2017-01-10 21:03

沖縄反基地派は宣伝がヘタクソ


沖縄で反基地活動する人々は、ことある毎に本土へ基地問題の理解と支持を訴え、そして本土の理解と支持が広がらないことに嘆く。反基地新聞と化した沖縄タイムス・琉球新報と比較し、「本土メディアは基地問題を全然取り上げてくれない」と不満を漏らす。

翁長知事は、全国知事会で基地問題の共通課題化を訴えたが、まるで相手にされなかった。当然だ。沖縄以外の46都道府県も各々課題を抱えているが、沖縄が理解を寄せ協力してくれたことなどなく、それで一方的に要求して賛同を期待する方がおかしい。

辺野古基金は、予定よりやや遅れるペースながら総額6億円を突破した。基金の使途は、反基地活動への支援もあるが、多くは本土の新聞の意見広告に費やされている。だが、単発広告に宣伝効果は無いに等しく、理解も支持も広がらず、ほぼ無駄金と散った。

毎日毎日、あんなに反基地を叫んでいるにもかかわらず、反対活動に参加する市民の絶対数は一向に増えていない。現在、レイバーネットらは渡航宿泊費の援助までして本土に呼びかけているが、どうせ来るのはいつものメンツだけだろう。

で、何が言いたいかというと、「君ら宣伝ヘタすぎ(笑)」ってこと。

基地問題に関する本土の関心を高めたければ、ひたすらお願いや要求するのではなく、関心を持たれるようにプレゼンをすることだ。興味の無いことを連呼されても人々は耳を傾けないし、強引に聞かせようと大声出しても耳を塞がれるだけだ。

家電でも自動車でも、セールスマンは「とにかく買って下さい!」とお願いするのでなく、商品の魅力を伝えて購買意欲をかき立てることで、目的を達せようとする。「北風と太陽」で言えば太陽だ。反基地派のアピールは北風にあたる。

基地イラナイと連呼しても、差別の被害者を装っても、何人集まっただの踊っただの歌っただの学生も参加しただの活動実績を宣伝しても、国や機動隊を批判しても、ハワイやワシントンへ直訴しに行っても、そんなものは全て無駄である。

君らのやり方で人の心は動かせない。何故って?、そりゃどれもこれも「自分本位」だからさ。「基地問題」を商品とすれば、君らのやっていることは「押し売り」だ。で、「オレが押し売りしているのにどうして買ってくれないんだ!」と逆切れしている。

支持や理解は直接的に求めるな。欲しければ誘うのだ。

では具体的にどうするべきか。そこまで教えてやるほどno-risuはお人好しではない。金払ってプロに相談して頂きたい。ただ、1月5日の沖縄タイムス社説「先人に学び局面打開を」は良かった。普通の人々の心を打つ社説だ。そういうことよ。




沖縄:社説[正念場の年に]先人に学び局面打開を
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/78118
" 昨年暮れ、宜野座村城原の泉忠信さん(86)と、東村高江の安次嶺現達さん(58)の自宅を訪ねた。
 オスプレイの飛行訓練にさらされ、日々の暮らしが脅かされている所だ。
 宜野座村城原の泉さんの自宅は、キャンプ・ハンセン内の「ファルコン」と呼ばれるヘリパッドから約380メートルしか離れていない。
 昨年12月には連夜オスプレイが自宅真上を旋回してつり下げ訓練などを行った。
 泉さんはオスプレイが近づくと、2階建ての部屋中の電気をつけ、カーテンを開ける。パイロットに人間が住んでいることを知らせるためだ。墜落の恐怖からである。
 昨年10月からは住居の目印となる「航空標識灯」が設置されたが、自宅付近を避けるようにはみえない。ぜんそくの持病がある泉さんは体調を崩した。
 金属がきしむような不快な爆音に加え、激しい下降気流で粉じんが舞い上がり、燃料のにおいが漂う。窓ガラスが揺れ、孫が恐怖に襲われ、母親に抱きついてきたこともある。
 東村高江の安次嶺さんは妻雪音さん(45)との間に子どもが6人いる。高校生の2人は村内に高校がないため自宅を離れた。うっそうとした木々と小川が流れる自然環境の中で4人の子どもと暮らす。
 子どもたちを伸び伸び育てたいと県内各地を探し回り、たどり着いたのが高江だった。14年前のことだ。子どもたちは小川で水遊びしたり、クワガタムシやカブトムシを捕ったりしてヤンバルの自然を楽しんだ。
 そんな日常が一変したのは2012年に普天間飛行場にオスプレイが配備され、13年と14年に2カ所のヘリパッドが完成してから。自宅から約400メートルしか離れていない。
 自宅上空が飛行コースに当たり、昨年7月には連夜、低空飛行でオスプレイが迫ってきた。自宅が揺れ、子どもたちは眠れない。体調を崩し、学校を休んだ。隣の国頭村に一時避難したが、もうここには住むことができない、と考えるようになった。
 泉さん、安次嶺さんの願いは一つ。「人間らしい普通の暮らしがしたい」。それだけである。
 耐え難い被害が現実に出ているのに、それを放置する政府は、政府として失格だ。両地域について直ちに実効性のある対策を打ち出すよう強く求めたい。
 辺野古沿岸域に大型コンクリートブロックを投下した15年1月以降、音響に敏感なジュゴンが確認されていない。名護市安部のオスプレイ墜落現場付近は、3頭のうち2頭の生息域である。
 政府は、大浦湾におけるジュゴン調査、オスプレイを前提とした北部訓練場の環境影響評価(アセスメント)の再調査を実施すべきである。
 目の前の被害に目をつぶって埋め立てに狂奔してはならない。
■    ■
 世界は第2次世界大戦後に形成された戦後秩序が崩れ、冷戦後の新秩序も形成されないうちに、新たな混迷の時代に入った。
 自由や民主主義をリードしてきた米欧で「分断と対立」が表面化し、「憎悪と不寛容」の政治が頭をもたげてきた。世界各地でテロがやまない。
 米国では「アメリカ・ファースト」を掲げるトランプ大統領が20日に就任するが、国内の分裂状況は収まっていない。先行きの見えない不透明感が世界を覆っている。
 沖縄もその影響から完全に免れることはできないであろう。国防長官に元海兵隊大将のマティス氏が起用される見通しである。基地政策で予測不能のトランプ新大統領とのコンビ誕生で基地問題にも少なからぬ影響が出るのは避けられないだろう。
■    ■
 沖縄の先人たちは、国策に翻弄(ほんろう)されながらも人間としての尊厳と「自治・自立」を求め、困難な道を切り開いてきた。
 愚直で、寛容性に富み、ユーモアを好みつつ、抵抗の精神を失わなかった多くの名もない先人たちに学びたい。
 「危機」を「機会」に転換させる知恵と行動力が、いまほど求められているときはない。"





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テーマ:沖縄米軍基地問題
ジャンル:政治・経済

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コメント

八重山日報が沖縄本島版を出すことが決まりました。最初は小さな力かもしれませんが、沖縄の報道を矯正してくれることを期待します。

https://www.yaeyama-nippo.com

https://www.change.org/p/八重山日報-八重山日報沖縄本島版を実現しよう/
  1. 2017-01-11 13:10
  2. URL
  3. 保守沖縄 #Kg0yqkbE
  4. 編集

お久しぶりです

まあ、パヨクは十年一日どころか、百年一日で進化しませんか、翁長もそろそろ年貢の納め時かと、元々保守が票ほしさにオール沖縄になったのですから、頭の悪さは県外の基地外テロリスト集団と同じです、自分達を神聖不可侵にしてふりな話は答えない、戦後の学生運動(笑)の成れの果て、
自分達は正しい、なぜなら正しいから、それじゃあまあ回りには通じませんよ、お金があれば沖縄に新聞社とコミュニティFMを作りたいです、コミュニティFMはネットで繋いで。
まあ、夢ですが、パヨクって宣伝がワンパターン、昔から銃剣とプルドーザ、お前らが誘致した基地もあるだろう!
あと基地は沖縄、首都圏にどれだけ基地があるのか!と言いたいですね。

http://otokogumdoronikazu0000000.blog.jp/

http://blog.livedoor.jp/satoutesurou/

http://sesesekurokawashigeru.blog.jp/
  1. 2017-01-11 13:43
  2. URL
  3. 政界ウォッチャー三十年 #6txGS3Mk
  4. 編集

To 保守沖縄さん

こんばんは。

八重山日報が本島進出ですか!、それは朗報ですね!。
沖縄の新聞を三分する勢力に成長してくれると良いですねぇ。

これは期待です。
  1. 2017-01-11 20:29
  2. URL
  3. no-risu #-
  4. 編集

To 政界ウォッチャー三十年さん

こんばんは。

翁長の勢いは昨年がピークでしょうね。

得意の内ゲバもチラホラ聞くようになってきました。
今年は那覇軍港問題も大きく取り上げられそうですし、翁長にとってはきつい年になるでしょうね。
まあ、自業自得ですが。

  1. 2017-01-11 20:33
  2. URL
  3. no-risu #-
  4. 編集

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