2017-03-21 20:38

築地レミングス


こういっちゃ失礼かもしれないが、水産仲卸業界の人間は相当頭が悪いらしい。もちろん、中にはまともな人間もいるだろうし、そういう人物の実例も知っているが、割合として異常である。なんせ、論理的思考を持たない割合が70%を占めているのだ。

3月14日、「築地女将の会」が豊洲移転反対の請願署名を東京都に提出した。553ある水産部・仲卸事業所のうち、393事業所(約71%)が署名したらしい。反対するのは勝手だが、それは余命少ない築地に留まることを意味する。正気か?。

築地に留まれば、近い将来に建物が崩壊する。あるいは、豊洲反対活動のやぶ蛇・築地の汚染が世間に知られて破綻する方が先かもしれない。未来は無いわけだが、それでも喜んで留まろうとする彼女らは、頭の黒いレミングスにしか見えない。

反対意見が強いことは知っていたので、いったい、彼女らがいかなる考えで築地残留を希望しているのか、以前から理由を知りたいと思っていたのだが、請願署名を報じた日刊スポーツの記事に、その答えとなる「女将の声」が記されていた。

以下、女将らの声。

「築地は一部に(米軍の)クリーニング場があっただけで汚染は限定的。しかし、豊洲は全区域汚染地域に指定されている」

「築地で検出されたヒ素は自然由来(だから安心)」

「豊洲は液状化対策で建築学会の基準を満たしていない。東日本大震災の後は、100カ所以上が液状化した。そんなところで生鮮市場は営業できない」

「築地の人たちを生殺しにしているのは、小池都知事でなはなく石原元都知事」

「豊洲へ行ったら魚を買わないと言われた」


ああ、これはもう手遅れかもしれん。当事者のくせに基本的な事実関係も間違っているし、明らかに感情のみで決断する類の生き物だ。放射脳に酷似している。

築地の汚染は限定的と考えているようだが、築地は全体的、しかも表層が汚染されている。一方、豊洲新市場の汚染区域は、施工前の検査結果で36%と限定的だった。しかも、移転工事にあたり36%だけでなく全面的に土壌を入れ替えている。

液状化対策も万全だ。東日本大震災や阪神淡路大震災などで実績のある液状化対策(砂杭締固め工法、静的締固め固化改良工法、格子状固化工法)が施され、深刻な液状化が発生するとは考えられない。

それ以前にだ。大規模な液状化を心配する場合、トリガーは首都直下地震だろう。首都直下地震が発生すれば、老朽化著しい築地市場は崩壊する。ついでに場外市場も。あそこは老朽長屋で飲食店が密集しているから、火災が発生し灰塵と帰すのではないか。

豊洲の液状化と現在の築地、どちらがハイリスクかなんて、小学生でも分かりそうなものだ。

石原元都知事が築地を生殺しにしている、というのは根拠の示せない言いがかりだろう。石原元都知事は豊洲移転を明言しており、小池都知事は豊洲か築地と明言している。もし築地となれば、生殺しは続き行くとこまで行くことになる。

「豊洲へ行ったら魚を買わないと言われた」という話はたまに聞く。しかし、それを言った小売店等の情報は無い。彼女らの論理では、取引拒否を宣告する業者こそ、安全意識の高い業者になるはずだが、どうして堂々と明かさないのだろうか。

もしも実在するのなら、直ちに公表して欲しいものだ。豊洲より築地が安全とか、そんな間違った安全意識で商売している店では買い物したくない。こっちからお断りである。

女将の会は、今後も反対活動を続けて活動規模も拡大させるらしい。報道でみた彼女らは、いずれも元気で楽しそうに活動していた。賛同者が多く士気も高そうだ。しかし、その活動の先にあるのは破滅である。終活かよ。哀れなもんだ。




日刊スポーツ:築地女将の会「築地を生殺しにしてるのは石原さん」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170314-01792132-nksports-soci
 築地市場で働くおかみ46人で構成される「築地女将の会」は14日、都内で会見を開き、豊洲市場移転計画の中止を求める誓願署名を東京都へ提出したことを発表した。
" 553ある水産部・仲卸事業所のうち、393事業所(約71%)の署名が集まったという。「女将の会」会長の山口タイさん(74)は「半分集めるのが目標だった。『(移転には反対だが)きっちとした形でないと署名できない』という方もいたので、今後も増えると思う」と話し、「若者たちを不安な場所に行かせたくない、その一心です」と、あらためて移転反対の意思を示した。
 移転反対の理由は、主に「土壌汚染」が多く、他には「液状化対策の不足」「高額なランニングコスト」などの意見もあった。"
"  土壌汚染については、築地市場でも敷地内で基準値を上回る有害物質が検出されているが、「築地は300年以上も前に埋め立てられた。護岸のヒ素は自然由来」「一部にクリーニング屋があっただけで、築地は工場跡地ではない」「豊洲は全区域汚染地域に指定されている」と、築地と豊洲では汚染の程度、質が違うことが強調された。
 液状化対策については「豊洲は液状化対策で建築学会の基準を満たしていない。東日本大震災の後は、100カ所以上が液状化した。そんなところで生鮮市場は営業できない」。豊洲市場維持費については「ランニングコストが5~7倍かかる豊洲にはついていけない」などの声が上がった。"
"  また、川合水産を営む川合ミワ子さんは、今月3日の会見で石原慎太郎元東京都知事が「築地市場の人たちを生殺しにしたのは小池都知事」と発言したことを引き合いに、「築地の人たちを生殺しにしているのは、石原さんなんです」と発言した。
 ほかにも、「豊洲へ行ったら魚を買わないと言われた」「移転の話が出て、廃業した方もいた」など、おかみならではの話が多く飛び交った。
 「女将の会」は、水産仲卸だけでなく青果仲や関連事業者へも署名活動を広げていくといい、今後も東京都への提案を続けていく方針。"





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コメント

確かペーパードレーンも

前に、NHKのラジオ深夜便で面白い話を聞きました。
途中から仲卸業者になった、元々は雑誌の記者の女性が、築地の限界の話をしていました、築地に資料館というか図書館を作り、貴重な資料を管理されていた方でした。
築地は元々、江戸時代は大川端に市場があり、明治時代に、何度か移転し今の築地に、ただ欠点を隠さず話していました。
元々、鉄道の引き込み線があった関係で、地面が平らではなく、円錐形、昔は鮮魚列車とかあったようですね。
円錐形なので、名前忘れましたが、運搬車の運転がかなり難しい、また後から後から設備をつけたので、冷凍庫や冷蔵庫が遠く不便、猛暑でも氷しかない、どこが安心なんでしょうか?
そういえば、様々な後から設備は、建築基準法違反、小池も別の小池に操られている人々は、裁判で騒ぐんですかね。
  1. 2017-03-23 23:38
  2. URL
  3. 永田町の雀 #r6C8noIs
  4. 編集

To 永田町の雀さん

こんばんは。

ですね、築地市場は元々は内陸にあったんですよね。
今回の移転計画において、移転先候補には内陸もありましたが一蹴され、便利な豊洲に決定した経過があるわけですが、未だに「何故に豊洲?」なんてことが報道バラエティーで議論されています。

で、「豊洲に決まったのは政治家や都や東京ガスが水面下の取引で・・・」とかやって都民の疑念を煽っているわけです。石原元都知事の証人喚問もその延長線ですね。

>別の小池

地味に笑いました。
で、彼らはその様なことをしないと思います。ウマミが無さそうなので。

  1. 2017-03-24 20:35
  2. URL
  3. no-risu #-
  4. 編集

たびたび申し訳ありません

もっと言えば、果たして中央卸売り市場が今必要か?
なんです、例えば成田空港は食料輸出入の拠点、今は産地直送も珍しくありません。

いちいち、中央卸売り市場?
昔少し川崎に住んでいましたが、内陸の北部市場がありました、小学生の記憶なので、農家が優遇される時代でもないですし、漁業も様変わり、まあ鯨は取るべきですが、もうひとつ脱線申し訳ありませんが、食料時給率がってよく煽りがありますが、エネルギー使って食料生産なんですよね。
食料ガーではエネルギーは?
矛盾なんですよ、まあ一部のマグロ漁師やわすかな沿岸、鯨漁師は大事にすべきですが、冷凍の輸入漁が大半の時代ですから、食料時給は安全保証なら、エネルギーは?
電力の原則として、電力は一定の質が必要、あと電力は貯める事ができない、再生可能エネルギーは幻想ですから
  1. 2017-03-28 10:43
  2. URL
  3. 永田町の雀 #G8pzT02o
  4. 編集

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