2016-11-07 21:41

消えたのは「盛土」ではなく都民の「安心」と「利益」


小池都政が100日間を突破した。朝チャンの街頭調査によると、小池都政に対する都民の満足度は80%程度と高水準らしい。コメンテーターらの評価も、不気味なほど総じて高かった。まあ、実際にそれくらいの支持・人気はありそうに感じる。

だが、この評価は事実を反映しているとは言い難い。高過ぎる。そして、お馬鹿なマスゴミの報道が、高過ぎる支持率の大きな要因になっているとしか思えない。何故ならば、多くのマスコミが、未だに豊洲延期を「功績」扱いしているからだ。

結論から言って、豊洲移転延期は大失敗と思われる。小池知事にとってはプラスに働いているが、その代わり都民の利益にとってはどマイナスだろう。

現段階で見聞きした情報で判断する限り、盛土は「消えた」のではなくコスト・工期削減のため「消した」だけで、それによって安全基準が脅かされる状況にもなっていなかった。地下水も、建物の強度も、安全性は科学的に担保されていた。

ところが、世間的には「豊洲=危険」のイメージがべったりと張り付き定着している。共産党都議団らが、安全なものを危険極まりないかの様に騒ぎ立て、低脳マスゴミや有識者(笑)らがそれに乗っかり、今も風評を撒き散らしているからだ。

成果としては、都の無責任体質を浮き彫りにさせたことだが、それは都が内部で処理する問題であって、都政自体を停滞させ都民に不利益を与える理由にしてはならない。

移転延期という判断ミスにより、都は業者らに対して一日当たり500万円程度の損害を補償することになるらしい。もちろんそれは都民の税金だ。それがいつまで続くのか。

安全性は確認されているので、小池知事が「エイヤ!」と延期解除を宣言してくれることを期待していたが、先頃、都は「環境アセスメントをし直せば15ヶ月はかかる」旨の工程表を発表した。15ヶ月後なら2018年の5~6月だ。正気か?(笑)。

しかも、おそらく15ヶ月とは、無理に無理を重ねて短縮させた、非現実的で机上の空論的な工期だろう。そうしなければオリンピックの選手村計画まで破綻してしまう。15ヶ月でも破綻は十分現実的に思えるが、これでも精一杯と言うわけだ。

間違った延期判断で、本来不要の莫大な補償金や再調査費用で税金を浪費し、豊洲より危険な築地を稼働させ続ける愚かさよ。結果論とは言わせない。元々、小池都知事の延期判断にはさしたる根拠が無く、限りなくパフォーマンスに近かった。

時間が無い。この期に及んで盛土なんぞ議論している場合か。小池と知事とマスゴミは、失われた都民の安心を取り戻し、失われるであろう税金を守れ。方法は単純、小池知事が豊洲移転を決断し、マスゴミは難癖を付けなければ、それで良い。

環境アセスメントで安心は取り戻せない。稼働すれば後から付いてくる。だって安全なんだから。小池都知事は勇気を出して決断するべし。自分でまいた種だ。




東京:消えた盛り土 多くの謎が残っている
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2016110502000163.html
" 東京都の豊洲市場の建物の下に盛りがなかったのはなぜか。築地市場からの移転に向けた工程表が示されたものの、疑問は氷解していない。究明が果たされないのなら、都民の不信は拭えない。
 小池百合子知事が公表した新たな検証結果は、盛り土をしないという意思が形成されていった節目と、当時の中央卸売市場の責任者を特定した。職員による身内の調査とはいえ、意義は大きい。
 しかし、誰がなぜ発案したのか、なぜ立ち止まれなかったのかという問いに答えてはいない。このまま幕を引いては、失敗が繰り返されかねない。
 敷地全面に盛り土を施すという都の方針は、二〇〇九年二月に当時の石原慎太郎知事が決裁し、都議会に報告された。それが一一年八月に開かれた新市場整備部の部課長会議で事実上、覆された。
 トップと議会を無視し、技術部門を中心とする官僚組織が暴走したという構図は明確になった。石原氏は「記憶にない」などとして口をつぐんでいるが、都民への説明を尽くす責任があるだろう。
 この当時の部長は、早くから地下空間に直結するアイデアを一貫して力説していた。それが脈々と引き継がれ、結果として建物の設計図に反映される形となった。
 検証結果は、土壌汚染対策法の改正論議を背景に、地下モニタリング空間を造り、汚染発生に備える必要があるとの認識が生じたという。しかし、推察の域を出ておらず、確たる裏付けを欠く。
 新市場整備部には、地下空間化に対する異論もあった。実施設計の途上で、地下水が建物の下にたまったり、汚染物質が揮発したりする事態を心配し、設計会社に盛り土への変更の可能性を打診していたことが分かった。
 工期が長引くとの恐れから盛り土を諦めたというが、そうした安全性を懸念する声は組織内でどう扱われていたのか。なおつぶさに調べてはどうか。
 都政への信頼回復がいま一番必要だ。真相を究明し、教訓を引き出す取り組みを止めてはならない。市場参加者や都民にとって最も気がかりなのは、市場の安全安心が保証されるかだ。
 築地からの移転に向けた工程表では、環境影響評価をやり直すことになれば約十五カ月かかり、長期化する見通しという。現在、専門家らが安全性を調べている。
 だが、その結果も、都政が信用されて初めて意味を持つ。形式的な手続きで済ませてはならない。"





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コメント

 豊洲関連の記事を読んでいて凄く違和感があるのですが、まず土壌汚染を大問題にしながら、その汚染がどの程度の物だったか一切書かれていないのです。

 ここは東京瓦斯の工場が移転した後、長々更地として放置されていたのでしょう?

 そんな物凄い汚染があれば、工場の人は働くどころじゃないし、放置している間、風で汚染土壌が回りに飛散して大変でしょう?

 でも更地だったと言う事は、別に汚染土壌が風で飛散しても別に大した問題にもならない程度だと言う事でしょう?

 しかも海に突き出した半島みたいな地形だから、地下水は海水とつながっています。 海抜以下は海水以上に汚染のしようがない。

 畑にして農作物でもつくるならまだしも、建物を建てるわけですから、汚染土壌が飛散しないようにすればそれで十分でしょう?

 ところがなぜか土壌汚染と言う言葉が、悪魔の呪文みたいになって、排水するだけの地下水の汚染を問題にするとか、意味不明の事をやっています。

 これじゃ建設費だって際限もなく増大するわけです。
 
 幾らなんでも東京都民がここまで馬鹿だとは思いませんでした。
  1. 2016-11-08 11:28
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

To よもぎねこさん

こんばんは、

するどい指摘ですね。

豊洲の汚染は、もともとはごく限られた部分だけだったようですよ。化学処理していた場所だけだったそうです。

ところが、本音か利権か分かりませんが、東京都は「都民の安心のため」という理由で全面的に表土を入れ替える工事を選択しました。過剰な安全対策を行ったわけです。

このことは、東京都の公表資料にあるらしいですが、私は面倒なので確認していません。確認してないのに何故知っているかというと、橋下徹がそう証言していたからです。それを信じるか信じないかは自由ですが、私は「そうだろうな」と納得しました。

  1. 2016-11-08 22:44
  2. URL
  3. no-risu #-
  4. 編集

説明不足と説明しない態度

いやはや、結局何がどのうような、そこが全くありません!縦割り行政と不可解な利権でしょうが


同和ヤクザ非弁屋男組

http://otokogumdoronikazu0000000.blog.jp/

カルト偽仏教徒しばき隊

http://wwwjtheravadanetsatoutesuroushibuykusyogaisyaombudsman0000.dreamlog.jp/


過激派崩れ自治労上がり菅直人信者

http://sesesekurokawashigeru.blog.jp/
  1. 2016-11-09 08:32
  2. URL
  3. 政界ウォッチャー三十年 #8J7CgA2.
  4. 編集

To 政界ウォチャー三十年さん

こんばんは。

利権は間違いなくあって、小池はそれを暴いてくれるかもと期待してましたけど、どうもそんな気配は無い感じですね。残念。
  1. 2016-11-09 20:34
  2. URL
  3. no-risu #-
  4. 編集

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