、他の話はきれいさっぱり忘れた(笑)。でも言い換えれば、それほどこのエピソードは琴線に触れるものだった、ということでもある。

G20があった中国で、安倍総理がホテル(シェラトン杭州湿地公園リゾート)に書き残した、ある1通のメッセージが話題になっているそうだ。そのメッセージは以下のもの。


「感謝 平成廿八年九月五日 内閣総理大臣 安倍晋三」

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メッセージに喜んだホテルは、筆跡から直筆と確認した上でネットに公開し、それを見た中国人も大きな感銘を受けている。no-risuの心も震えた。まさに「チップの極意」、それを日本の総理大臣がリアルにしていたなんて、感激せずにはいられない。

安倍総理の演説は、総理自身の素晴らしい人間性を感じさせることが多い。最近では、オバマ大統領と行った広島での演説が、被爆者・戦争体験者・米軍のみならず、多くの日米の国民を感動させた。

日本には、何故か安倍総理の人間性を攻撃する人々が大勢居る。でも、安倍総理はそれをしない。no-risuは安倍晋三総理の人間性が好きだ。人間性の評価とは、他人を貶め相対的に高めるものではなく、自らの人間性を示すことで高まるものだ。

「チップの極意」のエピソードは、数十年経った今も覚えている。きっと、今回のホテルへのメッセージも末永く記憶に留まることだろう。

追記。「チップの極意」ではなく「チップの達人」だった様な気もする。いかんせん古い記憶なので、間違っていたら失礼。




withnews:安倍首相がホテルに残した「感謝」の文字 中国で話題に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160913-00000002-withnews-int
 G20があった中国で、安倍晋三首相がホテルに書き残した1通のメッセージが話題になっています。ホテルの人に向けたと思われる「感謝」という文字。ネット上では、「字が綺麗」「この行動は称賛すべき」など、普段の首相への評判とは違う反応に……。ホテル側も「私たちの仕事が認められ、嬉しく思います」とコメントしています。
"「感謝 内閣総理大臣 安倍晋三」
  G20で中国に滞在した安倍首相。習近平国家主席とは、安全保障などについて会談をしました。
 期間中、安倍首相が泊まったのが高級ホテルのシェラトン杭州湿地公園リゾートです。首相が帰国した後、1通のメッセージが話題なりました。
 「感謝 平成廿八年九月五日 内閣総理大臣 安倍晋三」"
" 中国版ツイッターの微博では、20万人近くのフォロワーを持つアジア通信社社長の徐静波さんが公表。友人にこの便箋の写真が送られた徐さんが、安倍首相が書いたかどうか確認を求められ、ほかの筆跡と比較して「本物です」と投稿しました。
ホテル側「仕事が認められ嬉しい」
 シェラトン杭州湿地公園リゾートによると、「感謝」のメッセージは、9月6日の午前に清掃係が見つけました。"
" 「感謝」と書かれた紙は、部屋のデスクの目立つところに置かれていました。驚いた清掃員は、すぐにホテルの支配人に届けたそうです。
 取材に対しホテルの客室の責任者は「私たちの仕事が認められ、嬉しく思います」と話しています。
「字が綺麗」「礼儀正しい」
 「感謝」のメッセージに対して、中国のネットユーザーから、首相への称賛の声が投稿されました。
「字が綺麗」
「礼儀正しい」
「政治家としてはあまり好きではないが、この行動は称賛すべき」
「日本人は細部にこだわる民族。この礼儀正しさは、家族と日本文化の影響」
「彼から日本の強さをよく分かります」
「これもソフトパワーです」
 普段は日本に対して辛口の中国のネットユーザー。中には「礼儀正しい人なのに、なぜ中国人の敵なの?」などの声もありましたが、「アメリカさえなければ、日本と中国は友好できるかもしれません」「個人の立場は国家の立場とは異なるもの」など、今回ばかりは、前向きにとらえた声が目立ちました。
 G20では習国家主席と約35分会談した安部首相。外交の場では、それぞれの国の主張をあの手この手で戦わせた両首脳でしたが、ホテルの一件では、爽やかな印象を残すことができたようです。"






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コメント

チップの達人みたいです

小学館のサイトで確認しました、チップの達人みたいです。
チップって日本では廃れた風習ですが、安倍総理大臣には古い基礎教養がたぶんあるのでしょう。
祖父の岸信介元総理大臣の本あさっていたら、かなり高い教養と、古い伝統を意識した人だったようで、その意識が安倍総理大臣にも受け継がれているかと思います。
しかし、岸信介元総理大臣、なかなか凄い人ですね、打倒東條元総理大臣の先鋭として活動中、踏み込んできた憲兵隊に一瞬の間合いで、黙れ兵隊!、と一喝なんて私はできません、良い悪いを別に遺伝子は引き継いでいますね、安倍総理大臣は。
  1. 2016-09-22 13:10
  2. URL
  3. 政界ウォッチャー三十年 #luHOg6ls
  4. 編集

To 政治ウォッチャー三十年さん

こんばんは。

達人でしたか!。

ただ、安倍総理の気遣いとチップ文化はあまり関係ないような。。。
  1. 2016-09-23 21:31
  2. URL
  3. no-risu #-
  4. 編集

かなり脱線して申し訳ありません

欧米だと、チップはサービス代か給料の一部、日本ともう崩壊した東亜細亜文化園だと、気づかいということです。
心付けですから、昔誰か忘れましたが、フランスに留学して、講師していたら、授業料を講義が終わったらそのまま払う、すごい違和感があったようなんです、ある日きちんと紙で包んで渡した生徒がいたら、ベトナムの留学生、今は影も形もありませんが、気遣いってあったのかなと思いまして、安倍総理もそういう気遣いができるのは、やはり遺伝と教育かと思いまして。
まあ、残念ながらどこかの国からの観光客、影も形ないですし、来なくていいレベルですが(笑)
  1. 2016-09-23 23:04
  2. URL
  3. 政界ウォッチャー三十年 #JR4OpwbE
  4. 編集

To 政治ウォッチャー三十年さん

こんばんは。

日本で言うなら心づけがチップでしょうかね。
でも、心づけは先に渡すものですから、今回の安倍総理のメッセージは完全に心遣いですよね。
こういうことが出来る人間は信用できるし、素直に素晴らしいと思いますねぇ。
  1. 2016-09-26 19:20
  2. URL
  3. no-risu #-
  4. 編集

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