2017-05-30 20:54

意図的に読者の誤解を誘う朝日新聞の卑劣な社説


2004年、国家公務員の男性が休日に政治ビラをまき、これが政治的行為の制限を定めた国家公務員法に違反するとして逮捕された。配布ビラは共産党の機関紙「赤旗」であった。男性は「違反にはあたらぬ」と主張、最高裁まで争い決着に8年を要した。

事件の発端が赤旗だったこともあり、サヨクメディアや有識者(笑)らは「不当逮捕」の論調で男性を擁護した。「この程度の行為は公務員であろうと認められるべき表現・言論の自由の範疇である」、「政府に不都合な言論を弾圧するのか」、といった主張だ。

話は変わる。

先日、自衛隊の河野克俊統合幕僚長が、「一自衛官として申し上げるなら、自衛隊の根拠規定が憲法に明記されるのであれば非常にありがたいと思う」、と自衛隊の根拠規定を憲法に明記する安倍自民党の改憲案について前向きな感想を述べた。

クソリベ連中は猛反発、朝日新聞は「軽率すぎる改憲発言」と社説で批判した。よく言うわ。これがもし、「9条は変えるべきでない」といった護憲発言なら、批判せずに「自衛隊からも疑問の声が」、「自衛隊員の声を聞け!」、等と喜んだくせに(笑)。

サヨクの言論弾圧体質には反吐が出る。ほとんどの自衛官にとって、違憲呼ばわりされている現状の改善は「ありがたい」だろう。いちいち聞くまでもなく分かることだ。それをチラッと口にしたくらいで、一々問題視するなど馬鹿馬鹿しいにも程がある。

さて、朝日の社説に気になる点を見つけた。アレコレ難癖つけて幕僚長をネチネチ批判しているわけだが、そこに次の一文がある。

「かりに河野氏が一自衛官だとしても、法令を順守すべきなのは当然だ。一般の公務員でも、休日に政党のビラを郵便受けに配っただけで、国家公務員法違反の罪に問われた例もある」

そう、これはエントリ冒頭で紹介した「赤旗配って逮捕された事例」のことだ。

文章をよ~くご覧いただきたい。

一見すると、「国家公務員は政治ビラを配るだけで法令違反、幕僚長の発言はより重い違反であることは明白、朝日新聞はこれを許さない!」、といった意図が感じられる。だが、それは錯覚だ。読者を誤解させる朝日の卑劣なテクニックである。

当該文書において、朝日新聞としての主張は一切書かれていない。あくまで一般論を書いた、起こった事例をそのまま書いた文章にすぎない。

社説は、「公務員のビラ配り=悪いこと」を前提に幕僚長を批判しているが、ビラ配り事件において、朝日は「逮捕はケシカラン!」、「思想・表現の自由に対する挑戦!」、「それくらいええやんけ!」、といった態度だった。都合で白黒を逆転させる、実に卑怯な新聞だ。

そして、ビラ配り事件の最高裁判決は何と「無罪」である。当然、朝日らクソサヨメディアは、無罪判決に大喜びしていた。「だったら社説の文章は何なんだ?」と思うが、よ~く見て欲しい。朝日新聞は一言も「ビラ配り=違法・罪」とは書いていない。

「罪に問われた例もある」と書かれている。そういう事例が起きたのは事実だ。だが、「問われた結果」が書かれていない。そりゃ書けまい。ビラ配りは無罪、そもそも批判の根拠として不適当なのだ。不適当と知りつつも、改憲憎しで悪用したのだ。

きっと朝日は思った。「いいや、どうせバレるわけねーしw」、「5年前の無罪判決なんて愚民共が覚えているわけねーしwww」、「万が一バレても、批判されないよう表現を曖昧にしたし、ダイジョーブダイジョーブwww」、と。

残念だったなぁ、今の時代はバレるんだよ。そして記録にも残される。軽率は幕僚長でなくお前だ。積極的に事実を隠し、ねじ曲げ、主張の論拠に悪用し、読者を騙す新聞に報道機関を名乗る資格は無い。朝日新聞は恥を知るがいい。




朝日:(社説)河野統幕長 軽率すぎる改憲発言
http://www.asahi.com/articles/DA3S12954447.html?ref=editorial_backnumber
" 自衛隊制服組トップとして、軽率すぎる発言である。
 「一自衛官として申し上げるなら、自衛隊の根拠規定が憲法に明記されるのであれば非常にありがたいと思う」
 河野克俊統合幕僚長が、安倍首相が自衛隊の存在を憲法に明記する改正に言及したことについて問われ、そう語った。
 河野氏は「憲法という非常に高度な政治問題なので、統幕長という立場から言うのは適当でない」とも述べていた。菅官房長官は個人の見解であり、問題ないというが、同意できない。
 自衛隊法は隊員の政治的行為を制限している。同法施行令はその具体例として、政治の方向に影響を与える意図で特定の政策を主張したり反対したりすること、などをあげている。
 服務の宣誓では、すべての隊員が、憲法順守や政治的活動に関与しないことなどを誓う。
 首相のめざす改憲が実現すれば、隊員がより誇りをもって任務を果たせるようになる――。河野氏はそう考えたのかもしれない。だが、それを公の場で発言するのは話が別である。
 かりに河野氏が一自衛官だとしても、法令を順守すべきなのは当然だ。一般の公務員でも、休日に政党のビラを郵便受けに配っただけで、国家公務員法違反の罪に問われた例もある。
 まして同氏は20万人を超える自衛官を率いる統幕長である。首相の改憲提案は、与野党にも国民にも複雑な波紋を広げている、極めて政治的なテーマでもある。これに賛意を示すような発言は、政治的な中立性を逸脱すると言われても仕方がない。
 9条をどう改めるのか、集団的自衛権の扱いをどうするのか、議論の行方は分からない。
 自衛隊の将来像が見通せないなかで、隊員の命を預かる統幕長が、首相の政治的主張を後押しすると受け取られる発言をするのは軽はずみのそしりを免れない。
 安倍政権は制服組の積極的な活用を進めてきた。河野氏は頻繁に首相と会い、軍事的な助言をする立場だ。そうしたなかで政治との距離感を見失っているとすれば、文民統制の観点からも見過ごせない。
 河野氏は、南スーダンの国連平和維持活動(PKO)に派遣された陸上自衛隊の日報をめぐって事実上、「戦闘」の言葉を使わないよう指導したと語り、批判を浴びたこともある。
 災害救援などを通じて、自衛隊は幅広い支持を得てきた。河野氏の言動は、長い時間をかけて隊員たちが培ってきた国民の信頼を傷つけかねない。"





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コメント

こんにちは。
すべては反権力からくる方便、そこに信念はありません。
もっともらしく都合よくフレーズを利用する、だからブーメランが炸裂するのです。
安倍首相の葬式を出すためには何でも利用するってのがミエミエです。
朝日だけでなく民進党も同じ、そこがリベラル嫌いになる原因です、これでは日本に真のリベラルや健全な野党が誕生することはありません。
しかしなぜ安倍首相をそこまで嫌うのかよくわかりません、中韓は目の上のタンコブでしょうが、、、関係あるのかな?
  1. 2017-05-31 08:04
  2. URL
  3. kazusa #-
  4. 編集

To kazusaさん

こんばんは。

何故そこまで安倍総理を嫌うのか、分かっているようで、いざ聞かれると即答に困る質問ですね。

嫌いなのは分かる、でも、どうしてあそこまで強烈に嫌うのか。
これは少し悩む価値のある課題なように思います。
  1. 2017-05-31 20:55
  2. URL
  3. no-risu #-
  4. 編集

全く新聞は明治からかわらない

捏造に偽造、販売店への押し紙、そんなにエネルギーが大事なら、がり番で刷れ、ところで電話できますか?
  1. 2017-06-01 02:25
  2. URL
  3. 永田町の雀 #HurUS3vk
  4. 編集

To 永田町の雀さん

電話ですか?。

するわけないでしょ(笑)。
  1. 2017-06-01 21:46
  2. URL
  3. no-risu #-
  4. 編集

誤解を解きたいのでメールでもかまいません

あなたは、単なるネトウヨですね、私が怖いのですか、まあせいぜいネットで吠えてください。
  1. 2017-06-03 22:29
  2. URL
  3. 永田町の雀 #HurUS3vk
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