2017-02-03 20:27

最後の良心を自ら潰すか東京新聞


次の文章は、とある新聞社の論説副主幹のコラムから抜粋したものだ。

 記者たちは賢明で大衆が愚かと言わんばかりである。それは、あまりに「上から目線」ではないか。そんな認識でいる限り、世界の大きな潮流を理解できないだろう。
 ついでに言えば、日本の左派リベラルも情けない。彼らは総じてトランプ氏に批判的だが、自分たちが環太平洋連携協定(TPP)と米軍駐留に反対するなら、TPP離脱と駐留見直しを唱えるトランプ氏を批判するどころか大歓迎しなければならないはずだ。
 彼らのトンチンカンぶりも際立った一幕だった。

(なぜマスコミは間違う?、より)

 (先制攻撃は)専守防衛に反するのではないか、という声もある。だが、他に防衛手段がなく、必要最小限の攻撃なら憲法上も認められる、というのが政府の立場だ。
 日本を攻撃すれば大変な反撃に遭う。相手にそう理解させることができれば、攻撃を思いとどまらせる効果もあるだろう。つまり策源地攻撃能力の整備が抑止力になる。
 そろそろ本気で考える時期ではないか。

(策源地攻撃能力の整備を、より)

この副主幹は、マスコミの傲慢を指摘し、リベラルの矛盾を嗤い、自衛隊の先制攻撃容認と抑止力強化を求めている。「どうせ産経新聞でしょ?」と思われるだろうが、実はこれ、東京新聞のコラムだ。書いたのは、副主幹の長谷川幸洋氏である。

東京新聞を読んでいると、たまにはっとする正論に出くわす。たいてい長谷川氏だ。マスゴミ代表格のクソリベ新聞にあって、長谷川氏の存在は燦然と輝く。よく副主観に登用したなと感心する。東京新聞に残された唯一の良心であろう。

東京MXテレビの番組「ニュース女子」が1月2日、沖縄の反基地プロ市民の実態を報じて話題になった。一部の参加者に2万円の日当が出ているとか、5万円の補助を出して本土から人を送り込んでいるとか、凶暴で近寄ると危険とか、事実を暴露した。

本当のことを暴露され、プロ市民や沖縄メディアらは発狂し、東京新聞も「事実無根」だの「沖縄に対するヘイト」だのと大々的に援護射撃していた。しかし、東京新聞は一つ見落としていた。実は、番組の司会者こそ長谷川副主幹その人だった。

そのことに遅まきながら気がついたか、東京新聞は2月2日の朝刊に「深く反省します」との謝罪記事を掲載した。一面にドカンと載せ、「我社の考え方とは全く違う」と釈明し、「副主幹が出演していたことについては重く受け止め、対処します」と書いた。

「対処します」とは何だろうか?。「(長谷川氏を)処分します」、あるいは「(長谷川氏の)口を封じます」というふうに聞こえる。人事異動の季節だ。長谷川氏は副主幹に留まれるのか、それとも東京新聞は最後の良心を自ら潰すのか、注目していたいと思う。




東京「ニュース女子」問題 深く反省 沖縄報道 本紙の姿勢は変わらず
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201702/CK2017020202000241.html
" 本紙の長谷川幸洋論説副主幹が司会の東京MXテレビ「ニュース女子」一月二日放送分で、その内容が本紙のこれまでの報道姿勢および社説の主張と異なることはまず明言しておかなくてはなりません。
 加えて、事実に基づかない論評が含まれており到底同意できるものでもありません。
 残念なのは、そのことが偏見を助長して沖縄の人々の心情、立場をより深く傷つけ、また基地問題が歪(ゆが)めて伝えられ皆で真摯(しんし)に議論する機会が失われかねないということでもあります。
 他メディアで起きたことではあっても責任と反省を深く感じています。とりわけ副主幹が出演していたことについては重く受け止め、対処します。
 多くの叱咤(しった)の手紙を受け取りました。 
 「一月三日の論説特集で主幹は『権力に厳しく人に優しく』と言っていたのにそれはどうした」という意見がありました。
 それはもちろん変わっていません。
 読者の方々には心配をおかけし、おわびします。
 本紙の沖縄問題に対する姿勢に変わりはありません。 (論説主幹・深田実)
◆「ニュース女子」問題とは
 東京MXテレビは1月2日放送の番組「ニュース女子」で冒頭約20分間、沖縄県東村(ひがしそん)高江の米軍ヘリコプター離着陸帯建設への反対運動を取り上げた。本紙の長谷川幸洋論説副主幹が司会を務めた。
 「現地報告」とするVTRを流し、反対派を「テロリストみたい」「雇われている」などと表現。反ヘイトスピーチ団体「のりこえねっと」と辛淑玉(シンスゴ)共同代表(58)を名指しし「反対派は日当をもらってる!?」「反対運動を扇動する黒幕の正体は?」などのテロップを流した。辛さんは取材を受けておらず、報告した軍事ジャーナリストは高江の建設現場に行っていなかった。
 MXは「議論の一環として放送した」とし、番組を制作したDHCシアターは「言論活動を一方的に『デマ』『ヘイト』と断定することは言論弾圧」としている。辛さんは名誉を侵害されたとして、1月27日、放送倫理・番組向上機構(BPO)放送人権委員会に申し立てた。
 のりこえねっとは沖縄の現場から発信してもらう「市民特派員」を募集、カンパで捻出した資金を元手に、本土から沖縄までの交通費として5万円を支給。昨年9月から12月までに16人を派遣した。"




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コメント

こんにちは。
権力による言論弾圧ガー、といいいながら言論弾圧。
リベラルと称する左翼が支持を広げないのは言行不一致だからですね。
長谷川さん、ここでへたれたら先は無い、サラリーマンを取るか、今の社会的地位を取るか踏ん張りどこですね。
  1. 2017-02-03 21:03
  2. URL
  3. kazusa #-
  4. 編集

To kazusaさん

こんばんは、遅くなり申し訳ありません。

露骨すぎる言論弾圧ですよね。

ヘイト被害者を自称するシンという「のりこえねっと」の韓国おばさんは、「懲戒免職しかない!」と主張しています。言う方も言う方ですが、これを掲載した沖縄タイムスも異常としか言いようがありません。
  1. 2017-02-06 20:26
  2. URL
  3. no-risu #-
  4. 編集

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