2017-03-07 20:06

危険なヘリ要らない! 帰れ!


「またか・・・」、「やはり・・・」、「恐れていたことが・・・」

3月5日、長野県の消防防災ヘリコプター「アルプス」が墜落し、消防隊員ら搭乗者九人全員が死亡した。日曜日の午後1時、休日で多くの人が外出するときに、その頭上を飛ぶ訓練を強行したことについて、県・消防は市民に対して詳細な説明を行うべきだ

当該ヘリは、信州松本空港を離陸し東に向かったが、わずか15分後に連絡を絶ち、空港からわずか15キロほどの山中に墜落した。墜落場所が市民を巻き込まない山中だったことは、奇跡的な不幸中の幸いとしか言いようが無い。

信州松本空港から墜落現場までのルート近辺には、塩尻市立吉田小学校、塩尻市立広丘小学校、松本市立菅野中学校、松本市立芳川小学校、松本市立筑摩野中学校、長野県田川高校など多数の学校が立地している。

松本市の市街地が広がり、中央部には国道19号、長野自動車道、さらに篠ノ井線が南北に貫くその上空を、当該ヘリは通過していた。もし、学校や市街地など、多くの市民が巻き込まれる場所に落下していたらと思うと、怒りと恐怖で震える

防災ヘリに墜落する可能性があることは、以前から分かっていたことだ。2009年9月、岐阜県高山市の北アルプス奥穂高岳において、病死した登山者の遺体を収容中の県防災ヘリ「若鮎2」が墜落、県防災航空センター職員3人が死亡した。

2010年7月には、埼玉県秩父市の奥秩父山系ブドウ沢で、滝つぼに転落した女性を救助中の県防災ヘリ「あらかわ1」が墜落し、パイロットとレスキュー隊員、消防隊員の計5人が死亡した。また、救助を待っていた女性も亡くなった。

開発段階どころか、実用段階で多数の人命を奪った未亡人製造機に、消防が固執する理由は何なのか。人命救助を理由にするかもしれないが、埼玉の事故では要救助者も死亡しており、説得力は乏しく、配備ありきの苦しい釈明に聞こえる。

誰が考えても危険な機体なのに、全国の自治体が右にならえで配備する背景には、与党政治家の関与がありはしないか。ヘリの技術と機体は軍事転用可能だ。安倍自民党は、有事の際には民間船舶の活用も検討するとしていた。

「防災ヘリ」は、軍拡批判を封じる偽装の意図や、激増させる防衛費をさらに枠外で確保する目的があるのではないか。そして、数の横暴で憲法9条が改悪されたあかつきには、全国の防災ヘリが殺し殺される戦闘ヘリに転用される可能性はないか。

これらの不透明な疑惑について、安倍総理や稲田防衛大臣には、誠実かつ詳らかに説明して、国民の不安や恐怖、さらには国際社会の疑念を払拭してもらいたい。

沖縄市民は、「戦争する国」になることを阻止するため、非暴力かつ手弁当で抗議活動を続けている。しかし、「オスプレイ要らない!」という悲痛な叫びは政府に届かない。彼らは言う。「沖縄だけの問題ではない、本土だって他人事ではない」と。

またも墜落した防災ヘリを見れば、「他人事ではない」という彼らの言葉は真実だと分かる。今こそ、本土の市民は沖縄と連携し声をあげるべきではないか。

「オスプレイ要らない!」 「防災ヘリ要らない!」 「命を守れ!」

「オスプレイ帰れ!」 「防災ヘリ帰れ!」 「命を守れ!」



東京:長野・防災ヘリ墜落事故 離陸15分でトラブルか
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201703/CK2017030702000123.html
" 長野県の山中で県の消防防災ヘリコプター「アルプス」が墜落した事故で、県警は六日、消防隊員ら搭乗者九人全員の死亡を確認した。県は、乗っていた隊員が離陸後に機内から撮影した映像を回収。確認した結果、ヘリが救助訓練に入る前に墜落していたことを明らかにした。
 離陸の約十五分後には交信不能になっており、県はこの間に何らかのトラブルが起きたとみている。県警や運輸安全委員会は映像を分析する方針。
 県警は残る四人の身元を、いずれも消防隊員で同県松本市の大工原(だいくはら)正治さん(42)、同市の滝沢忠宏さん(47)、同県塩尻市の小口(おぐち)浩さん(42)、松本市の整備士清水亮太さん(45)と確認。墜落現場を松本市入山辺と特定した。
 県消防防災航空センターによると、映像が記録されていたのは、機体の後部右側に乗っていた隊員のヘルメットに装着されたCCDカメラ。五日に回収した。離陸から墜落する瞬間まで記録されており、音声は入っていなかった。
 県によると、ヘリは五日午後一時半ごろ、山岳遭難の救助訓練のため松本市の空港を離陸。約十~十五分後に最初の目的地である塩尻市の場外離着陸場に到着し、消防防災航空センターに無線連絡する決まりだったが、交信はなかった。
 ヘリは場外離着陸場の次の目的地付近に墜落しており、県の担当者は「天候などを理由に飛行経路を変えることもあるが、どう飛んだかは分からない」と話した。
 運輸安全委員会の航空事故調査官は六日、事故原因調査のため同センターに入った。
 県などによると、ヘリは五日午後三時十分ごろ、松本市の鉢伏山(一、九二九メートル)付近の山中で見つかった。
◆今までたくさんの人 救ってきたのに…
 松本広域消防局の小口浩さん(42)は、消防団長をしていた父親に憧れて消防士の道へ。特別救助隊員として活躍し、長野県消防防災航空隊に派遣されていた。「今まで、たくさんの人を救ってきたのに、なぜ訓練で死ななくちゃいけないのか」。取材に応じた親族たちはやりきれなさを訴えた。
 長野県塩尻市出身。小学生のときには一日消防体験に参加するなど、夢は消防士一筋。一九九三年に消防局に採用されると、高度な技能が必要とされる特別救助隊員として交通事故や火災、災害時の救助に当たった。航空隊員としては、今年二月に八ケ岳連峰で起きた早稲田大の山岳サークルの遭難事故にもヘリコプターで出動。その前の訓練で、あばら骨にひびが入っていたといい、「あばらにぶつからないでくれよ、と思いながら救助した」と周囲に振り返っていた。
 妻と小中学生の子ども三人の五人暮らし。二年前には実家の隣に自宅を新築し、休みの日には、息子とキャッチボールをする姿も見られた。
 捜索が一時打ち切られた五日夜に小口さん宅を見舞いに訪れた親族の男性(76)によると、小学生の娘が「パパは一生懸命人を助けているのに、どうしてパパには助けが来ないの」と泣いていた。取材に応じた小口さんの弟も「もっと早く救助してくれたら、という気持ちはある」と不満を隠さなかった。遺体と対面した小口さんの妻は「寒かったでしょう」といたわっていたという。
◆犠牲になった方々
 長野県の消防防災ヘリコプター墜落事故で犠牲になった方々は次の通り。
 長野県消防防災航空センター、パイロット岩田正滋さん(56)▽同、整備士清水亮太さん(45)▽長野市消防局、消防隊員滝沢忠宏さん(47)▽上田地域広域連合消防本部、消防隊員甲田道昭さん(40)▽佐久広域連合消防本部、消防隊員大工原正治さん(42)▽長野市消防局、消防隊員伊熊直人さん(35)▽松本広域消防局、消防隊員小口浩さん(42)▽同、消防隊員高嶋典俊さん(37)▽北アルプス広域消防本部、消防隊員伊藤渉さん(35)"


※本エントリは、非論理的な反基地派を揶揄するもので、消防及び与党の名誉を傷つけるいかなる意図もありません。
事故にあわれた方々におかれましては、ご生前のご功績を偲び、心からご冥福をお祈り申し上げます。





関連記事
スポンサーサイト

テーマ:報道・マスコミ
ジャンル:政治・経済

  1. マスコミ
  2. TB(0)
  3. CM(10)

コメント

オスプレイ反対派の論理破綻を揶揄する意図はよく分かります。末尾のコメントがあってもヘリコプターの墜落を喜んでいるように見えます。それではオスプレイが落ちるのを待ち望む人々と同じ苦界に立ってしまうと思われます。
  1. 2017-03-08 18:38
  2. URL
  3. 大盛 #-
  4. 編集

To 大盛さん

こんばんは。

言わんとされることにいまいち確信が持てませんが、おそらくはこのエントリが不謹慎・不適切な内容に読める、ということだと思います。それを前提に返信いたします。

その様に受け止められる可能性があることは、書いているときに悩んだことで、場合によってはエントリの全削除もありえるな、などと考えていたところです。

ですので、予想通りの指摘があったことにある意味安堵も感じます。一方で、いざ指摘されると別の感情が湧いてきました。「だからこそ書いた意義があったのだ」と。

このエントリに不快感を感じるということは、すなわち反基地派の主張に不快感を感じる、ということですからね。
  1. 2017-03-08 23:19
  2. URL
  3. no-risu #-
  4. 編集

ウヴぁ ぁ~!びっくりしてました~!バカ助な私には本エントリーの思惑が解りませんでした!防災ヘリの失態と不作為?にはヘイトする意義があります!
  1. 2017-03-09 00:54
  2. URL
  3. 三助 #Ma5S7.TY
  4. 編集

コメントありがとうございます。
no-risuさんが反基地派の主張に不快感を覚え、反論することは当然です。
しかし、不快感を覚える反基地派の論理展開を、no-risuさんが同じように用いることは、揶揄・反語であることは分かった上で、反論方法として適切でないと思いました。

・オスプレイ墜落で死傷者発生→反基地派は反基地のため喜ぶ。
・ヘリ墜落で死傷者発生→反基地派の主張を論破できると喜ぶ。

no-risuさんのエントリについて、もちろん削除などを求めているわけではありません。
私はこのように感じましたので、お伝えしたかったということです。
いつも読ませていただき、感謝しております。
  1. 2017-03-09 17:08
  2. URL
  3. 大盛 #-
  4. 編集

To 三助さん

こんばんは。

こういうエントリはたまに書きますが、たまにですからね。
驚かせてすいません。
  1. 2017-03-09 20:08
  2. URL
  3. no-risu #-
  4. 編集

To 大盛さん

こんばんは。

これを不適切と感じていただける方に読まれていることは、私にとって嬉しいことでもあります。

>・ヘリ墜落で死傷者発生→反基地派の主張を論破できると喜ぶ。

ただ、この様な意図で書いたわけでなく、これを悩んだわけではないです。喜んでませんでしたからね。まあ、他人から見ればその様に解釈されても仕方ありませんけど。

で、私が気にしていたのは、防災ヘリ墜落事件を利用することは、反基地・反原発派らが子供を利用するのと似ているな、という点でした。似ているだけで違うのですが、似ている以上は自制すべきではないか、と。

難しいですねぇ。
  1. 2017-03-09 20:14
  2. URL
  3. no-risu #-
  4. 編集

「オスプレイ必要!」 「防災ヘリ必要!」 「命を守れ!」「オスプレイに対するヘイトを止めろ国内テロリスト」

「オスプレイヘイトに負けず飛べ!」 「防災ヘリヘイトに負けず飛べ!」 「国内テロリストの命など一円以下!」「オスプレイに対するヘイトを止めろ国内テロリスト」
  1. 2017-03-22 14:51
  2. URL
  3. インドミナスティガレックスリオレウス #-
  4. 編集

To インドミナスティガレックスリオレウスさん

ナニコレ?
  1. 2017-03-22 19:56
  2. URL
  3. no-risu #-
  4. 編集

危険はどこにでもある

例えば、日航機123便の悲劇、うんだったら空港閉鎖、飛行機はいらない、福知山線脱線事故、うん鉄道も危ないのか、じゃあ止めよう、毎日聞く自動車事故、そうかならば自動車禁止だ。
そんな馬鹿な!
オスプレイは、もう四十年かけて開発した機体、
昔は実験機のYがつき、基本的にNASAが延々開発した機体、ちょっと脱線、最初予算がなくて実験機は胴体と翼が、三菱のビジネス機だったんです。
あらゆる問題を洗い出し、やっと完成、頭のおかしい、県外の基地外はオスプレイが堕ちないから、おとそうと凧揚げだ、レーザーだ、で一機見事に不時着、歓喜で墜落だと、おいあれは不時着だ、海の浅瀬とは、パイロットの技量かなり高いです、あと航空機の鉄則として、日航機123便のボイスレコーダーに、山に行くと悲痛な話が残っていますが、機体のコントロールが難しいなら、市街地は避け、海か山におとす、最後まで不時着操作はします。
危険危険って言うなら、家で寝ていろ、それでも地震が、リスクとリターンは、必ず考えなければならないもの、もう県外の基地外テロリストには、うんざりです。
あと、空港で毎回困るのは、バードストライク、鳥がエンジンに当たる、結構事故になっています、解決法がまだ確立されていませんから。
  1. 2017-03-28 11:27
  2. URL
  3. 永田町の雀 #r9A3T3Ug
  4. 編集

To 永田町の雀さん

こんばんは。

沖縄に鉄道はありませんけどね(笑)。

まあ、沖縄の自動車は多すぎて危険(特に飲酒運転)なので、一定の規制をかけるのはありかもしれません。マジで。沖縄県民の命を守るために。
  1. 2017-03-28 20:25
  2. URL
  3. no-risu #-
  4. 編集

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する