2017-02-01 20:41

豊洲移転問題:反対派理事選出に仲卸のオカン達は喜んでいたが・・・


水産物の仲卸業者で作る「東京魚市場卸協同組合」は、554の業者で作る築地市場最大の組織だ。同組合が、1月31日に豊洲市場移転反対派の新理事長を選出した。水産仲卸業者には反対派が多いと聞いていたので、選ばれるべくして選ばれたのだろう。

出勤前に「あさチャン」を見ていたらこれが報じられていて、移転反対派理事選出の結果に大喜びする婦人部の面々が紹介されていた。なんとも不憫である。彼女らの将来の行き着く先を考えたとき、暗澹たる気持ちにさせられる。

彼女らは理解しているのだろうか。希望通り豊洲移転を頓挫させた場合、仲卸稼業は高い確率で彼女らの世代で終了する。それも、おそらくは円満な店じまいではなくて、破綻や破滅といった類の、かなり不幸せな最後を迎えることになる。

そうなったとき、「自分の利益より消費者の安全を守ることを選んだのだ!」「後悔はしていない!」と胸を張れれば良いが、たぶんそうはならない。後悔と怒りと恨みの念をつのらせ、都に対する批判や訴訟といった形で爆発させるに違いない。

批判も訴訟も勝手にすれば良い。でも、都職員や都知事や都議を批判しても、訴訟を起こしたとしても、法廷闘争で勝訴したとしても、彼女ら移転反対派が幸せになるビジョンは全く見えない。恨みながら朽ちていく、悲しい最後しか見えない。

ところが、彼女らは反対派理事の選出に歓喜している。傍目には身の破滅を招く理事を選んだように見えるが、彼女らの目には何が見えているのか。まさか、移転を阻止すれば、今と変わらぬ築地生活が末永く続けられるとでも信じているのか。

現実的に考えて、いくら彼女らが喜ぼうと築地はお先真っ暗だ。だから、彼女らが反対しようとも、激怒しようとも、泣き叫ぼうとも、小池都知事には政治的判断で豊洲移転を決定してほしい。政治的な権力とは、こういうときに使うため与えられているのではないか。





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