2016-12-27 20:24

改憲反対派の意見を聞いてみる (年末恒例お蔵入りエントリ放出)


ちょっと前の話だが、昨年3月15日に東京都内で九条の会の全国討論集会が開催された。全国280団体から約450人が参加した。ちなみに、事務局によると「9条の会」は全国に7500団体存在する。7500団体もあって、280団体しか参加しなかったわけだ。

ただし、7500の団体には、すでに解散した団体や、無期限休止している団体が多数含まれている。また、同一人物の掛け持ちも横行しており、以前にも書いたが、数千が水増し幽霊団体と推察され、個人的には実働3000以下とにらんでいる。

そうは言っても、3000だろうと7000だろうと多いことに変わりはない。1匹見かけたら30匹の比ではないのである。推定3000の巣に複数の9条会員が生息し、社会の水面下で怪しく陰湿に蠢き、ことある毎に巣から表社会に這い出してくる。

それはさておき、全国討論集会では「護憲活動への賛同を得るにはどうしたらよいか」をテーマに議論された。報じた東京新聞によれば、「九条の会・尾張旭」が「改憲派の人々にも、言葉を届けていこう」と呼びかけたそうだ。

自分達は改憲派の言葉を無視するくせによく言うと呆れるが、だったらご希望通りお届けしようじゃないの。何故ならば、no-risuには多様な価値観に寛容な精神が宿っている。改憲反対派は、この姿勢をしっかり見習い、そして深く感謝するように。

声1:「九条の会・尾張旭」の筒井洋(71)
「改憲を真剣に考える人たちは『日本が危ないのではないか』と思っているが、自衛隊は今も十分、国を守る力がある。むしろ改憲してしまえば、米国の戦争に巻き込まれたり、日本から仕掛けたりすることにつながりかねない」

この手の被害妄想は聞き飽きた。9条改憲や集団的自衛権で日本が戦争を始めるなどあり得ないことは、何度も何度も説明されているのに、何度説明されても同じ主張を繰り返している。だったら具体的根拠を示せと言いたいが、彼らは示さない。

また、筒井は「自衛隊の国防力は十分」と言うが、共産党べったりの9条の会は自衛隊自体を認めていない。軍隊を放棄し警察組織だけで対処すべき、それが共産党や9条の会の理念だ。筒井に「自衛隊は必要か?」と聞けば、彼は言葉を濁すだろう。

声2:「九条の会・葛城」の岩下美佐子(66)
「私たちが手を緩めたら、戦前へ戻るのではという思いがある。反戦、平和という一点でつながることができるならば、護憲派だけではなく保守の人とも協力していくべきだ」

岩下は元中学校歴史教師で、「九条の会・葛城」の他にも「9条世界会議」や「バンクーバー九条の会」に所属し、各地で講演活動もこなすバリバリのプロ市民だ。彼女は「保守(改憲派)とも協力すべき」と言うが、改憲派は平和のために改憲を求めている。

彼女の言う「協力」とは、相互理解ではなく改憲派の一方的改心や懐柔を意味しているから、改憲派は協力のしようが無い。違うというのなら、まずはお前らが率先して改憲派に協力すれば良い。反戦・平和のために。

声3:「憲法9条つくばみらいの会」の野口修(59)
「国家と国民が乖離(かいり)しているのは日本だけでない。中国も韓国も同じだ」と指摘。「東アジアの草の根で連帯し、中心に九条を据えて『東アジア平和憲章』をつくっては」
「九条は戦後最大の資産であり、皆がそれを守ってきたからこそ今がある。希望を奪わないで、という思いを彼にぶつけたい」


九条は戦後最大の資産?。その「資産」は具体的にどの程度の価値があるのか。戦後最大と言い切るのなら、戦後2番目・3番目の資産は何なのか。答えられまい。何故ならば、戦後最大の資産とは、野口の個人的価値観にすぎないからだ。

野口がそう思うのは勝手だが、個人的価値観を社会にゴリ押すな。

声4:「鴨川九条の会」の手塚玲子(71)
「流れの強さにどう抗していくか。焦りにも似た気持ちで考えこんだ」と、スピードを速める改憲の動きに危機感を募らせる。美しい里山が広がる地域の平和で静かな暮らしを守り続けたい、というのが会の思いだ。「10万人じゃだめ、50万人でも足りない。大きなうねりを見せることで、暴走を止めたい」

里山の暮らしと9条、いったい何の関係があるのか(笑)。改憲を「暴走」と言うが、被害妄想によるレッテル貼りとしか思えない。安倍自民は改憲を公約に掲げ、圧倒的民意を獲得し、実際に改憲しようとすれば国民投票も必要だ。

実に民主主義的な手続きで進められているのに、これを一方的に「暴走」と中傷する行為こそ、改憲反対派の暴走であろう。

声5:「山梨障害者・患者9条の会」の玉井信子(74)
「障害があることで、以前は見えなかったことが見えるようになり、不幸とは思わない。でも、戦争になれば真っ先に人権を踏みにじられることは、歴史を見れば分かる。底辺にいる人の立場で、九条のことを考えていきたい」

見るべきことが見えなくなり、見るべきでないことが見えてしまった様だ。改憲は、戦争を回避し国民と国益を守ることが目的だ。障害者の立場は底辺とか、その卑屈な考え方から改めよ。身体の障害は無理でも、心の障害は取り除ける。

声6:大江健三郎
「九条の会は欧州や中国、韓国でも関心を示されている。それに応えていきたい」

日本から出てけ(笑)。




東京:いま 9条守る 全国討論集会
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015031602000129.html
 東京都内で十五日に開かれた九条の会の全国討論集会は、各地の会員四百五十人が会場を埋め、活動の現状や今後の方針などで活発に発言。自衛隊の海外派兵を可能にする集団的自衛権の行使容認への危機感は強く、若者を含め多くの人から活動への賛同を得るにはどうしたらよいか、さまざまな意見が出た。 (小松田健一、小林由比、小倉貞俊)
"◆改憲派にも言葉届けよう
 「改憲派の人々にも、言葉を届けていこう」。こう呼び掛けたのは「九条の会・尾張旭」で事務局を務める筒井洋さん(71)=愛知県尾張旭市=だ。最近、改憲に慎重な論調の新聞にも「九条を変えないと不安」といった投書が増えていることに懸念を持った。「改憲を真剣に考える人たちは『日本が危ないのではないか』と思っているが、自衛隊は今も十分、国を守る力がある。むしろ改憲してしまえば、米国の戦争に巻き込まれたり、日本から仕掛けたりすることにつながりかねない」と警鐘を鳴らす。"
"◆平和へ保守とも協力を
 「九条の会・葛城(かつらぎ)」事務局の岩下美佐子さん(66)=奈良県葛城市=は「私たちが手を緩めたら、戦前へ戻るのではという思いがある。反戦、平和という一点でつながることができるならば、護憲派だけではなく保守の人とも協力していくべきだ」と、党派を超えた活動の可能性を説いた。"
 奈良県は南北に長く、都市部が北部に偏っており、南部での活動が難しい事情があるという。県内に68団体ある九条の会はチラシづくりや、講演会を県内各地で開催できるよう協力し合っている。
"◆東アジアの草の根で連帯
 「憲法9条つくばみらいの会」の世話人、野口修さん(59)=茨城県つくばみらい市=は討論集会の壇上で「国家と国民が乖離(かいり)しているのは日本だけでない。中国も韓国も同じだ」と指摘。「東アジアの草の根で連帯し、中心に九条を据えて『東アジア平和憲章』をつくっては」と、国の枠組みを超えて九条を守る取り組みを提案した。"
 60歳の安倍晋三首相とは同世代で「九条は戦後最大の資産であり、皆がそれを守ってきたからこそ今がある。希望を奪わないで、という思いを彼にぶつけたい」と語った。
"◆改憲阻止へ大きなうねり
 「鴨川九条の会」の世話人代表、手塚玲子さん(71)=千葉県鴨川市=は「流れの強さにどう抗していくか。焦りにも似た気持ちで考えこんだ」と、スピードを速める改憲の動きに危機感を募らせる。阻止するため、100万人規模の集会を8月15日に開くことを目指し、動き始めた。"
 美しい里山が広がる地域の平和で静かな暮らしを守り続けたい、というのが会の思いだ。「10万人じゃだめ、50万人でも足りない。大きなうねりを見せることで、暴走を止めたい」と意を決する。
"◆障害者こそ平和が必要
 「山梨障害者・患者9条の会」代表の玉井信子さん(74)=山梨県北杜市=は、「障害者は平和でなければ生きられない」と昨年8月、県内で初の障害者らによる会をつくった。自身も脳出血で右半身が不自由に。「障害があることで、以前は見えなかったことが見えるようになり、不幸とは思わない。でも、戦争になれば真っ先に人権を踏みにじられることは、歴史を見れば分かる」と危惧する。2月の会合に22人が集まったことがうれしかった。「底辺にいる人の立場で、九条のことを考えていきたい」"
北海道:安保法制反対へ連携強化 九条の会集会で大江氏らが訴え
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0111940.html
 護憲派の市民団体「九条の会」が15日、戦争放棄を掲げた憲法9条を守る活動について意見を出し合う初の全国討論集会を東京都内で開いた。政府が集団的自衛権行使に向けた法改正の方針を示す中、労働組合などとの連携を強化して安全保障法制に反対することを確認した。
 九条の会は2004年に作家大江健三郎さんらが呼び掛け人となって発足。事務局によると、全国に7500以上の団体がある。討論集会には道内6団体を含む全国280団体から約450人が参加した。
 大江さんは集会で「九条の会は欧州や中国、韓国でも関心を示されている。それに応えていきたい」とあいさつ。作家の澤地久枝さんは「国会の承認を得ないで、総理の一存で事を決めようとする動きが露骨になっている」と安倍晋三首相の政治手法を批判した。参加者からは「戦争反対を訴える100万人集会の開催を」「学生などにも9条の意義を知ってもらうことが重要」などの意見が出た。






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テーマ:憲法改正論議
ジャンル:政治・経済

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