2017-06-05 19:58

忙しい人のための獣医学部新設に係る議事録2(26年8月19日)


※本エントリは、国家戦略特区ワーキンググループ ヒアリング(26年8月19日分)を、no-risuが主観で超簡略化したものです。岩盤規制に風穴開けたい内閣府と、露骨に既得権益を守ろうとする文科省の姿勢がよく分かります。

事務局
「前回に引き続き、新潟・愛媛の獣医師養成系大学・学部の新設計画について。」

八田WG座長
「では定員と需給の関係についてご説明願う。」

吉田局長
「獣医師数は足りている。地方に新設しても、どうせ都会に出て行くから意味がない。」

荻窪 恭明 農林水産省消費・安全局畜水産安全管理課課長補佐(以下、荻窪課長補佐)
「家畜獣医を見ると、産地である北海道や九州南部で獣医師は不足している。偏在していると考える。」

原WG委員
「ペット獣医は首都圏に集中しているが、他都市のペット数を考えても非常に多い。(獣医師の潜在需要があるのでは?)」

荻窪課長補佐
「首都圏のペット医療は高度化しているので人数も多いのかと。(せ、せやな)」

原WG委員
「さて、入学定員規制の判断根拠を確認するために議論してきたわけですが・・・・・、客観データを整理した上で規制されているわけではないということですね。」

荻窪課長補佐
「直接的なデータは無い。」

原WG委員
「ペット医療が高度化する、専門化をする状況が生じ、獣医師に対するニーズが増えているという環境がある。この課題を調査・評価しなければ、入学定員規制の妥当性を判断できないはず。」

八田WG座長
「需給調整は必然的に既得権を守りますから、それはやるべきではなくて、なるべく競争して、獣医師さんの職業も他の法律の職業と全く同じように競争してもらうというのが原則論かと思うのです。」

吉田局長
「国家資格には一定の需給調整が必要、という面もあることを考慮いただきたい。」

八田WG座長
「国家資格が、能力の検定でなく需給調整の道具になっている、と。」

吉田局長
「それがなにか。」

八田WG座長
「ふむ。国家資格を取って獣医になる人もいれば、資格を取らずに研究者に進む人もいるのでは?。」

牛尾課長
「人数は把握していない。」

八田WG座長
「今、医学部が少ないから、医学の研究に理学部卒業の人はいるけれども、医者出身の人が少なくて困ったという人が多いのですが、獣医学部から入ってくる人が結構いるのではないかと思うのです。」

牛尾課長
「でしょうね。大学院では獣医学と医学の連携もやっているし、畜産学とか関連する分野もありますので。

八田WG座長
「となると、国家試験を気にしないで獣医学部をふやしても、それなりの社会的ニーズは非常にある、ということですな。」

吉田局長・牛尾課長
「・・・ぐぬぬ」

八田WG座長
「さて、非常に難しい立場におありになることはよく分かっているのですけれども、これはどういうふうにしますか。理屈の上では国家資格による需給調整というのはよくないと思う。国家試験を理由に需要が無いというのはおかしいわけで、ニーズに基づき獣医学部を増やしても良いのではないかと思います。

吉田局長・牛尾課長・荻窪課長補佐
「・・・ぐぬぬ」

八田WG座長
獣医の団体の政治的な力というのは結構昔からいろいろあるのですか。これは農水省にまず力をかけて、それから文科省にという感じですかね。余り答えられないですね。不思議な感じが確かにするのでね。それでは、時間をとって申しわけありませんけれども、今後とも協議させていただきたいと思います。どうもありがとうございました。

吉田局長・牛尾課長・荻窪課長補佐
「・・・ぐぬぬぬ!」



27年1月9日に続く





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