2017-04-20 21:11

山内スエコの公約は「全く財源の裏付けのない無責任な公約」?


自民党の古屋圭司選対委員長が、うるま市長選に立候補している山内末子(元民主党)の公約を「何でも反対、全く財源の裏付けのない無責任な公約や、空虚なキャッチで市民への詐欺行為にも等しい沖縄特有のいつもの戦術」と自身のFBで批判した。

当然のことながら、反アベ勢力は一斉に「事実無根の誹謗中傷!」「沖縄差別だ!」と猛反発、琉球新報などは「事実に基づかない侮蔑的な発言は厳に慎むべきである」と書いていた。サベツガー批判は論ずるに値しないが、「事実」は確認するべきだろう。

スエコの政策は、自称「市民ファーストプラン(明らかに小池のパクリ)」という。ちなみに、スローガンは「チェンジ・YES!(明らかにオバマのパクリ)」だ。で、都民・・・じゃなくて市民ファーストプランの骨子は以下のとおり。

・学校給食費の無料化
・高校卒業までの医療費の無料化
・給付型奨学金の創設
・基地反対
・観光農業による経済活性化など


古巣の面影だらけですな(笑)。

で、古屋議員が「財源の裏付けのない無責任な公約」と批判したのは、「給食無料化・医療費無料化・給付型奨学金」の部分だ。一方、スエコは「財源はありまーす!」と言っており、具体的には「市の予算525億円の1%をまわすだけで足りる」とのこと。

sueko.jpg

詳しい内訳は分からないが、とりあえず、スエコは無料化と奨学金に必要な金額は5億3千万円くらいを見込んでいるわけだ。

さて、スエコの主張に合理性はあるのか。はたまた古屋議員の言うとおり「財源の裏付けのない無責任な公約」なのか。

まず、スエコの言う「市の予算525億円」はうるま市の一般会計だが、この内約74%は国庫支出金・地方交付税・県拠出金・市債などの依存財源だ。それらの使い道は決まっており、市の裁量で勝手自由に使い道を決められる性質の金ではない。

市の自主財源は約135億円、そこから5億3千万円賄わなければならない。したがって、「市の予算525億円の1%」ではなくて、「市の自主財源135億円の4%をまわせば足りる」と説明するのが正しい。で、4%の5億3千万円はどこから賄うのか。

たとえば、70億円ある人件費を8%削減すれば、それくらいの金額を浮かせられる。「市長給与20%カット」くらいしか見つからなかったが、スエコは何らかの金策を考えているのだろうか。ちゃんと考えているのなら、古屋議員の批判はあたらなくなる。

結論としては、甚だ遺憾ながら、「全く財源の裏付けのない無責任な公約」と断言するのは難しい。スエコのごときアホは「たった1%だから何とかなるに決まってる!、根拠は無いけど!」くらいにしか考えていないと思うが、だけど断言はできない。

4%は決して小さな金額ではないが、段階的に実現させていくことも考えて、決して不可能な額ではないと思う。スエコに決意があるのなら、子供のために他の何かや誰かを切り捨てる勇気があるのなら、実現は十分可能だろう。理屈上はね。

まあ、スエコに決意や勇気は欠片も無く、金策も何も考えておらず、そもそも5億3千万の積算もでたらめで、公約は選挙に勝つためだけに並べたバラマキでしかなく、まさしく「財源の裏付けのない無責任な公約」なのが、実際のところだと思う。

けど、決めつけはヨクナイ。




琉球:<社説>古屋氏「詐欺」投稿 民主主義侮蔑する暴言だ
http://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-481792.html
" 選挙における政策論争を不当に軽んじる行為だ。民主主義を侮るものであり、断じて容認することはできない。
 自民党本部の古屋圭司選挙対策委員長が、うるま市長選に立候補している山内末子氏の公約を「市民への詐欺行為にも等しい沖縄特有のいつもの戦術」と自身のフェイスブックで批判した。
 「沖縄特有のいつもの戦術」と記していることから、山内氏のみを批判しているのではないことは明らかだ。政府・与党に対峙(たいじ)する沖縄の野党勢力のみならず、政府方針に異議を申し立てる県民全体に対する批判だと考えるべきだ。
 言うまでもなく選挙は民主主義の根幹をなす制度である。候補者や政党が公約を掲げ、政策論争を交わすことで、代表者を選ぶ有権者に選択基準を示すのだ。それはあくまでも真摯(しんし)な論争であるべきであり、事実に基づかない侮蔑的な発言は厳に慎むべきである。
 古屋氏のフェイスブックへの投稿はその枠を逸脱している。いかなる根拠をもって「詐欺行為」と断言するのか理解に苦しむ。記者団に問われた古屋氏は「客観的事実を申し上げた」と抗弁したが、何が事実なのか明言すべきだ。
 「全く財源の裏付けのない無責任な公約」とも書いたが、古屋氏は市財政を把握した上で批判したのか疑問だ。
 驚くべきことに竹下亘自民党国対委員長も古屋氏の批判に対し「そういう側面はあるのではないか」と同調した。沖縄側からすれば看過し難い言い掛かりだ。
 沖縄に対する侮蔑(ぶべつ)は今選挙にとどまらない。例えば鶴保庸介沖縄担当相も11日の会見で「ポジショントーク(自身に都合の良い発言)をするような向きもないではないかもしれない」と述べ、辺野古新基地に反対する沖縄の動きををけん制した。
 ここまでくれば、私たちは安倍政権と自民党中枢に「沖縄ヘイト」(憎悪)が充満していると疑わざるを得ない。辺野古新基地建設に反対する言論にはヘイトで対抗しようという意思が政権党にあるのならば、極めて差別的で危険な動きだ。
 沖縄の与野党を問わず、古屋氏の批判には厳しく対処してほしい。選挙を通じて民意を表明してきた県民全体への侮蔑だからだ。自民党県連も投稿の撤回を古屋氏に迫るべきだ。"






関連記事
スポンサーサイト
  1. 沖縄
  2. TB(0)
  3. CM(4)

コメント

個人的には「沖縄特有の」がよろしくないと思いますね。

与党側が「オール沖縄」のように沖縄をひとくくりにする見方をするようではいけない、という理由が一つ。

そして、やはり"特有の"というのがいただけません。
まるで「何でも反対〜」が沖縄が編み出した特技のように聞こえます。
これは本家たる山内氏の古巣に対してあまりにも失礼ではありませんか(笑)
  1. 2017-04-20 22:35
  2. URL
  3. ciel #-
  4. 編集

予算なければ埋蔵金か謎節約

相変わらずの革新系(笑)とりあえず予算はどこかから沸いてくる、きっと徳川埋蔵金か何か埋蔵金が、嗚呼頭痛い。

http://otokogumdoronikazu0000000.blog.jp/


http://wwwjtheravadanetsatoutesuroushibuykusyogaisyaombudsman0000.dreamlog.jp/


http://sesesekurokawashigeru.blog.jp/
  1. 2017-04-20 23:02
  2. URL
  3. 永田町の雀 #HurUS3vk
  4. 編集

To cielさん

こんばんは、遅くなりました。

確かに「沖縄特有」は良くなかったですね。
スエコの政策を見ても、民進党色が強いだけで沖縄に限る合理的理由はなさそうですし。

それに、何だかんだ言っても有権者が考えることなのに、与党の政治家の立場で口出ししてくるべきでもありませんでした。与党の品格が落ちるだけですよね。

そういうのは民進党ら野党にやらせておけばいい(笑)。
  1. 2017-04-23 22:49
  2. URL
  3. no-risu #-
  4. 編集

To 永田町の雀さん

こんばんは。

市の予算なので、やろうと思えば不可能ではないと思います。
まあ、スエコにできるとは思えませんが。
どうせ本気で出来るとも思ってないでしょうし(笑)。
  1. 2017-04-23 22:53
  2. URL
  3. no-risu #-
  4. 編集

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する